【ほめ方①】ほめたいのに怒っちゃう💦ほめる子育てが難しい理由
こんにちは、かなえです。
今回から3回に分けて、「ほめるって、どういうこと?」というテーマで書いていきます。
1回目の今回は、「ほめる前に、つい小言が出てしまう理由」についてです。
子どもをほめた方がいいとわかっていても、毎日の中ではそんな余裕がない日もありますよね。
帰ってきたら上着は床、連絡帳は出ていない、プリントはランドセルの奥…。
何度も同じことを注意していると、「また?」「何回言えばいいの?」が先に出てしまうことがあります。
これは、お母さんが怒りっぽいという話ではありません。
脳の働きと、お母さんが抱えている「責任感」が重なって、できていることより先に、できていない所へ反応しているケースが多いのです。
今回は、なぜ「できたこと」より「できていない所」が目に付き、つい口うるさく言ってしまうのか、その仕組みを紐解いていきます。
お母さんの目が「未完了」をキャッチする脳の仕組み
お母さんは、子どもの毎日を一番近くで見守っています。
朝の支度、片付け、宿題、食事……。
見ている時間が長いぶん、「まだできていない所」にもすぐ気づきます。
たとえば、子どもがランドセルを決まった位置に戻したのに、上着が床に脱ぎっぱなしだったとします。 この時、お母さんの目は「戻せたランドセル」という完了よりも、「床の上着」という未完了を先にキャッチします。
「上着も片付けなさい!」
そう言いたくなるのは、お母さんの性格のせいではありません。
人間の脳には、うまくいっていることより、不足していることや未完了のことに先に反応しやすい働き(ネガティビティ・バイアス)があるからです。
さらにお母さんは、その未完了の先にある「責任」まで引き受けています。 「このままだと後で子どもが困る」「自分がきちんと教えなければ」…
これは、自分の都合を優先しているのではなく、子育てへの強い責任感があるからこそ。
不足や未完了に目がいく脳の仕組みと、この切実な責任感が重なれば、「ほめること」より「小言」が先に出てしまうのはある意味で自然なことといえます。
「できた」が隠れてしまう、親子のすれ違い
お母さんは「できていない所」を教えているつもりですが、ここでお互いの受け取り方に「すれ違い」が起きます。
お母さんは、脳の仕組みと子育ての責任感によって、たくさんの「できた」にフィルターがかかり、見えなくなっているだけ。
でも、できていることを言わないまま小言だけが続くと、子どもには「僕は何もできていない」「いつも怒られている」という記憶だけが積み重なってしまいます。
一方で、お母さんの方も「私は毎日怒ってばかり」と、段々自分の行動に自信が持てなくなってしまいます。
本当は、子どもにもできていることはたくさんあります。
ただ、脳の仕組みとお母さんの責任感によって、その「できた」が見えにくくなってしまっているだけなのです。
まとめ
「ほめる」よりも「小言」が先に出てしまうのは、お母さんの愛情が足りないからではありません。
脳の仕組みと、あなたの強い責任感が重なっているだけ。
そういう脳の仕組みがあると知っておくだけでも、お子さんへの見方が変わります。
次回は、フィルターで見えなくなっている「できていること」をどう見つけるか、そして子どもに伝わるほめ方について書いていきます。
参考になったら嬉しいです🌟
