見出し画像

Uzumakiのはじまり



【私たちについて】


こんにちは。初めまして。
knitting &  accessory Uzumaki と申します。
夫婦二人で活動しているハンドメイド作家です。

「ハンドメイド」ですが「作家」なのか、はたまた「クリエイター」なのか、
「クラフト作家」なのか。
最近の何かを作っている人や、何かを生業にしている人の呼び名は難しいです。
でも「ハンドメイド」の意味は「手作り」「人の手によって作られたもの」であることから間違いないと思うので…
ハンドメイド作家と名乗っております。



◉具体的に「何」を「ハンドメイド」している人なのか

現在は、「糸」を「編んで」キモカワあみぐるみやアクセサリーを制作して販売しております。

あみぐるみは大体、猫ちゃんやクマちゃん、うさぎさんといった可愛いの王道、ほぼ絶対に大体可愛いと思うモチーフが多いですが、そういったものではなく、
あまり可愛いイメージが少ない(?)生きものや編み主の妄想の中で生まれたもの…など、
味がある、なんだろ⁈と見ていると何だか引っかかる、スルメみたいなあみぐるみ、ちょっときもちわるい、でも何だかかわいい。
略して「キモカワ」なあみぐるみを制作しています。

初期のイカぐるみ(目が埋め込まれていないですね)


なんだか焼き鳥にありそうな名前です。
そして、これらを編んでいるのは夫です。

男性が編み物?と最近では(2025年)驚かれなくなりました。
なぜなら今年に入ってからか、去年の年末からか記憶は定かではありませんが、
空前の編み物ブーム!

老若男女問わず編み物をする。
手に取りやすい百均の糸を使ってまずは初めてみる。
素敵。素晴らしい。
ブームは韓国のアイドルさんからだとか。

百均の糸の棚は見事にすっからかんなようで(最近ではそうでもないかも)初心者様は糸を探しておられるようですが、以前から編み物を嗜んでおられる方からすれば余裕でしょう。
なぜならきっと家には沢山の糸の山。
見るたびについつい買ってはまだ使えていない糸は沢山あるはずです(同じく)
そして、今はネットで買えるサイトもあります。
高いお金を出して転売屋さんの売上に貢献しませんように願います。


◉編みものの始まりはいつからか

さて話が逸れました。
夫の編み物ですが、始まったのは約16、7年前頃からです。
リーマンショックの頃(知らない方はググってね)2008年(!)に前職で本社が
北陸にあった夫は単身赴任をしておりました。

その間にお金がかからない趣味として何かを考えた時、スポーツは道具にお金がかかるし、道具にかからなくても遊ぶのにお金がかかる。
元々アウトドア派でもないし、みんなでワイワイ毎日飲みに繰り出すぞ!タイプでもなく(そしてそんなお小遣いはない)お金がかからない趣味を探していたところ、見つけたのが編み物だったそうです。

道具は編針、材料は毛糸。
編針はかぎ針と棒針。
毛糸は様々。
それこそ安価に材料を揃えられるし、本を買わなくてもスマホで動画を見て覚えられる。独学そしてたまに有識者の方に教えてもらい習得。

やったことのない編み方やもっと知りたい場合は古本屋さんで昔の編み物の本を買ったり、本屋さんで憧れの編み本を買ったりして色々なものをどんどん編んでおりました。


作家名にknittingとありますが、これは(ニッティング)で棒針編みのことです。
あみぐるみはかぎ針で編みますから、本来であればcrochet(クロッシェ)です。
が、初めはあみぐるみではなく、ニットもの、セーターやベスト、スカートなどの衣類系を編んでいたのでこの名前になりました。

作家として動き出した始めの頃は手袋や帽子にスヌード、セーターやベスト、
そういったものを日々編んでおりました。


◉作家と名乗るようになったきっかけ


作家と名乗るようになったのは2019年の12月頃からです。

ただ、作るのが好き。
なんならずっと作ることだけしたい。
仕事に行っている時間がもったいない。
編み物だけしたい。

でも、無理ですよね。
生活しないといけないし、食べるために仕事するし。
生きていくためには働かないと。
でも、もう少し編むことに注力できたら・・・?

そんな時にその頃仲良くしてくださっていたバイヤーさんが、
私が以前夫に編んでもらったスカートを着用しているのを見て、
「作家になったら?」と呟いた事がきっかけでした。

作家・・・?作家?なれるの?作家?

