Case1:category「人間関係」 ① 環境と距離感
はじめに
神座には、これまで多くのご相談が寄せられてきました。
同じような悩みに見えても、その背景や置かれている環境、そして一人ひとりの感じ方は、それぞれ異なります。
この「Case」では、実際にお受けしたご相談をもとに、個人が特定されないよう内容を再構成してご紹介しています。
ここでお伝えしたいのは、「正解」ではありません。
もし、あなたがこの相談を受けたなら、どのような言葉をかけるだろう。
そんなことを考えながら読んでいただけたら嬉しく思います。
なお、このCaseに対する神様からの見解や、私たち二人の視点については、「Case Review」にてお話しします。
ご相談内容
「先生、今の職場で私はどう見られているのでしょうか。
なんとなく、あまり良く思われていないような気がするんです。
私の席から二つ先に座っている年上の女性上司が、いつも私を睨んでいるように感じるんです。
しかも、私の席の後ろを通るたびに、わざと椅子にぶつかったり、蹴られたりしているような気がして……。
仕事でも、『これをやっておいて。』と言われて一生懸命作った書類に、毎回細かくダメ出しをされます。
『また私だけ……。』
そんなふうに思ってしまうんです。
もう、これはパワハラなんじゃないかと思っています。
だから先生、私はこの会社を辞めようと思っています。
すぐに辞めても、次の仕事は見つかりますよね。
私、仕事には自信がありますし、誰よりもできると思っているので、きっとどこへ行っても必要としてもらえると思うんです。
……先生は、どう思いますか。」
私が最初に感じたこと
このようなご相談を受けたことがあります。
正直に言えば、そのとき私の中には一つの考えが浮かびました。
「このまま働き続けることは、相談者さんにとっても、職場にとっても良い結果にならないかもしれない。」
それが、そのときの率直な第一印象でした。
ただ、その考えを、そのまま相談者さんへ伝えることはしませんでした。
なぜなら、私にはまだ確認したいことがあったからです。
そこで神様にもお伺いを立てながら、相談者さんと一緒に状況を整理していくことにしました。
神様は、この出来事をどのように見ていたのでしょうか。
そして私は、その見解をどのように受け取り、相談者さんへお伝えしたのでしょうか。
その続きは、「Case Review」でお話ししたいと思います。
あなたなら、どうしますか。
あなたなら、この相談者にどんな言葉をかけますか。
「辞めた方がいい。」
「もう少し頑張った方がいい。」
答えは、一つではないかもしれません。
ぜひ、一度ご自身の立場に置き換えて考えてみてください。
