吃音の僕とひきこもりの兄
小学校3~4年生頃、僕は吃音になった。どもりってヤツだ。
国語の音読の時間。クラスみんなで1行ずつ読む。
ある日突然「い、い、いつも」と「い」を連発した。
何これ!?と自分でも驚いた。そして、また「い、い、いつの間にか」と、連発した。
そしたら、もう…「い」から始まる文章よ、来ないでくれと願うばかり。
日に日に緊張は増して、僕が23人目でも、「。」を数えて、自分が何の文字から始まるか、数えるのが習慣になっていた。
どもりは治ることなく「い」を連発すれば、教室にクスクスと笑い声。それが何度も続くと大爆笑になった。
なんで、言葉が出ないんだ。僕の中で何が起きているんだ。
そして「た」もダメになり、「さ」もダメになり、半年間で20音くらい僕はつっかえるようになった。
心は壊れていった。あんなに仲良しだった友達が笑う。そして、授業が終われば、笑った事がなかったかのように普通に話しかけてくる。
僕はその時から、友達の事を友達と言わず、クラスメイトと呼んだ。
友達は2人だけになった。
その友達にさえ、悩みは話せなかった。
家では兄が不登校になり始めて、母とバトル。母は布団をはがす。兄は抵抗する。やっと布団から出てきても、今度はトイレから出てこない。
そして、やっとやっと外に出ても、すぐに帰ってくる。
外では母が見張り、兄が1人で歩くと、急に立ち止まる。それを母が引っ張って学校に連れていこうとする。
電柱に捕まる兄。「行きたくないーーー!」と叫ぶ兄。「行きなさい!」と叫ぶ母。
父は放置。
兄は不登校気味になり、兄が5~6年生の頃はもう、かなり休み、そして中1の夏休み以降は、学校に1度も行かなくなった。
僕はそのストレスから吃音になったのかなと、今でも思っている。視力も2・0から0・4になったし。
僕は、家にも、学校にも、居場所がなかった。
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物書きを仕事にしたくて頑張ってきました!1度諦めた夢です。しかしnoteと出逢えて表現場所が出来て嬉しいんです!有料記事を無くしていきたいのでチップの応援お願い致します🙇♂️