世界に一つだけの物を作る喜び
昨年末から洋裁を始めました。
きっかけは、海外生活をしていると自分のサイズに合う服がなかなか見つからなかったことです。
ミシンの糸の通し方さえ知らない状態でしたが、ご縁があって服作りを教えてくれる友人に出会いました。
昔のわたしは、とにかく裁縫が苦手でした。
家庭科も得意ではなく、「自分が服を作る日なんて来ないだろう」と思っていたくらいです。
そんなわたしが今では洋裁の魅力にすっかり惹かれ、ドイツに来てからも迷わずミシンを買い、洋裁を続けています。
気づけば、ブラウスやワンピース、ズボンといった洋服だけでなく、iPadケースやKindleカバーなど、普段使う小物も作れるようになりました。
そんな洋裁の魅力って何だろう。
改めて考えてみると、一番に思い浮かんだのは、
作るものすべてが世界に一つだけということです。
作り方や型紙は、本や先生から教えてもらったものを使っています。
でも、選ぶ布は人それぞれ違いますし、裁断や縫い方もほんの少しずつ変わります。
だから同じ型紙を使っても、全く同じ作品は二度とできません。
それが洋裁の一番の魅力なのだと思います。
そして、自分で作った洋服を着て出かける時間が、わたしはとても好きです。
誰かに「これ、自分で作ったんだよ」と自慢するわけではありません。
でも心の中では、
「これはわたしが作った服なんだ。」
「世界に一つしかない一着なんだ。」
そんなことを思いながら歩いていると、とても幸せな気持ちになります。
まだまだ作りたいものはたくさんあります。
焦らず、一つずつ。
いつか身の回りが、自分の手で作ったものに少しずつ囲まれていったら素敵だなと思っています。
