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2023 なでしこリーグ1部 第17節「スペランツァ大阪 vs 静岡SSUボニータ」超主観的振り返り

大阪 1-4 ボニータ
【得点者】

大阪:谷本 景(87分)
ボニータ:彦坂 桃花(6分)、梅津 真央(36分)、中川 瑚々(40分)、土屋 佑津季(44分)

試合終了のホイッスルが鳴り響いたとき、両手を挙げてガッツポーズしたのは日野李保でした。

前節、ホームヤマハスタジアムでの大和シルフィード戦。前半、日野李保は、PKのキッカーとしてボールを蹴り込んだものの、相手ゴールキーパーに弾かれ得点ならず。その後もボニータは得点できず0-1で惜敗しました。

大和戦終了後、日野李保の顔は涙で濡れていました。日野李保だけでなく、ボニータの選手の殆どが悔し涙を流していました。女子ワールドカップの中断期間を経て再開初戦の勝利に掛けていた大和戦。ボニータにとって厳しい結果に終わりました。

それだけに、今節スペランツァ大阪戦は絶対に負けられない戦いとなりました。大阪は11位、ボニータは12位。勝ち点はお互いに同じ13。11位以上がなでしこ1部残留なので、残留をかけた直接対決となりました。

私は、前節大和戦をヤマハスタジアムで観戦したのですが、あまりに悔しい敗戦とボニータの選手達の悔し涙。そして、残留を掛けた大一番となった大阪戦。

「現地で応援しなければ、きっと後悔するな・・・。」

2023年9月3日。私は大阪府堺市にある「J-GREEN堺S1メインフィールド」に遠征して観戦しました。

結果は、4-1でボニータが勝利!

大和戦では好機を逸して決め切れなかったボニータでしたが、前半だけで4ゴール。まさに快勝。

「やっぱり大阪まで来て良かった。」

夕暮れのスタジアムには、選手とサポーターによる「ボニータ!オレ!」のコールが響き渡りました。


前回対戦振り返り

スペランツァ大阪との前回対戦は、2023年5月6日。
ホームゆめりあサッカー場で行われました。

元ボニータの櫻田彩乃に決定機を潰されるなど、なかなか決め切れなかったボニータでしたが、66分に三輪玲奈のミドルシュートが炸裂。1-0でボニータが勝利しました。

スターティングメンバー

(フォーメーションは独自見解です)

土屋佑津季は12節ホームヤマハスタジアムでの日体大SMG横浜戦以来5試合振りのスタメンです。

そして林知奈は今季初スタメンとなりました。

キャプテン山田優衣がスタメンに復帰し3バックの左に。前節同ポジションだった金丸翔子は左WBに入ります。

彦坂桃花の先制ミドルシュート!

4分、日野李保が右サイド奥にボールを送り、ボールを受けた三輪玲奈が後方から走って来た彦坂桃花にパス。彦坂桃花は、ボックス外から45度の角度で蹴り込んだボールは、山なりの綺麗な軌道を描いて見事ゴールに吸い込まれてボニータが先制!

彦坂桃花がシュートを放つ
先制ゴールを決めた彦坂桃花

あの長い距離からうまく蹴り込みましたね。
前節なかなか得点できなかったボニータですが、試合開始早々の得点で一気に主導権を握りました。

梅津真央が2点目!

35分、左サイドのスペースにボールを送り込んだ金丸翔子。そこへ中川瑚々が走り込んでドリブル開始。ボックス内へ進入しグラウンダーなクロス。一旦は相手DFの脚で跳ね返されますが、林知奈が再度蹴り直したところに詰めて来た梅津真央が蹴り込んでゴール。2点目!

中川瑚々のクロス
林知奈が再度蹴り直す
梅津真央がゴールへ蹴り込む!
ゴールネットに突き刺さる!

前半の半分が終わった時点での追加点という理想の展開。梅津真央は良く詰めてましたね。ナイスシュートでした。

中川瑚々も続く!3点目!

40分、日野李保が中盤でインターセプト。一気に攻撃に転じるボニータ。ゴール前左サイドで裏をとった中川瑚々。ゴールキーパーと一対一。中川瑚々は落ち着いてGKを交わすシュートを放ち3点目!

ガッツポーズの中川瑚々
中川瑚々と塩澤優

中川瑚々は、ボックス内のプレーで一番光ってました。ドリブルで切り込むことができる選手は貴重です。前節の大和シルフィード戦でのPK獲得も中川瑚々がボックス内で仕掛けたところで獲得しました。このようなプレーは得点の可能性が高まります。

土屋佑津季がダメ押し!4点目!

43分、右サイドから三輪玲奈が中央の土屋佑津季にボールを送ります。土屋佑津季は、右脚を振り抜いてループ気味の軌道を描くシュート。見事にコントロールされたボールはゴール左側に吸い込まれました。

ボニータの背番号9がダメ押しの4点目。

何と前半だけで4得点のボニータ。今季は得点力不足で苦しんだ試合多かっただけに、この日のゴールラッシュは楽しかったですね。

特に前半は相手陣内で積極的にボールを奪ってパスが回すシーンが多く、これが得点に結びつく結果になったと思います。

試合終了間際の失点

後半のボニータは得点することはできませんでしたが、大阪の攻撃を抑え続けました。

しかし、試合終了間際の85分、大阪のコーナーキック。GK寺田郁美がダイレクトにキャッチしたかに見えたんですが、ボールを弾いておりゴール前で両軍混戦状態に。結局は谷本景選手が押し込んで1点を返されました。

欲を言えばクリーンシートで終えたかったですが、ボニータはこの試合1失点に抑え4-1で勝利。

残留争いの直接対決で重要な勝ち点3を奪うことに成功しました。

プレー写真集

三輪玲奈
寺田郁美
林知奈
日野李保
彦坂桃花
中川瑚々
金丸翔子
塩澤優
山本心
土屋佑津季
梅津真央
小池真理
服部花音
森田和伽
疋田祝華(今季初出場)
山田優衣

試合終了後

試合終了後、ボニータサポーターが待つスタンドに挨拶にきてくれた選手達。前節悔しい思いをした日野李保はじめ選手達には笑顔が溢れていました。

笑顔で挨拶する 日野李保
カメラ目線の安浪貴之コーチ

第13節アウェイASハリマアルビオン戦以来4試合ぶりの勝ち点3。

前節大和シルフィード戦があまりに悔しい敗戦だっただけに、選手達は喜びと共にホッとした表情を浮かべていました。

この日は有志のコールリーダーさんも来てくれて、暑い中声が枯れるほど応援されました。アウェイなので決して多くは無いボニータサポーターでしたが、手拍子とチャントで非常に盛り上がりました。

それにしても、この日は本当に暑かった。
試合後に公式記録見たら、なんと42.3℃!

酷暑というのはこの日のためにある言葉。

過酷な条件での戦いとなり、スペランツァ大阪・静岡SSUボニータの両チーム共に本当にお疲れ様でしたという言葉を送りたいと思います。

次節に向けて

第17節を終えて、ボニータは11位から9位に順位を上げました。やはり勝ち点3の重みは大きいです。しかし残留争いしているチームの勝ち点差は僅差なのでまだまだ正念場は続きます。

次節は、9月9日(土)。久しぶりにホームゆめりあサッカー場。
ニッパツ横浜FCシーガルズを迎え撃ちます。

ニッパツは現在2位の強敵。

しかし大阪戦のような前半に畳みかけるような攻撃を仕掛けることができれば勝機はあると思います。

残留に向けて一戦必勝で戦ってくれることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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