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ベイブレード海外ランキング(2026/05/08〜05/22)【ベイブレードX】

仮面A(エース)だ。

BBX WEEKLYの更新が2週連続で止まっている。

待っていても動かない。だから俺が書く。

WBO(World Beyblade Organization)の大会記録を直接集計し、独自のスコアを算出した。海外競技シーンで今何が起きているかを、データで見せる。

📌 集計方法について 本レポートはBBX WEEKLYとは異なる独自集計だ。WBOの公開大会記録を元に、参加人数 × 順位係数(1位=3、2位=2、3位=1)で重み付けしたスコアを算出し、最大値100に正規化している。BBX WEEKLYの「加重ポディウムスコア」とは計算式が異なるため、数値の直接比較はできない。

集計期間:2026/05/08〜2026/05/22 対象:ランクドイベント59大会 / 延べ1,893人 データソース:WBO Winning Combinations(公開情報)

今週のランキング

ブレード

| 順位 | ブレード | スコア |
| #1 | シャークスケイル | 100.0 |
| #2 | ウィザードロッド | 82.9 |
| #3 | エアロペガサス | 39.7 |
| #4 | フェニックスウィング | 23.8 |
| #5 | ワイバーンホバー | 19.9 |
| #6 | コバルトドラグーン | 18.5 |
| #7 | シルバーウルフ | 13.0 |
| #8 | ブラスト | 12.3 |
| #9 | メテオドラグーン | 10.6 |
| #10 | バレットグリフォン | 8.6 |
| #11 | ティラノビート | 6.0 |
| #12 | ナイトメイル | 4.8 |
| #13 | クロックミラージュ | 3.9 |
| #14 | マミーカース | 3.3 |
| #15 | ゴーレムロック | 2.0 |
| #16 | ブリッツ | 1.8 |
| #17 | サムライセイバー | 1.3 |
| #18 | デルタ | 1.2 |
| #19 | インパクトドレイク | 1.1 |
| #20 | ユニコーンスティング | 0.8 |

ビット

| 順位 | ビット | スコア |
| #1 | Hexa(ヘキサ) | 100.0 |
| #2 | Rush(ラッシュ) | 85.9 |
| #3 | Low Rush(ローラッシュ) | 85.8 |
| #4 | Kick(キック) | 56.4 |
| #5 | Free Ball(フリーボール) | 54.4 |
| #6 | Level(レベル) | 27.7 |
| #7 | Elevate(エレベート) | 24.7 |
| #8 | Jolt(ジョルト) | 15.0 |
| #9 | Low Orb(ローオーブ) | 13.0 |
| #10 | Wedge(ウェッジ) | 7.5 |

ラチェット

| 順位 | ラチェット | スコア |
| #1 | 1-60 | 100.0 |
| #2 | 9-60 | 70.6 |
| #3 | 3-60 | 41.2 |
| #4 | 1-70 | 36.6 |
| #5 | 1-50 | 32.0 |
| #6 | 7-60 | 28.9 |
| #7 | 5-60 | 12.1 |
| #8 | 1-80 | 9.7 |
| #9 | 6-60 | 5.0 |
| #10 | 4-50 | 4.9 |

今週の鉄板カスタム

スコアが高い上位5ブレードについて、大会記録から頻出カスタムを抽出した。

#1 シャークスケイル

鉄板①:シャークスケイル 1-70 Low Rush

59大会中、最も多くの入賞デッキに登場した組み合わせだ。1-70ラチェットは重心を低くしつつ適度な接触高さを確保する。Low Rushビットとの組み合わせにより、Xライン乗り上げ後の直進性と接地安定を両立している。シャークスケイルの攻撃的なブレード設計に「コントロールされた速さ」を与える構成だ。

鉄板②:シャークスケイル 1-60 Kick

1-60ラチェットで重心をさらに下げ、Kickビットの小径接地で鋭い軌道変化を引き出す。攻撃的なカスタムで、3on3デッキでの「先鋒エース」として機能しやすい。スタミナよりもKO優先の設計思想だ。

鉄板③:シャークスケイル 9-60 Free Ball

9枚翼のラチェットでスタビリティを稼ぎ、Free Ballビットの自由回転で被ダメージを抑えながら生き残る。1-70 Low Rushとは対照的な「守りの」シャークスケイルだ。ウィザードロッドとデッキを組む際の役割分担として機能する。

