私の質問の仕方は、いまのままでいいのだろうか|本を読んで考えたこと
「私の質問の仕方は、いまのままでいいのだろうか」
そんな思いから読み始めた本の紹介noteです。
去年の11〜12月は本が読めていなかった。積ん読はたくさんあったが読みたい気力もなくなっていた。本を読むことが好きだったのに。
そんな自分にモヤモヤしながら、元旦に寄った本屋さんで、ふと目に留まった本がこちら。

仕事柄、質問することが多いので、タイトルを見て気になっていた。
私自身は「なぜ」はあまり使わない。
まずは仮説を出してYESかNOか、NOならズレているのはどこか、みたいな聞き方をすることが多い。「なぜですか」という聞き方をすると、相手に考える負荷を与えすぎる気がしているのだ。
そんな私とは対照的に、プロコーチの仕事仲間は「なぜですか」とストレートに聞くことが多い。コーチングという手法が、相手の中にある答えに自分で気づいてもらうことを大切にしているからなのかなと思っている。
「なぜですか」と聞いたほうが、しっくりくる答えがもらえる感覚もあった。
仮説を出して確認する私の質問の仕方は、場合によっては答えやすいかもしれないけれど、場合によっては可能性を狭めてしまっていたりするのだろうか、と気になっていた。
この本を手に取ったのは、そんな理由から。
「なぜですか」を聞いたほうがいいのかどうかを知りたかったのだ。
読み始めたらあっという間で、2日間、計2時間弱でスッと読了。
読みながら思っていたのは「これは仕事よりも、子育てに真っ先に効く本だな」だった。
子どもに「どうしてなの?」と聞いたことがない親なんて、いるだろうか。
この本では「なぜ」「どうして」の代わりに、まずは「いつ」を聞きなさいと書いてある。

私の場合は、イライラして思わず「どうして」を聞いてしまいそうになるときに、「おっと、「いつ」を使った質問にしないとだった」と考えるだけで、頭に上った血が降りてきそうな気もする。
読み終わったあと、まずは「なぜですか」以外の選択肢を使っていこうと思った。それに、よく使っている仮説を出す質問の仕方も意識して使い分けたいと思った。
仮説を出す質問をすると、相手は「自分の気持ちを代弁してもらえた」と感じることが多い。それはそれで大事だとは思う。
でも、この本で紹介されている事実を確認する質問をして「自分で気づいてもらう」ことが大事なシーンもあるよなあ、と思ったのだ。
人が納得するのは、自分で気づいたときだから。
これからも人や組織に伴走する仕事をしていくのであれば、この視点は大切にしておきたい。そんなことを思った本だった。
最後に、Amazonに載っていた本の概要をチラリと紹介する。(一部を抜粋)
・「なぜ」を何回繰り返しても、一生答えにたどり着かない
・悪い質問は相手の「思い込み」を引き出す
・自分も相手も、思い込みからは逃れられない
・事実を聞けば、解釈のずれが自然と浮かび上がる
・「事実質問術」で思い込み・バイアスから抜け出せる
この本の内容を実践してみようと思った理由は、著者のプロフィールだと思う。著者の中田豊一さんは40年以上にわたり、開発途上国の支援に携わってきた方。
この、いわゆるコンサルティング屋さんではないバックグラウンドに私は興味を持った。
常識も価値観もライフスタイルもまったく違う、何度も会えるわけではないかもしれない人に質問し続けてきた人の知見だったら「短時間で効果的な答えを得ることができそうだな」と思ったのだ。
本で紹介されている質問の例を、目の前の仕事、今日の育児から実践していきたいなと思います!
毎日note、103日目でした。
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