見出し画像

お風呂屋さんの女が本気でイクことはあるのか|お店では言えないこと

男の人って、どうしてそんなに「イカせたかどうか」にこだわるんだろう。

仕事を始めてから、特にそういう空気を感じます。
こっちの反応を見ながら、少し誇らしそうにしたり、「気持ちよかった?」と聞いてきたりする人がいます。

最初に正直なことを言うと、基本的にはイきません。
少なくとも私は、そんな簡単に感情が動くものではないと思っています。

好きな人といるわけではないし、気持ちが乗っているわけでもない。
仕事としてその時間を過ごしていて、相手に不快な思いをさせないように反応しているだけのこともあります。

だから、反応が良かったからといって、それを全部本当だとは思わないでほしいです。
お客さんが気持ちよく帰れるように、空気を読んでそういう反応をしていることなので。

まぁ、これで終わるとあまりにも夢がないので、もし本当にそうなる可能性があるとしたら、何が必要なのか考えてみました。

まず一番大事なのは、清潔感です。

これは本当に大きいです。
顔がどうとか、年齢がどうとかより先に、近くにいて不快じゃないか。
口臭、体臭、服の匂い、爪、髪、肌。
そういう細かいところは、思っている以上に分かります。

ニオイがない。
身なりが小綺麗。
それだけでかなり印象は変わります。

逆に、どれだけ優しくても、どれだけお金を使ってくれても、近くにいるのがしんどいと思ってしまった時点で、気持ちはかなり遠くなります。

次に、顔が好みかどうか。

これは、綺麗事抜きで正直あります。
こちらも人間なので、好みの顔をした人が来たら、少し嬉しい気持ちにはなります。

ただ、それだけでどうにかなるほど単純でもありません。

顔が好みでも、清潔感がなかったり、距離感がおかしかったり、態度が雑だったりすると一気に冷めます。
逆に、顔が特別好みじゃなくても、穏やかで清潔感があって、ちゃんと人として接してくれる人は印象に残ります。

三つ目は、性格です。

話しやすい人。
こちらの反応をちゃんと見てくれる人。
無理に踏み込んでこない人。
変に上から来ない人。

そういう人は、一緒にいて疲れにくいです。

共通の趣味や話題があったり、会話のテンポが合ったりすると、仕事中でも少しだけ気持ちが楽になります。
「この人なら嫌じゃないな」と思える瞬間はあります。

最後に、プレイの部分。

雑に扱わないこと。
自分本位にならないこと。
こちらの反応を見て、嫌そうなら止まれること。
痛くしないこと。
確認できること。

たぶん、これができる人はプライベートでも少ないです。
お店に来る人は、なおさら少ない気がします。

正直、私はまだ「この人、本当に上手いな」と思う人には出会っていません。
そもそも、そういうことが自然にできる男性は、女の人に困ってなさそうだから、わざわざ来る必要がないのかもしれません。

結局、可能性だけで言えば、清潔感があって、顔が好みで、性格も合って、雑じゃなくて、こちらの反応をちゃんと見られる人なら、もしかしたら何かが動くことはあるのかもしれません。

でも、それでも最後まで本気かと言われると分かりません。

途中までは少し気持ちが入ることがあったとしても、仕事中に全部を預けるのは難しいです。
疲れるし、感情を出しすぎるのも怖い。
だから結局、どこかで演技に戻る気がします。

男の人は「イカせたかどうか」で、自分の価値を確認したいのかもしれません。
でも、こっちからすると、大事なのはそこじゃないです。

考えてみたけど、やっぱり簡単にイくことはないと思います。
でも、「この人は嫌じゃない」と思われる人にはなれると思います。

遊びに来る男の人に分かってほしいのは、たぶんそこです。

気持ちよくさせようとする前に、まず不快にさせないこと。
すごいことをしようとする前に、ちゃんと清潔でいること。
特別な存在になろうとする前に、怖くない人でいること。


その方が、たぶんずっと大事です。

いいなと思ったら応援しよう!