幸せを願い想いをこめられた「つるし雛の飾り台」
皆さん、伊豆稲取のつるし雛(つるしびな)をご存知ですか?
ひな祭りのとき、伊豆地方では小さな布製の人形や縁起物を糸で吊るした「つるし雛」を飾ったりします
これは、江戸時代から続く伝統的な装飾の一つで、静岡県稲取が発祥と言われています。
母親や祖母、近所の女性たちが子供の成長と幸せを願い、布の端切れを用いて一つ一つ小さな人形を手作りし、それを吊るして飾ります。

「ひな人形を購入するのが難しい庶民の間で広まった風習」とも言われています。
飾られる人形の形は様々で、一つ一つに意味が込められています。
桃は女の子の厄を払い、巾着はお金に困らないように、ウサギは神様のお遣いともいわれています。長寿を願う鶴や、干支もありますね
一つ一つのモチーフは作り手の個性が光ります。

ひな壇のように場所もとらないので、地元以外からのお買い求めも多くなりました。また地元の飲食店では縁起物として一年中飾られているところもあります。
こちらは、つるし雛の飾り台です。
鳥居型と伸縮型の2種類を制作しました。
材は高い耐久性と衝撃に強いホワイトアッシュで、 黒色に着色してから上塗りにシェラック塗装しました。
シェラック塗装
シェラックは昆虫の分泌物から作られる天然樹脂で、環境にも人体にも優しい塗料です


お手持ちのつるし雛に合わせて、お好みの高さで制作もいたします。
伊豆稲取では「雛のつるし飾りまつり」が毎年開催されます。
神社の階段に雛人形とつるし雛が展示され、その階段数は118段もあるようですから、ぜひ祭りの開催時期にあわせて、迫力のあるひな壇を見にお出かけしてみてください
稲取は美味しいキンメダイでも知られていますよ。
飾り台を塗装した様子はこちらをどうぞ