#2 ウィザードロッド

鉄板①:ウィザードロッド 1-60 Hexa

このカスタムの独走ぶりは別格だ。59大会の全データを合算すると、他のウィザードロッドカスタムを圧倒する出現頻度を記録している。1-60ラチェットの低重心設計とHexaビットの16枚ギアによる高速Xダッシュが、スタミナと攻撃の両面で機能する。現環境の「解答」として定着した組み合わせだ。

鉄板②:ウィザードロッド 1-60 Free Ball

Hexaの次に頻出。Free Ballの自由回転軸はXライン加速後の自滅リスクを抑え、打ち合いでの回転ロスを最小化する。スタミナ特化デッキの中核として、より防御寄りの役割を担う。

#3 エアロペガサス

鉄板①:エアロペガサス 1-50 Rush

1-50の超低重心でコントロール性を高め、Rushビットの直進性で精密なアタックを実現する。エアロペガサスのブレード設計は慣性モーメントが高く、低重心ラチェットとの組み合わせで安定した回転を維持しながらも機動力を保てる。

鉄板②:エアロペガサス 1-60 Rush / 1-80 Rush

1-60は1-50よりわずかに接触高さが上がり、より多くの相手ブレードにヒットしやすくなる。1-80は長期戦での姿勢安定を優先した選択で、スタミナ寄りの運用を意識した構成だ。

#4 フェニックスウィング

鉄板:フェニックスウィング 3-60 Rush / 3-60 Low Rush

3枚翼・高さ60の標準的なラチェットに、Rush系ビットを合わせた構成が最多。フェニックスウィングの翼形状はXライン上での滑らかな加速を引き出しやすく、3-60ラチェットがその安定性を補強している。Rush・Low Rushの使い分けは「速度優先か制御優先か」という個人の判断による。

#5 ワイバーンホバー

鉄板:ワイバーンホバー 9-60 Kick / 9-60 Jolt

9枚翼・高さ60のラチェットでスタビリティを確保し、Kickビットで攻撃的なアタックを加える。Joltは16枚ギアのXダッシュ性能でより高速なヒットを狙う選択だ。oval(楕円)形状のブレード設計が接触時にリバース特性を発揮し、アウトポジションから自力で戻る能力が他のアタック型との差別化になっている。

今週のトピック

① バレットグリフォンが来た——10大会で入賞、Hexaに収束

この2週間でバレットグリフォンが10大会に入賞した。

| 順位 | 大会 | 規模 | カスタム |
| 1位 | Champions Path #8 | 17人 | バレットグリフォン Jolt |
| 3位 | No Limit Blading #14 | 54人 | バレットグリフォン Jolt |
| 2位 | Bladerverse NXT Legaci #2 | 40人 | バレットグリフォン Hexa |
| 1位 | NWBBL Pre-Season Warm Up | 31人 | バレットグリフォン Hexa |
| 1位 | RC games Bi-Weekly | 29人 | バレットグリフォン Hexa |
| 2位 | T-Bladez Carlsbad #2 | 36人 | バレットグリフォン Hexa |
| 1位 | Calgary Spring Major | 63人 | バレットグリフォン Hexa |
| 3位 | Portland Trail-Bladers #23 | 30人 | バレットグリフォン Hexa |
| 2位 | Beyblade X @ Bad Machines #5 | 44人 | バレットグリフォン Hexa |
| 2位 | TCGDUCKHUNTER RANKED #3 | 32人 | バレットグリフォン Hexa

前週のレポートでこう書いた。「使用ビットがJolt・Merge・Hexaと分散している——最適解がまだ見つかっていない可能性がある」。

今週で収束した。10件中8件がHexa。
一旦収束したカスタムがどう推移するか、注視が必要だ。

② ウィザードロッドなし優勝が19件——「必須」が「選択肢」になった

59大会中、ウィザードロッドを使わずに優勝したデッキが19件確認できた。

その中でも規模の大きいものを見る。

  • No Limit Blading #14(54人/Ranked) 1位:ワイバーンホバー 9-60 Jolt / シャークスケイル 7-60 Rush / フェニックスウィング 1-70 Low Rush

