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育児日記|初めての給付金を待ちわびる

5月中旬から育休に入って、気づけばもう8月だ。最近、ちょっと時間があるとついスマホの銀行アプリを開いてしまう。残高を確認しては、そっと画面を閉じる。そんなことを時々やっている。

まだ、初めての「育児休業給付金」が振り込まれていないからだ。

明日からの生活費にいまいま困っているほどではない。
生活が立ち行かないような差し迫った状況ではないのだけど、毎月決まった日に当たり前のように振り込まれていた給料がなくなるというのは、思いのほか人をそわそわさせる。

うちの会社の給料日は月末だ。5月の半ばから休んでいるから、6月末の振り込みはなかったし、この間の7月末も、当然だけど入金はなかった。

月に一度、決まった日にお金が入ってくるという事実が、どれだけ日々の安心感につながっていたかを、今になって身をもって感じている。

制度としては、5月中旬から育休に入った場合、7月中旬がひとつの区切りになる。そこから会社が手続きをしてくれて、ようやく振り込まれるらしい。

会社の人事部もちゃんとやってくれているはずだから、もうちょっと待っていればいい話なんだけど。それでも「最初の振り込みって、だいたいどれくらいで入るんだろう」なんて、ついネットで検索してしまう。

育児休業給付金は、給料の約3分の2が、2ヶ月分まとめて入ってくる仕組みだそうだ。まとまった額が入るのは本当にありがたい制度だ。でも、ドカンと入ってくるよりも、やっぱり月1回、コツコツと安定した収入がある方が、なんだか心臓には優しい気がする。

まあ、僕が銀行アプリの画面を何度更新したところで、入金が早まるわけじゃない。気長に待つしかないのだ。どんな境遇になっても、やっぱりお金の不安というか、悩みってあるもんだな、と自分でも少し呆れてしまう。

スマホの画面ばかり見ている僕の横で、3ヶ月になった我が子が「あー」とか「うー」とか言いながら、おむつを替えてほしそうにモゾモゾしている。

とりあえず今は、銀行の残高を気にするのはやめよう。スマホを置いて、目の前の小さな体を抱き上げる。不器用なりにおむつを替えて、機嫌が直った顔を見る。今はただ、このあたたかくて手一杯な日常に向き合っていこうと思う。

かなめ

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