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優しいリーダーほど疲れていく。チームを続けるために必要だった“境界線”の話

お疲れ様です!動画編集ディレクターのKANAです🍵

現在、30人のママさん動画編集チームのリーダーとして、日々チャットとデータを往復する毎日を送っています。

チーム運営って、外から見ると「たくさんの仲間がいて楽しそう!」に見えるかもしれません。
もちろん楽しいことも山ほどあるのですが、同時に「リーダーだからこその孤独としんどさ」も間違いなく存在します。

チームを良くしたい。 メンバーには安心して働いてほしい。

そうやって「優しいリーダー」であろうと頑張っているのに、気づけば自分だけがどんどん疲弊していく……。

過去の私は、まさにそんな状態でした。

今日は、私がチームを運営する中で何度も壁にぶつかり、そして気づいた「優しさと境界線」の泥臭いお話をしたいと思います。


「大丈夫です」が口ぐせになると危ない

メンバーから上がってきた初稿動画。 ちょっと指示と違うけれど、直してもらうのも申し訳ないし、時間もない。

「確認しました!修正はこちらでやっておきますね。大丈夫です!」

……口では「大丈夫です」と言いながら、心の中では全然大丈夫じゃない。深夜のパソコンの前で一人、白目を剥きながらPremiere Proを開いてゴリゴリ修正作業をする😇

これ、ディレクターあるあるではないでしょうか?(私だけじゃないと信じたいです笑)

少しの遅れも「大丈夫です」。
小さなミスも「こちらで直しておきます」。
「私の指示が分かりにくかったのかも」と、とりあえず全部自分のせいにして巻き取ってしまう。

でも、その小さな「大丈夫」の積み重ねが、確実にディレクターの首を絞めていくんですよね。

優しさで吸収し続けると、チームは育たない

何でもかんでもリーダーが「大丈夫」と吸収してしまうと、どうなるか。 実はこれ、自分だけじゃなくチームにとっても良くないことなんです。

修正も、スケジュールの遅れも、すべて私が回収してしまうと、メンバーは「どこを改善すべきか」に気づけません。すると、次の案件でもまた同じことが繰り返されます。

「優しさ」のつもりで全部巻き取っていた私の行動は、短期的には波風を立てない平和な解決策だったかもしれません。
でも長期的には、メンバーの成長機会を奪い、チーム全体の首を絞める行為でした。

境界線を引くことは、冷たさではない

そこで私が必要だと痛感したのが、「境界線を引くこと」です。

境界線というと、「ここから先は知りません!」と冷たく突き放すようなイメージがあるかもしれません。
でも、違うんです。

どこまで自分が責任を持って見るのか。
どこから先は相手に考えてもらうのか。
何が起きたら相談してほしいのか。
何については自分で判断してほしいのか。

この線をハッキリ決めておくことは、リーダーである自分を守るためだけではなく、メンバーが「どこまでやっていいのか」迷わずに動けるという、チーム全体の安心につながるのだと気づきました。


「任せる」と「丸投げ」は違う

境界線を引いて「任せる」ことと、ただの「丸投げ」は似て非なるものです。

ただ素材を渡して「あとはお願いします!」というのは丸投げ。
任せるためには、期待するクオリティの基準や、「迷った時・トラブルが起きた時はここで相談してね」という戻れる場所もセットで渡す必要があります。

リーダーが「最終的には私が全部チェックして直すから」という前提で動いていると、永遠にあなたの手は空きませんし、いつか必ずパンクします。


優しいリーダーほど、自分の限界を後回しにする

相手の家庭の事情を考える。クライアントの希望も考える。チームの空気も悪くしたくない。

優しい人ほど周りのことを優先しすぎて、自分の限界にだけはとことん鈍感になりがちです。
「私がもう少し頑張れば回るから」と気合で乗り切ろうとする。
(元アクション女優の私、この「気合いと根性」がデフォルトになりがちでした…笑)

でも、リーダーであるあなたが壊れてしまったら、結局チームもすべて止まってしまうんです。


チームに必要なのは、気合いより「ルールと役割」

優しさは、チーム運営において絶対に欠かせない大切なものです。でも、優しさ「だけ」ではチームは回りません。

優しさだけで回そうとすると、優しい人から順番に疲れていってしまいます。

誰が何を見るのか。 どこまで対応するのか。 修正は何回までか。 納期が怪しい時はいつ連絡するのか。

そういった「役割」と「ルール」(うちのチームでいうNotionのような仕組みですね)があるからこそ、私たちは心からの優しさを守り続けることができるのだと思います。

ルールは人を縛るためではなく、優しい人が燃え尽きないためにあるんです。

まずは「自分が吸収しているもの」を見える化する

とは言っても、「じゃあ明日から完璧な仕組みと境界線を作ろう!」と意気込む必要はありません。

まずは、「自分が今、何を吸収しすぎているのか」を見える化するだけでも十分です。

修正作業、納期管理、メンバーからの質問対応、素材探し、クライアントとのやり取り……。
何が自分のところに集まりすぎているかが分かるだけで、「じゃあ次はこれを手放そう」という道筋が見えてきます。

境界線を引くためには、まず自分がどこまで抱え込んでいるのかを知る必要があるのです。

おわりに:優しさを守るために、境界線をつくろう

最後まで読んでくださってありがとうございます。

優しいリーダーでいることは、絶対に間違っていません。
でも、すべての負担をあなた一人で吸収しなくていいんです。

チームを大事にするなら、リーダーである「あなた自身」のことも、チームの大切な一員として守ってあげてください。ひとりで白目を剥かない、一緒にシャカリキに生き残れるチームづくりを目指していきましょうね!🍵


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