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ナニも詩羅無い 2019

神尾篤史といいます。1997年生まれの作家です。
福島県産まれ(南相馬産まれ)で福島市在住です。

私の故郷、福島市では2018年に
サンチャイルド撤去騒動がありました。
(詳しくは下記の記事を参照してください)

当時市民として歩いててサンチャイルドがいきなり視界に現れた時普通にびっくりしました。
キモっ…と思いつつ味気ない福島市に新しいものができたなと思いました。
でもあっという間に問題視されて去っていきましたサンチャイルドくん。
ちょっと寂しかったです。
でも確かに住民や市民との合意形成をちゃんとせずトップダウンで勝手に置いたものにしては気持ち悪いし尖りすぎだしでかすぎだと思いました。だからこれで良かったんだなとは今は思います。

サンチャイルドの去ったこむこむ(福島市) 2018


それによってまた福島市は何も変わらなかったということが、安心したのか絶望したのか当時それなりに複雑だったと思います。

サンチャイルド(太陽の子)について考えながら作った立体作品です↓

仮面の子(2018)
エポキシパテ 他
第52回福島市民美術展彫刻の部で市美術賞をいただきました 2018

そんな中2019年に福島市から東京の新芸術校に通ってる時にこんな絵を描きました↓

ナニも詩羅無い (2019)
paper ball pen marker pen 100yen gaku
32.3cm×23.5cm

福島市にでかい雷神(神木?)が君臨してるイメージです。
新芸術校に通って負荷がかかりまくって病みまくってる時に描いた絵です。
本麒麟を飲んで酔いながらすごい熱量でこれを描いてたのを覚えています。
新芸術校の連中を(東京の奴らを)圧倒したい、俺が福島を福島(市)をぶち上げたいと思いながら描きました。
サンチャイルドみたいな像からドカーッと神的なものが屹立しています⚡️
サンチャイルドはさよならバイバイしたけど
自分がそれの代わりになるようなものを作りたいと思って描きました。

福島県福島市の市民は「福島市は何もない(NANIMONAI)」とよく言うのですが、
そんなこのまちが絶妙に俺には愛くるしいです。
ずっとひとりだと思ってましたけど
福島(市)にはちゃんとあるし、いる。とは今は思いますね。

だから自分が愛着を持ってしまったこのまちに
ちょっとでも何か"地方創生"みたいなことがしたいです。


神尾篤史 2026.6.25.

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