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育児日記|半年か、1年か。復職のタイミングは一旦、部屋の隅に置いておく。

以前、このnoteで「育休をいつまで取るか」についてウダウダと悩みを書いた。

あの時は「1年まるまる休むか」「もう来月あたりにサクッと復帰するか」の極端な二択しか頭になくて、勝手に追い詰められていた。

最近は育休の制度についても調べ、少しは現実的な見方ができるようになってきた。

たとえば、育児休業給付金。最初の半年間はお給料の約67%が出るけれど、半年を過ぎると50%に減ってしまう。だったら、この給付金が半額になる半年をひとつの区切りにして仕事に戻るのも、現実的でアリなんじゃないか。

なんだかちょっと、冷静にライフプランを考えられる父親になれた気がしていた。

……なんて、いっちょ前に頭の中で計算してみるものの、現実の僕はそんなにスマートじゃない。

生後3ヶ月、100日を過ぎたわが子は、ふと目が合うと「にへっ」と笑いかけてくれるようになった。もちろん、たまらなく可愛い。でも、そんな心穏やかな時間なんて、1日のうちのほんの数分だ。

残りの時間は、理不尽なギャン泣きに耳鳴りをさせながら部屋中を歩き回り、オムツの隙間から背中まで漏れた大量のうんちに、妻と「ちょ、待って!動かないで!」「拭くもの!とりあえず何か拭くもの!」と大惨事の処理に追われる。

服は常によだれかミルクの吐き戻しでうっすら臭いし、まとまった睡眠なんていつ取ったか思い出せない。

正直言って、毎日ヘトヘトだ。「幸せですか?」と聞かれたら、食い気味に「いや、ただただ必死です」と答えると思う。キラキラした美しい育児なんて、うちにはどこにもない。

でも、不思議なのだ。
こんなに泥臭くて、ちっとも思い通りにいかなくて、自分の時間なんて1秒もないのに。

この理不尽な毎日から「さあ、仕事に戻りなさい」と切り離されることを想像すると、どうしようもなく寂しくなってしまう自分がいる。

綺麗な言葉で「幸せ」とは言いきれない。でも、このどうしようもないドタバタ劇の最前線から、まだ離脱したくないのだと思う。

だから、復職のタイミングを今すぐ決めるのはやめた。

1歳ギリギリまで粘らなくてもいいし、給付金が減る半年で戻るのもいい。でも、今すぐ焦って答えを出す必要はないのだ。

とりあえず今は、先の見えないキャリアの計算よりも、目の前で突然やってくる「うんちパニック」の処理班としての任務を全うしようと思う。

復職のタイミングは一旦、散らかった部屋の隅にでも放り投げておこう。

かなめ

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