俺ほど幸せな大学教授はいない(2):千葉の教え子たち
正月に書いたこれの続編ということになりますね。
2025年3月7日(金)は、千葉県にいった。上久保ゼミ出身の教え子、千葉県議会議員補選に出馬する小高夕佳・前成田市議の出陣式、および無投票当選となったので、その当選報告会に出席するためだ。
出陣式は午前10時。当選報告会は、立候補締め切りの午後5時の後、6時くらいからだった。
その間、時間があったので、千葉市に移動して、千葉にいるもう1人の教え子、毎日新聞の林帆南記者に会った。
林さんの人となりは、この記事を読めばわかる。
これはとてもいい記事で、現役のゼミ生、塾生、その他の若者、これから就職する人はぜひ読んでほしいと思う。
林さんは、現在15代目になっているゼミの5代目で(小高さんの1年上)、就活の時、ずっと新聞記者って言ってて、大手全部だめでどうなることかと思った。12月くらいになって地元・北海道の小さな新聞社に決まったって連絡があって、「初期貫徹だな!よかった」って喜んだのを覚えている。
それから、一度、取材の電話がきたことがあったのだけど、7年くらいたってから、「毎日新聞に決まりました」って連絡があって。ほんとの初志貫徹だなって、感動して自分も泣いた。
ちゃんとやっているか、ずっと心配してたのだが、記事の通り「記者の仕事は楽しいです」と本人から聞いて、安心した。
林さんが起源の僕の「法則」が1つあって、それは「上久保の冗談を大笑いできる人は伸びる」(笑)というもので、ゼミに入る前、大教室の中段の真ん中くらいに座って、毎回僕が冗談を言うたびに、ガハハハッて大笑いしていたのを、よく覚えている。
そういう柔軟性というかね、余裕があるというか、新しい知識などに対する素直な吸収力につながるし、地頭賢人だと思うんだよね。まじめに1つの指標です。
それで、ゼミ合格(笑)。いや、それだけじゃないんだけど、もちろん。
ということで、小高さんの話に移ります。
小高さんは6年前に、成田市議に最年少で当選、2年前の2回目の選挙はトップ当選。今回、県議が国会議員に転出した補選で、まだ自民党市議の中で下から何番目?(ひょっとしてまだ最年少?)で抜擢されて、立候補した。
小高さんが世話になっている片山さつき参院議員もきた。
今日から千葉県議選補選、以前から応援して成田市議トップ当選の #おだか夕佳… pic.twitter.com/svk3IWTlU1
— 片山さつき (@satsukikatayama) March 7, 2025
この写真の向かって左側の端に僕もいました(笑)。
出陣式は、3回目の出席だが、僕もあいさつさせてもらっている。大学の恩師が来る出陣式は極めて珍しいようだが、小高さんは必ず声をかけてくれるし、壇上にまで上げてくれる。
ということで、僕の挨拶を載せておこうと思う。
『立命館大学の上久保です。小高ゆうかさんの大学時代の「師匠」ということになります。
私は、これで出陣式に来るのは3回目です。いつも聞かれるのですが
「先生は、こんな朝早く、どうやって京都からきたんですか?」
って。大学の世界は古い価値観もありまして、師匠、弟子の関係というのがあります。師匠にとって、弟子は「我が子」であります。「我が子」の一大事、親がウルトラマンのように「時空」を超えて飛んでくるのは、当然であります!
みなさん、これから私のことを
「ウルトラの父」
と呼んでください(笑)。
小高さんのことは、大学時代から今日まで、ずっと見守ってきましたが、一言でいえば、「なにも変わらない」ということだと思います。
大学の時、小高さんは「政治家になりたい」と言って、僕の門を叩きました。まじめに勉強していましたよ。ですが、
「やんちゃでしたね」(小高さん、爆笑)
やらかしましてね、本人に聞こえないところで「なにやってんだ!」っていったら、ノーメイクでやってきて土下座してました。
京都での研究発表会、代表で出場して、優秀賞(同点2位相当)になったのですが、「1位じゃないから」と審査委員長に悪態。ギャン泣きして会場を飛び出し、私が謝罪(小高さん、会場爆笑)。
こんな感じでしたが、ご存じの通り、トリマーやってから22歳で大学に入りましたから、周りより年長ということがありましたが、とても面倒がよかった。暖かい、優しい子です。
それは、今もなにも変わっていない。毎日、彼女のインスタグラムを観るのが日課ですが、本当に一生懸命やっている。
政治家になり、トップ当選し、議会でも委員長とか活躍しても、なにも変わらない。まったく驕ることなく、偉そうにすることなく、本当に一生懸命やっている。
これが、本物の政治家の姿だと思います。
世の中は変わっています。今は、政治家になるハードルもずいぶんと低くなりました。新しい政治勢力が生まれ、たけのこのように新しい人が政治家になる。自民党にひどい逆風も吹いている。
しかし、1、2回当選できても、生き残るのは本物だけです。
どうぞ、これからも、一生懸命、一生懸命やってください。驕らず、偉ぶらず、みなさんのために、働いて、働いて、働きぬく。本物の政治家になってください。
どうぞみなさん、小高ゆうかを、よろしくお願い致します。』
というこで、捧腹絶倒挨拶終わりました(笑)。
出陣式の時は、「一生懸命」を強調しましたが、県議となった今、一言新しい言葉を贈りたいと思います。それは、
「規格外であれ」
ということ。成田は空港があって、その再活性化に政府が取り組むことが決まっている。開発のための、特別な規制緩和も決まっている。世界と直接結びつく、特別な場所でもある。
政治家として、極めて強運というか、いろんなことをやって、大きく成長できる。
「規格外」に行動してほしい。成田から、新しい日本の政策を、まったくこれまでにない日本のモデルを生み出し、日本に、世界に示してほしいと思う。
政治家も新聞記者も、自分が昔なりたくて、なれなかった仕事。それを教え子が実現してがんばっている姿をみれた。なんと楽しい、幸せなことだろうかと、実感する一日となりました。
