第42回「人の人生が大河になるために。本来の目的を忘れてはいけない。という話」
◆本来の目的とは
みなさんはなにかをするとき、
あるいは、なにかを始める、
なにかを継続する、というとき。
当初、1番最初に考えていた「本来の目的」を、
ちゃんと覚えているだろうか?
ちゃんと意識しているだろうか?
人はしばしば本来の目的を忘れがちだ。
会社なんかでも、
本来の目的を毎日唱和しているはずなのに、
まったくそれに沿った行動をしていない。
なんてこともある。
この本来の目的、は非常に重要だと考える。
それは例えば、
人が生きる意味、
仕事をする意味、
食事をする意味、
睡眠をする意味、
人が作った技術が、その機能が
本来どんな意味を持って生まれたか。
X(Twitter)ができた意味、
YouTubeができた意味、
ネットワークができた意味、
本来の目的とは、1つの筋(スジ)。
でもある。
よく、「筋が通っていない」という表現を聞く、
こういった表現を使うのは、
だいぶ上の世代が多い気もするが、
本来の目的、道筋と違ったりするとき、
それを指摘する言葉として使われる。
ただ、この「筋が通ってない」という言葉、
なかなかに抽象的である。
その「筋(スジ)」とはなんなのか。
これを「大きな川の流れ」に例えて、
今回の投稿を書いてみる。
◆大きな1本の川、その水の流れ。
1本の大きな川が流れている。
と想像してほしい。
とてつもなく大きな川。
この1本の川は、太古の昔から、
上流から下流へ向かって、
決まった場所を通って下っていく。
上流は、川の始まりがある場所だ。
様々な障壁、折れ曲がる道、急降下する滝など、
それらを経て、紆余曲折した先で、
安定した流れを生み出し、
やがて綺麗な、目に見える形の「川」に変貌していく。
そんな小さな川からこの大河は始まり、
下流へ向かうにつれ、どんどん大きくなり、
穏やかになり、
大きく雄大に広がってきた。
そのおかげで、
川の周りには様々な恩恵が発生する。
植物や動物が生まれる環境。
人や人の集落ができる環境。
生命を育む環境が、
そこに自然と創られてきた。
このような想像を膨らませると、
これは単なる川だけの話ではなく、
世の中の事象の全てのことに置き換えることができると、私は考えた。
人で例えると、
産まれた子の本来の目的は「生きること」
生きるために、必死になって食べる。
生きるために、必死になって眠る。
成長するために、
食べて眠って、泣いて、動いて、
どんどん大きくなっていく。
小さな川の始まりが、
紆余曲折を経てどんどん大きくなることに似て、
人も同じように成長する。
人生はジェットコースターのように揺れ動く青春時代を経て、
社会に揉まれ苦しむ2,30代を経て、
筋道の立った流れの中で進む4,50代を経て、
だんだんと大きな川、大河になっていく。
本来の目的というものは、
全ての流れの根本である。
つまり人においては、
本来の目的=生きること
生きるために食し、
生きるために眠る、
生きるために行動する、
年を経て、おろそかになっていないだろうか?
