【ほめ方②】「すごいね」だけでは伝わらない?子どもに本当に届く「ほめ方」のコツ
こんにちは、かなえです。
前回は、「ほめる前に、つい小言が出てしまう理由」について書きました。
今回は、3回シリーズの2回目として、「子どもに届くほめ方」についてです。
「ほめたほうがいい」と聞くと、「すごいね」「えらいね」をたくさん言えばいいのかな、と思いがちです。
けれど、子どもが「ちゃんと見てもらえた」「ほめてもらえた」と感じるには、少しコツがあります。
この記事では、子どもが「ほめてもらえた」と実感できるほめ方についてお伝えします。
「できないメガネ」をかけ替えて、小さな「できた」を見つけよう
前回の記事では、お母さんの目が「できていない所」に向きやすくなる理由を書きました。
上着が床に脱ぎっぱなし。連絡帳が出ていない。プリントがランドセルの奥に入ったまま。こういう所に先に目がいくのは、「できたこと」より「出来ていないこと」に先に目がいく脳の働きや、お母さんの責任感が重なっているから。
その『できないメガネ』をかけたまま子どもを見ると、「まだできていないこと」ばかりが目に入りやすくなります。
そこで意識して見つけたいのが、「できていること」「できたこと」「少しでも上手になったこと」です。
ランドセルを戻した。靴をそろえた。おもちゃを箱に入れた。昨日より少し早く支度できた。泣きながらでも、自分の気持ちを言おうとした。
こんな小さな「できた」は、毎日の中にちゃんとあります。
子どもは、毎日の小さな「できた」を見てもらうことで、「自分をちゃんと見てくれている」と感じやすくなります。
ほめることは、できた行動を評価するだけではありません。
「見てもらえた」「受け止めてもらえた」という感覚が子どもの中に残り、親子の信頼関係の土台になっていきます。
なので、何かができた時だけでなく、普段の生活の中で一日にひとつでも「できたこと」「少しでも上手になったこと」「挑戦していること」などを見つけて、言葉にしてあげることができると、子どもは日常生活の中で少しずつ自信を育てていかれます。
ほめる時は、「具体的な行動」と表情をセットにする
お子さんをほめる時、どんな感じで声掛けをしているでしょうか。
スマホを見ながら、無表情で「えら〜い」と言う。こういうこと、ありませんか?

お母さんはほめたつもりでも、子どもには伝わっていない場合があります。子どもは言葉だけでなく、お母さんの目線や表情も一緒に受け取っているからです。
発達心理学では、幼児期から小学校低学年ごろの子どもは、抽象的な言葉だけより、目の前の出来事と結びつけながら理解していく時期とされています。
そこで大事になるのが、「何をほめているのか」を具体的に言うことと、ほめる時のお母さんの表情です。
「おもちゃ片付けられてえらいね」
「ランドセル戻せたね。いいね」
「ここまで自分でできたね。がんばったね」
こう言われると、子どもは「今の◯◯がほめられたんだ」とわかります。

大げさにほめる必要はありません。子どもの方を見て、笑顔で、短く、具体的に伝える。それだけで届き方は変わります。
まとめ
ほめることは、子どもを持ち上げることではありません。
普段の中にある小さな「できた」を見つけて、お子さんを見て、具体的に言葉と表情で伝えることです。
「おもちゃ片付けられたね。えらいね」
「ここまで自分でやったね。がんばったね」
「きのうよりできたよ、すごいね」
そんな言葉が少しずつ増えると、子どもは「見てもらえている」と感じやすくなります。
1日にひとつ。言葉にしてみませんか?
「ほめるシリーズ」の3回目は、「ほめること、苦手だな」と感じるお母さんの胸の内について書いてみます☘️
