子どものしあわせのために何ができるか
「#子どものしあわせのために何ができるか」
昨日の夜、息子とソファーで
ファインディング・ニモを見ていた。
ぽけーっと見ていた。
子どものことを思い、
心配し
子どもよりも一歩も二歩も先回りし
安全を確かめる
ニモのお父さん、マーリン。
海は危険だ、
冒険はするな。
あそこは危険だ、珊瑚礁から出るな!
愛があってこそ、
我が子には怪我させたくない、痛い思いもさせたくない。
分かる、分かるなぁ。
そんなマーリンから離れ、大冒険をして、
帰ってくるニモ。
やればできる、
自分やってみる喜び、できる喜びを
噛み締めているニモ。
マーリンから
心配を信頼に変えて、
見守る勇気を持つ大切さを教えてもらった。
自分の子育てと重ね合わせ
気づいたら、ボロ泣きしていた。
わたしは、子どもを産むまで、
保育士として働いていた。
怪我はさせない、
喧嘩はさせない、
危険な所にはいかない、
これは保育士にとって当たり前のことだった。
怪我をさせたら、
保育園に残って保護者さんに謝る。
喧嘩をさせないように工夫する。
うんうん、当時の保育士のわたしは
こんな感じだ。
そんな保育士時代の色んなアレコレが
身に染み付き、
子どもを産んでからは、
子どもを心配し、できるだけ
安全に、喧嘩させないようにしてきた。
公園では、
衝突させないように、
順番抜かしはしないよ〜
押さないよ〜
なるべく迷惑かけないように、
子どもを先回りして
あれこれ
手出し口出ししてきた。
生きづらかった。
子育てもつらかった。
今のこども園に通い始めてから
保育士だったわたしの価値観を
丸ごとひっくり返し、
心のどこかでは気づいていた
本当に大切にしたいことに気づかせてくれた。
こども園では、沢山外にお出かけします。
夏は川、秋は山登り、冬は雪遊び、
春になれば春の恵みを沢山いただく。
夏、
川に行く時、「ライフジャケットは着用しません」
と園長先生は話していました。
自分の身体の感覚で
自分を守る練習をするためだと。
大きな安全は確保し、
小さな怪我は沢山します。
と説明会で話しておられました。
もう、その説明会で、
涙、涙。
これだ、これだよな、本当に大事にしたいことって。そう思い何度も頷きました。
ここ危ないよ!
ここ滑るからね、そこには行かないよ〜
大人は経験豊富なので、
ついつい先に周り手を出し口を出す。
それは、
子どもの経験を奪っていないだろうか?と。
石の上で滑る経験をし、
次からはどうすればいいのか
自分で考える。
小さな子どもでも、
石の上は滑るということを
自然と学び
慎重に前へと進んでいく。
友だち同士との喧嘩も、
喧嘩が起きてからが大切。
そこからどうするかを
しっかり見守ってくれる。
喧嘩が起きないように止めていたが、
喧嘩が起きることはいいこと、
自分の思いを伝え合ういい機会だと。
目から鱗だった。
大人は子どもの経験を奪ってはいけないんだな、
我が子が大切だからこそ、
安全にいい道に進ませたいと思う。
だけど、
大切だからこそ
失敗するチャンス
そこから立ち上がるチャンスを
奪ってはいけないんだと。
そんな大切なことを
今のこども園に教えてもらった。
泣いて登園すると、
「おめでとう!」と喜んでくれる。
おかしな園だ。
包丁も使うし、天ぷらもする。
自分たちで火おこしもする。
危険だと思い込んでいたことが、
案外できる。
時々痛い思いをする。
でもそれでいい。
大きな安全を守り、小さな怪我をいっぱいさせる。
自分で考え、自分で生きていく力を
つけていく。
全部、大人が先回りしちゃダメだ。
大人の経験を押し付けてはいけない。
子どものしあわせのために、
先回りして安全な道に行かせたいけれど、
もっと大きく広い目で見れば、
本当の子どものしあわせのために、
子どもの経験を奪わないことが大切だ。
愛しているからこそ、
言いたい、
大切だからこそ、
教えたい。
そんな気持ちをぐっとこらえ、
見守る勇気
信じること
心配を信頼に変えていきたい。
ずっと書きたくて書けなかったことが、
この企画のおかげで、
するする〜っと書けました♡
めぐみさん素敵な企画をありがとうございます!
