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ゲームマーケット2026年春の新作アブストラクトゲームたち

Xで捕捉した、東京ゲームマーケット2026年春の新作アブストラクトゲームの情報をまとめました。筆者の興味に基づき、例年どおり厳密に運要素を排したもの(セットアップ時のランダム要素は可)のみを取り上げています。

これまで春・秋をまとめて一記事にしていたのですが、割と参照していただいているようなので、当日になってしまいましたが今回は春のみの段階でいったんまとめることにしました。参照性のため秋の分と後で統合することになると思います。

当日参加される方はEVOQ!さんの作成されているアブストラクト出展MAPもご参照ください(この記事よりアブストラクトの範囲を広く取られています)



シマエナガだんご(いろどる)

3Dプリントの造形が超かわいいアブストラクト。内容は少しギプフを思わせますが、同色の隣には配置できない等アブストラクト好きのツボをついたルール。おしくらまんじゅうをするシマエナガの生態ともよく合っています。


ジャングル(TBD)

去年アブストラクトの名作Mijnlieffのリテーマ作品Gardenを出展されたTBDさんより、その続編として発表。デザイナーはGardenとは別の方で、内容もN目並べ系のゲームだった前作と異なり相手側の角を目指すタイプの到達ゲームです。各コマは自分に書かれている移動方法ではなく、つねに隣接する駒のどれか(敵・味方含む)の移動能力をコピーして移動するというルールで斬新。


ジャン・ケン・ヨン!(studio JOINTJOINT)

ジャンケンをテーマにした四目並べ。3すくみを利用したアブストラクトは珍しくはないですが、このゲームでは配置したコマに負ける手の隣接コマは敵も味方もひっくり返る、自分の色だけでなく同じ手を4つ並べても勝利できる、とユニークな活かし方をしています。


SpikeReach(デラトリコ)

金平糖みたいな奇抜な形状のコマを倒しながら進ませる到達系のゲーム。コマの移動特性としては三角錐と同等だと思いますが、この形状であることによって特殊なムーブを可能にするリング駒が組み合わせられるようになっています。1手番3アクションでかなり頭を悩ませそう。


双潭(ダイスキャスターズ)

毎回レジン製の洒脱なコンポーネントのゲームを出展されているダイスキャスターズさんの新作。Xでの情報をみるかぎりタイルを動かせるタイプの四目並べ系ゲームのようです。コマは亀とカエルなのかな?構成要素の少ないゲームは好きなので正確なルールが気になります。


DEX、テトリ碁(The Fool's Games)

ヘックスに次いで古いコネクションゲームであるBRIDG-IT(別名ゲイル)の変種紙ペンゲームDEXと、テトロミノ(テトリスブロック)を用いる囲碁型ゲームのテトリ碁という渋めの2作を出展。nestorgamesでアブストラクトに目覚めたとのことで勝手に親近感をもっています。Xでは名作アブストラクトの鋭い考察もされていてアブストラクトファンは必見。


ナナナイト(米光ゲーム)

チェスのナイトの動きをするコマを動かしてディスクを置いていくもののようで、アレックス・ランドルフの非対称アブストラクト「ナイトチェイス」などを思い出させますがこちらは陣取りゲームのようです。一つのナイトにつき7つのディスクが置けるということでしょうか。ナイトと7を重ね合わせたコマのデザインが秀逸。


猫はコタツで飛び回る(ゲンゲゲームズ)

コマを飛び越えて捕獲していく二人用ソリティアのようなゲーム。かなり伝統ゲーム寄りの内容ですが、終了位置による得点ルールはこのタイプのゲームでは意外になかったかも。ボードがミニ炬燵になっているのが面白い。


ノーラックポーカー(カワサキファクトリー)

コマを配置して公開情報の盤上でポーカーの役を作るという興味深いアブストラクト。ジャンルの幅を押し広げている感じで素晴らしいですね。2012年のゲームの改訂版とのことですがもっと早く存在を知りたかった。コンポーネントも圧巻の豪華さです。


VECT-REVERSE(ブラボー工房)

オセロ/リバーシの変種で、挟んだ相手の駒を一つ隣接マスへずらすことができ、ずらしたコマで連鎖も可能というかなり挑戦的なゲーム。一歩間違えれば訳が分からなくなりそうなアイディアをうまくまとめられているようです。連鎖のあるリバーシの変種はこれまで普及・定着したものがなかったと思いますが、初の成功例となるか。


Magic War (速いゴリラ)

こちらも3Dプリンター製の凝ったコンポーネントで、ケースがそのままボードになるようです。一直線に魔女のコマを動かして通過したマスにコマを置いていくというルールでFillitがベースのようですが、陣地を3つ消費して新たな魔女を召喚できるという独自のルールがあります。


名撃転生(ゲームさむおど)

スライドパズルをベースにしたゲームで、3Dプリンターを使ったコンポーネントに非常にこだわりを感じます。これで1500円はすごいですね。ルールは全文公開されていますが、用語が独特でまだちゃんと理解できていません(すいません)。Xでの評判は上々のようです。



筆者のレーベルKanare_Abstractは不参加ですが、つい最近新作ゲーム「LAG」をリリースし、ゲムマ終了(5月24日)まで国内送料無料キャンペーンをやっています。またLAGの作者川崎拓朗さんはサークルTwinshipで立体パズルを出展されていますので、こちらも是非チェックしてみてください。




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