Alignmentが"詰まる"?
注意点
以下は、ソフトウェア使用中の実感の言語化に過ぎない。裏付け等の根拠は乏しい。
アライメント詰まり
SfMソフトウェアでキャリブレーション/Alignment等の画像整列処理中には、ソフトウェア内の処理進行度合いを示すインジケーターが表示される。インジケーターは時間経過による進みが一定ではなく、信用できないと思われがちだが、経験則(n=1) からすれば、このインジケーターの進みが遅くなる場合に、その箇所で解の最適化(収束)に時間がかかっていると思しきことがある。つまり、初期値として与えた条件が適切でない場合が多いと思う(単純に入力画像が多い場合もあるが)。
アライメント詰りがあると、長時間かけて解析したとしても結果が良くないことが多い。そのような場合は時間をかけても無駄になるため、事前に対処する必要がある。
アライメント詰まりが起きやすい例として以下のようなものが挙げられると思う。
入力画像が適切ではない
画像間のオーバラップ不足
入力画像数が多すぎる
(無駄に)画素数が多い
ブレ画像が混入
空(sky)や遠景といった、特徴を拾いにくい画像が占める割合が多い
カメラの内部パラメータの初期値として与えた値が適切ではない(または与えていない)。
焦点距離や主点の設定が実際と大きく異なる
レンズ歪みの指定が適切ではない
カメラの外部パラメータの初期値として与えた値が適切ではない
GNSSで付与した位置情報の重み付けが適切ではない
実際の精度より縛りすぎるとSfMに悪影響
RTK-FloatやSingleの処理など
入力したカメラ回転の値が適切ではない
センサーのキャリブレーション不足による誤差
取得デバイスとSfMソフトウェアが扱う値の違いが適切に処理されていない
座標軸の違い
回転原点(どこが0°か)の違い
値が取り得る範囲の違い(正規化など)
アライメント詰まりの対処
同じ画像ソースであっても、SfMソフトウェアの設定等を変更することで、飛躍的に短時間かつ適切に解析処理を完了させることが期待できる。
まずは、適切なカメラ設定とSfMソフトウェア設定の確認。
その上で、数をこなす中で、似たような条件なのに上手く行く場合と行かない場合があることに気づく。その違いは何か。
処理中はインジケーターの進みを(それなりに)監視し、途中で進みが極端に遅くなった(停止した)場合は、処理を中止し、初期設定を変更したり、入力画像を確認する。
入力画像が多い場合は、試験的に枚数を減らしたり、分割して処理するのが有効。
