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裁判の映画だと思っていたら、不動産の話でした。|ハッピーライティングマラソン#50

お題 『今日をひとことで表すと、どんな1日でしたか?』



出かける前に、 夫が突然こんなことを言いました。

「最近CMで見た映画、ちょっと面白そうだったんだよね。」

「へぇ、どんな映画?」

「裁判の話かな?」

「裁判?」

私はまったく心当たりがなくて、 気になってネットで調べてみました。

でも、 それらしい映画が出てこない。

最近公開された映画を見ても、 裁判っぽい作品は見当たりません。

夕方、 帰宅した夫に聞いてみました。

「誰が出てるの?」

すると夫は、 少し考えてからこう言いました。

「高橋克典」

そこだけ妙に具体的です。

若い俳優さんの名前は出てこないのに、 自分がよく知っている俳優さんだけは、 ちゃんと覚えている。

しかも、

「ほら、サラリーマン金太郎に出てた人!」

と補足まで入る。

なんだろう。

この“50代の記憶検索”、 ちょっと面白いなと思ってしまいました。

そこから再び検索。

「あれ? これ、裁判じゃなくて不動産の話じゃない?」

夫もびっくり。

「え、そうなの?」

どうやら、 夫が見たかったのは 映画 正直不動産だったようです。

せっかくだし、 そのまま夕方から映画館へ行くことになりました。

マンガ原作で、 ちょっとコミカルな演出もあって、
ところどころクスッと笑える。

でも、 ただ笑うだけじゃなくて、
じんわりする場面もありました。

ものすごく感動した、 という感じではないけれど。

「まぁまぁ面白かったね。」

映画のあと、 そんなふうに話しながら帰る時間も、 
なんだか悪くありませんでした。

タイトルも曖昧。 主演も曖昧。 ジャンルまで違ったけれど。

そんな会話をしながら出かけた映画館は、
なんだか少し楽しかったです。

50代になると、 こういう「なんとなく」の時間も、
悪くないなと思います。

今日をひとことで表すなら。

「クスッと平和な一日」でした。


※この記事は、 「ハッピーライティングマラソン#50」に参加しています。

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