食べないだとか、
眠らないとか、
流れに反してはしていないだろうか、
本来、ここを忘れたり、
おろそかにしてはいけないのだ。
◆本来の目的が変わるとどうなるのか
本来の目的を、川に例えるなら。
その川の本来の流れが変わってしまったり、
本来の水の量や、本来川が通る場所、
本来の水質が変わったとき、
それが変わってしまうことで、
元々あった環境は崩壊し、
川が川でなくなる。
〇〇川という川の名前は残るかもしれないが、
その川はもう全くの別物になってしまう。
歪な、水が流れるだけのなにかになる。
では、なにが原因で変わってしまうのか。
自然と淘汰されるものも、中にはあるだろうけど。
川の流れを意図的に変えてみたり、
川になにか、汚染する成分を流したり、
川を勝手なルールを決めてせき止めたり、
「本来の目的とは関係のない人たち」の、
身勝手な思惑から変わってしまったり、
あるいは、
大量に「事情を知らない無自覚な人」が、
勝手に川の流れを変えてしまう。
あるいは間違った影響を受け、
自分から選択をして、
変わっていってしまう。ということも。
川の流れが変わってしまうと、
そこにあった秩序は崩れ、
そこにあった環境は破壊され、
残るのは中身がない形だけの"なにか"だ。
例に挙げた、Xで例えると。
Xの本来の目的は、ざっくりいうと、
つぶやき機能を用いて、不特定多数の人から、
リアルタイムに情報を受け取れる。
というものだ。
Xは名前を変える前はTwitterとして10年以上親しまれてきた。
このTwitterの元々の機能は、
いまどこでなにが起きているか、
Twitterのタイムライン上に、「つぶやき」という、投稿(ツイート)をすることで、
世の中にいる大量の一般人の、
リアルタイムの情報が共有できる。
というところから始まっている。
いま世の中で話題になっていること(トレンド)がわかる。
という機能だった。
多くのユーザーが思いのまま、
「ねむいなう」とか言っているだけで成立するような、"つぶやき"という低いハードルが売りだった。
本来はそのようなSNSだったにも関わらず。
最近はまるで別ものに変わってしまった。
晒し、誹謗抽象、叩き、プロパガンダ、不安を煽るような嘘(デマ)、あえて炎上するような発信、
本来の目的からかけ離れた、
制御不能なものになっている。
もう本来の目的は果たせず、
荒廃した、スラムのように成り果ててしまった。
あるいは仕事もそう。
本来の仕事とは、なんだろうか。
単純だ。
ものすごく簡単にいうと、
誰か困っている人がいたら、
それを解決する。
それを解決してくれたお礼に、対価を渡す。
それだけだ。
本来の仕事というものは、
このように単純なものなのだ。
なのに、いまの社会では、
仕事というものを、何か勘違いしている人が増えすぎている。
先ほども言ったが、
あえてSNSなどで炎上をさせることで、
インプレッション数を稼いで利益を得るなんてものは、仕事でもなんでもない、
悪質なスキームだ。
ただ無駄に時間が経過すれば報酬が貰える、
人を騙すことで報酬を得る、
物を独占して競取りで生計をたてる、
こんなものは仕事でもなんでもない。
本来の目的を完全に忘れている例だ。
誰にも感謝されることはない。
こんなものは社会の秩序を壊しているだけの、
社会に不必要な存在だ。
大きな川の流れを勝手に変えて、
自分の庭先に持っていくような、
「他の人がどうなろうと関係ない」
と言ってしまうような、
そんな邪の道の人間だ。
これを仕事だと思うことは、
根本的にズレている。
◆本来の目的から目を逸らしてはいけない
人の生き方も、
本来の生き方を目指せばそう難しいことでもない。
SNSできらびやかな生活に憧れたり、
良い車に乗る、良い物件に住む、
ということが、
本来の人の生き方に、どう関わってくると言うのだろうか。
答えはまったくと言っていいほど、関係ない。
別に憧れること、良い車に乗ることを否定しているわけではない。
その価値観に囚われることで不幸せになる必要はない。
ということだ。
それに気づいてほしい。
川は無数にある。
チャットGPTくんに聞いてみたら、
日本にある、名のある川は、無数にあり、
第1級河川に指定されているものだけで、
14,000本もあるそうだ。
名前がある川だけなら数万本はあるらしい。
あなたに見えているその道だけが正解ではない、
あなたにはあなたの人生があり、
世界には無数の川があり、
無数の可能性があるのだ。
本来の目的から目を逸らさないで、
自分に向き合っていれば、
きっと将来、大河になれる。
これからあなたの人生を崩壊させようとする、
数々の話、数々の誘惑、甘い思惑に出会うだろう。
その時は、
本来の川の流れがせき止められないか、
水の質が変わらないか、
本来の目的が変わるようなことがないか。
一度立ち止まって考えてみてほしい。
そして本来の目的に向かって進むことには、
自信を持って進んでほしい。
。。、
というような、少し長い話でした。
まとまりがなく、情熱だけで書いた。。
今日は選挙の投票日なので。
ちょっとだけ固い投稿をしたくて。
第42回目の投稿でした。
