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「売れる企画」を一気に形にする。AIが得意な「整合性」と、期待を超える「AI×AI」の連携術

【連載】実務で使える生成AI活用術【第4回】

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■泥臭い「実行」に、AIの冷徹な一貫性を。

​かつて、名経営者は言った。「戦略は一割、実行が九割である」と。

どれほど3CやSTPで美しい設計図を描いても、顧客が触れる「4P(製品・価格・流通・販促)」でその整合性が一箇所でも狂えば、企画は音を立てて崩れる。

​例えば、高級志向を謳いながら、販促の言葉に「コスパ」という卑俗な単語が混ざる。あるいは、ターゲットが深夜に一人で悩んでいるのに、営業時間が日中だけである。こうした「論理の毛羽立ち」を、これまでの私たちは徹夜のコーヒーと、なけなしの直感で削ぎ落としてきた。

​だが、今はAIがいる。

私の4訂版となる拙著『よくわかるこれからのマーケティング』に込めた15年の知見。それをプロンプトという「命令系統」に変え、AIに同期させる。すると、AIは人間が陥りがちな「願望という名のバイアス」を排し、戦略から施策までを一本の鋼鉄の線で繋ぎ止める。

​さらに、私は「AI×AI」という連携を好む。

ChatGPTで練り上げた最高精度のテキストを、スライド生成AI「Gamma」へ流し込む。かつて数日を要したパワポ作成の苦行は、わずか数十分の「対話」へと変わる。

「考える苦しみ」から「形にする喜び」へ。

来週、私はこの「魔法の杖」の設計図をすべて公開する準備を進めている。

■​2. AIの本領発揮:論理の「整合性」を完璧に担保する

​理論上、STPが緻密に設計されていれば、4Pの方向性は自ずと導き出される。しかし、生身の人間がこれを行うと、どうしても主観や慣れが混ざり、どこかで論理の矛盾が生じたり、施策が凡庸なテンプレートに収まったりしがちだ。

​ここでAIの特性が本領を発揮する。論理的な一貫性を保ちながら膨大な変数を処理することは、AIが最も得意とする領域の一つだからだ。私のプロンプトには、長年の実務と、この3月末に4訂版が刊行される拙著『よくわかるこれからのマーケティング』で磨き上げてきた「4P同士の整合性を図るための留意点」が変数として組み込まれている。

​指揮官(あなた)が正しいプロンプトという「命令」を与えれば、AIは戦略を寸分の狂いもなく具体的な施策へと「翻訳」してくれる。一貫性を維持したまま、製品の特長から価格設定の妥当性、販路の選定、そして心を動かすプロモーションまでを一気に繋ぎ止める。

PwCの調査によれば、生成AIによる業務効率化は、こうした戦略策定や意思決定といった「付加価値の高い業務」への時間シフトを可能にしているという。

■​3. 作業を「変換」に変える:ステップバイステップの魔法

​多くの人が陥る誤解がある。それは、検討した内容を横に置き、「さあ、これから企画書を書こう」と、またゼロから思考を始めてしまうことだ。これは作業効率を著しく下げる。

​プロの手法は違う。これまでの検討プロセスで蓄積されたデータを、企画書という形式に「変換」するのだ。しかも、ここで重要なのは「AIに一度にすべてをやらせない」ことにある。

​私は「多段階プロンプト」という手法を推奨している。
​まず、企画書全体の構成(アウトライン)を作成させる。
​次に、各項目の詳細を肉付けし、具体策を詰める。
​最後に、表現をクライアントの好みに合わせてブラッシュアップする。
​このようにプロンプトを数段階に分割し、ステップバイステップでAIに指示を出す。この「変換プロセス」を経ることで、驚くほど高精度な企画書が、あたかも自動生成されるかのように完成していく。

■​4. 最終兵器「AI×AI」:Gammaでスライドを即戦力レベルへ

​企画書のテキストが完成しても、最後に立ちはだかるのが「スライド作成」という壁だ。ChatGPTなどの文書生成AIにPowerPointの構成案を作らせてみたものの、そのデザインセンスの低さにがっかりした経験はないだろうか。

​解決策はシンプルだ。「餅は餅屋」に任せればよい。文書生成AIで作った高品質なテキストを、スライド生成に特化したAI(例えばGammaなど)に受け渡す。これこそが、期待を超えるアウトプットを生み出す「AI×AI」の連携術だ。

​IPAの報告書でも、複数のAIツールを組み合わせて最適化する「マルチモーダル・マルチAI活用」のトレンドが指摘されている。これにより、かつて数日を要していた企画書とスライドの作成作業は、わずか数十分に短縮される。しかも、その仕上がりはそのままクライアントに提出できるプロレベルのクオリティだ。もはや、パワポの微調整に徹夜する時代は終わったのである。

■​5. まとめ:3月9日、あなたの「アウトプット」の定義が変わる

​企画とは、本来「考える苦しみ」から「形にする喜び」であるはずだ。AIを賢く使い分けることで、私たちは単なる「作業者」から解放され、より本質的なクリエイティビティに没頭できるようになる。

​3月9日のセミナーでは、私が実際に使っている「ステップバイステップの分割プロンプト」をすべて公開する。さらに、Gammaを組み合わせて即座にプレゼンスライドを完成させるまでの全工程をライブでお見せする予定だ。
​あなたの仕事の景色を変える準備はできているだろうか。

【​根拠情報(エビデンス)】

・​PwC:生成AIに関する実態調査2025
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/2025/assets/pdf/generative-ai-survey2025.pdf

・​独立行政法人 情報処理推進機構(IPA):DX動向調査2025
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/tbl5kb0000001mn2-att/dx-trend-2025.pdf

■​編集後記:セミナーへのご案内

​企画書作りは、もう「苦しい作業」ではありません。AIとAIを掛け合わせ、ステップバイステップで「変換」していく快感。

​3月9日、私の手の内をすべてさらけ出します。数日かかっていた企画提案が、数十分で完成する。その驚きの光景を、ぜひご自身の目で確かめてください。


セミナー開催案内

▼ セミナーの詳細確認・お申し込みはこちらから

当日は、私が実務で磨き上げた『完全版プロンプト集』を配布します。これはセミナー後、単体でも2,980円で有料販売する予定のものですが、受講者の皆様にはその『使いこなしの極意』と共に、受講料のみで無料でお渡しします。


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