  • Georgia CCS Spring into Battle(119人) 1位:シャークスケイル 1-50 Kick / ナイトメイル 9-60 Low Rush / フェニックスウィング 3-60 Rush

  • Buster Cup(49人/Ranked) 1位:シルバーウルフ 9-60 Free Ball / エアロペガサス 1-80 Rush / シャークスケイル 1-60 Kick

  • Kansas City Beyblade(50人) 1位:クロックミラージュ 4-55 Low Orb / ヴァルキリーブラスト 1-50 Kick / シャークスケイル 7-70 Low Rush

これらに共通するのは、ウィザードロッドの「スタミナ枠」が別のブレードで代替されている点だ。シルバーウルフの横長設計によるスタミナ、クロックミラージュの持久特性、ナイトメイルの防御力——それぞれが「ウィザードロッドがなくても3on3デッキが機能する」ことを示している。

ウィザードロッド 1-60 Hexaは依然として環境最強クラスだ。しかし「ウィザードロッドがなければ勝てない」という時代は終わりつつある。デッキ設計の多様化が進んでいる。

③ ユニコーンデルタが2大会で入賞——CXエクスパンドの新展開

新商品・ユニコーンデルタがランクド(ランキング対象のガチ寄りの大会)で2件入賞した。

  • NWBBL Pre-Season Warm Up(31人/Ranked) 1位:ユニコーンデルタ Flow Heavy 3-60 Kick / バレットグリフォン Hexa / シャークスケイル 9-60 Low Rush

  • Dave and Busters Weekly #14(18人/Ranked) 3位:シルバーウルフ 3-60 Hexa / ユニコーンスティング 9-60 Point / ユニコーンデルタ Peak Heavy 1-60 Low Rush

両方でにアシストブレードにヘビー(H)が採用されいているが、オーバーブレードが異なる点に注目する。Flow HeavyとPeak Heavyでは重心の乗り方が異なり、前者は回転方向への加重、後者はピーク時の接触圧を高める設計だと推測する。カスタム性の高いブレードだけに、今後も環境に応じたカスタムが見られる可能性はある。

2件はまだ「傾向」と言えるほどのサンプルではない。ただし同期間に複数の独立したランクドイベントで入賞している事実は記録しておく価値がある。

④ 旧世代ブレードの復権——サムライセイバーとユニコーンスティング

環境に「いなかった」はずのブレードが表彰台に戻ってきた。

サムライセイバー

  • Calgary Spring Major(63人/Ranked)2位サムライセイバー 1-60 Hexa / ウィザードロッド 7-60 Free Ball / ペガサスブラスト 3-60 Low Rush

日本でも先のG1大会で活躍を見せたサムライセイバーが、63人規模のランクドイベントで2位入賞。1-60 Hexaという構成は「スタミナとXダッシュを両立させる」スタンダードな組み合わせだ。——つまり特化させるカスタムと言うよりも「サムライセイバーの素の性能」を活かしたカスタムで2位を取った、と解釈できる。

ユニコーンスティング

  • Dave and Busters Weekly #12(49人/Ranked)3位ユニコーンスティング 6-60 Free Ball / TriceraPress 9-60 Low Orb / シルバーウルフ 1-60 Wedge

  • Dave and Busters Weekly #14(18人/Ranked)3位:シルバーウルフ 3-60 Hexa / ユニコーンスティング 9-60 Point / ユニコーンデルタ 1-60 Low Rush

  • Nook Arena 33(9人)3位:ScorpioSpear 6-60 Low Orb / RedHulk 7-60 Hexa / ユニコーンスティング 9-60 Low Rush

3件全て3位入賞・中小規模大会だ。「環境に戻ってきた」と断言するには早い。ただし3件とも異なる大会・異なるプレイヤーによる入賞だ。同一プレイヤーが連続して使った結果ではない。

使用カスタムは9-60系が2件。9枚翼のスタビリティを活用した構成で、ユニコーンスティングの安定性が評価されている可能性がある——が、これも俺の仮説の域を出ない。

俺は仮面A。BBX WEEKLYが動かなくとも俺がWBOのデータを置い続ける。

参考資料——「俺だけを信じるな、一次ソースを当たれ」

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