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ランビック・ビール(自然発酵)

土曜日は還暦の誕生日だったので、ちょっと贅沢をしました。
私はベルギービールが大好きなので、たまに行く日本橋コレド室町2の2階にあるビアカフェ「ブルッグス ゾット」というお店に行ってきました。ベルギーの古都ブルージュで450年以上の歴史があるDe Halve Maan醸造所の公認レストランで、日本初上陸のブリュワリー直輸入樽生ビールなど約100種類のベルギービールとムール貝料理などの伝統的な料理をバラエティ豊かに取りそろえるお店です。もちろんちょっとビールだけ飲みに立ち寄るだけでも快く対応してくれます。

私は学生時代からビールが好きでよく飲んでいたのですが、病気してからちょっとビールがきつくなったことがありました。そのとき出会ったのがベルギービールです。ビール造りにおける発酵は、「上面発酵」、「下面発酵」、「自然発酵」の3種類に分類することができます。日本の市販されているビールはほぼ「下面発酵(ラガー)」スタイルで造られているのに比べ、ベルギーでは「上面発酵(エール)」というスタイルで造られているビールが好まれていて、多く造られています。

ラガービールはのどごしが良くスッキリ、ごくごく飲めるので和食などに合うといわれていますが、エールビールは芳醇で濃厚な味わいで、各々の醸造所で個性的なビールを造るため、料理に合わせるというより、ビールそのものを味わえます。アルコールの度数も強いものが多いです。ベルギービールに出会ってから、自分はベルギービールに合っていると思い始めました。ちょっとラガービールは長年飲みすぎて飽きていたのかもしれません。

■ランビック
ラガーとエールのほかに、「自然発酵(ランビック)」で造るビールがあります。ランビックとは、ベルギーのブリュッセル近郊のパヨッテンラント地方で造られる自然発酵のビールで、野生酵母による発酵と長期間の熟成を経て、独特の酸味と複雑な香りが生まれます。麦のシャンパンといわれ、私は特別なときランビックビールを飲むようにしています。還暦の日もプチ贅沢として、一人でランビックビールを飲みにブルッグス ゾットに行きました。

私の好きなランビックに「ブーン・グース」というビールがあります。
ブーンとは醸造所の名前で、歴史が古く1680年に遡ります。ランビックという名前の由来になったともいわれている、ブリュッセルの南、レンベークにあります。グースとは熟成1年の若いランビックに2〜3年熟成した古いランビックを瓶詰めしたものです。若いランビックはまだ完全に発酵していないため瓶内二次発酵が起こり炭酸ガスが発生します。約1年の再発酵でグースになります。

「ブーン・グース」を目当てに行ったのですが、前は置いてあったのにない。

ランビックビール自体があまりなかったので、しょうがなく「セント・ルイスグース」というランビックビールを飲んだのですが(これしかグースビールがなかったので・・・)、ちょっと香りもコクも物足りなかったので、1杯のつもりでしたが、頼んだフレンチフライ(フリッツ)も残ってたこともあり、もう1杯「ルート・ボック」という別の種類のビールを頼んでしまいました。

セント・ルイス グース

■ルート・ボック
「ルート・ボック」は瓶内または樽内で二次発酵を行う濃赤色のアルコール度数が高めのエールビールです。香り高く、甘すぎず、口当たりがまろやかで、麦のロースト感を存分に楽しむことができる、大好きなベルギービールの一つです。1927年に醸造所Van Steenbergeによって最初に醸造されました。元々この醸造所は隣に農場を持っており、そこには山羊が飼われていたことでロゴに山羊が使われています。フラマン語で「ルート」は喜びを意味することから、ボトルで「幸せの山羊」を表現しています。

ベルギービールは各醸造所でビールに合ったオリジナル・グラスを造るのも特徴です。「ルート・ボック」はとても変わっていて、自立できないグラスという先の尖った個性的なグラスが特徴です。自立できないため、グラスを置くための穴の空いた木枠がセットで付いてきます。このビール本当に美味しいので、機会があったらぜひお試しください。ちなみにアルコール度数が7.5%と高いため、お酒が弱い方はご注意ください。

ルート・ボック

そんなこんなで、還暦を一人楽しみました。
また、ビールなどお酒の話題がありましたらnoteに書きたいと思います。

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