なれるんじゃない?と。

言ってくれた方が職業的にもそういった関連の方面に明るい方だったので、
そうか、なれるのか。じゃあ、なろう。
と、素直に単純に妙に納得してしまい、活動を開始しました。


◉2019年からの活動内容

①始まり


2019年の12月頃から約2年間は、「作家になったら?」ときっかけを下さった方の所で委託販売をさせていただくことからスタートしました。

様々な編み地を編んでそれらを、その場で組み合わせて作るスヌードや
編みバッグ、ミサンガやアクセサリーの販売など。


様々な色と模様の編み地


好みの編み地を選んでもらってその場で繋げる


ミサンガ


その後、布製品などのいわゆるグッズ的なものも制作。

この時期はとっても「作りたい欲」が爆発している時期でした。
縫製もやりたいなあとか、とにかく色々もっと作りたいという気持ち。
そんな時にあるご縁があって知り合ったイラストレーターさん。
作品に一目惚れしてイラストを依頼し、コラボしてTシャツなども作らせていただきました。

仙台でイラストレーターとして活動されている、ごとうえりさん。
繊細な線と、かわいいだけではない、作品から漂ってくる不思議さに惹かれました。

そもそも、グッズ的な商品を作るきっかけとなったのは委託をさせていただいていた方が商業施設でPOPUPをすることになったことでした。

自分達的には、まさか一緒に置いていただけるなんて夢にも思っていなかったので当然、じゃあしばらく委託はお休みだなと考えていましたが、まさかのお声がけをいただき一緒に置かせていただけることとなったのです。


ですが…編み物は基本、とても時間のかかるもの。
全ての商品を編みものに統一して店頭に並べるには到底制作の時間が足りず。
そこで考えたのが作りたかった布製品でした。
(※編みバックなども数量限定で制作しました)


Uzumakiの羊マークをごとうさん流に描いていただけないかと依頼。
マッキー(ラフ)
1枚1枚Tシャツにダーニングというお直しの技法でワンポイントを施しました。
全てのTシャツのいろんな場所に違う色で。


マッキー、ラフじゃないバージョン。
ラフもラフじゃないバージョンもどちらもTシャツに。


マッキー
タバコの火にダーニング。煙が巻いてる。


そして女の子バージョン。アーミー(編み)


黒Tに白のアーミー。

4種類のTシャツは外注で印刷してもらい、1枚1枚ダーニングを施し(ダーニングは自分達で)それとは別に生地も発注して、こちらの生地ではエコバックとポーチを作りました。
ちなみにその時何げに時間がかかったのはダーニング。
Tシャツを発注し過ぎてダーニングを施す枚数に発狂しました(笑)。


ポーチ。生地用にイラストのベースを作っていただいて、その後に全体の生地デザインを考えました。


こちらはエコバック。グリーンはエコバックのみで製作。

ポーチやエコバックなどの布製品は生地を外注で作り(デザインの元になるものを後藤さんへ依頼、その後自分達で生地デザインを考えて発注)、生地が出来たら縫製して完成。
縫製は編み物を始めるずっと前、20代の頃から始めていたこともあり、
(夫は短期の専門学校に通い基礎的な洋服作りを勉強していました。妻も趣味でミシンを使って縫うことが好きでした)
家にはすでに職業用ミシン(JUKI)とロックミシンがあり、着手するにはハードルは低めでした。

POP UPのために準備した商品が編み物作家なのに、全て布製品という訳にはいかないと、数量限られるけれど…と制作した編みバッグ達も置かせていただきました。
ただこのバッグ達も中々の制作もの…②に繋がるきっかけでした。

柄有りの編みバッグ


商業施設でのPOPUPにも最後まで一緒に参加させていただき、色々な経験も積ませていただき糧となったイベントでした。
この機会を最後にこの方への委託はPOPUPの終了と共に卒業させていただくこととなり、ここから自分達だけでの完全独自活動を始めることとなりました。


②立体を作りたーい

さて、約2年間は委託で販売をしてきたわけですが、ここから本格的に自分達だけで活動をしていくこととなりました。

その委託販売中に編み主(夫)より出てきた言葉が「立体を作りたーい」です。
それが今のキモカワいいあみぐるみ誕生の始まり。

大袈裟かもしれませんが…心の底からの叫び(笑)
この、「立体つくりたーい」は「もうバッグやだー」だった(笑)


荒々しい


最初のあみぐるみから1ヶ月半後
イカぐるみ誕生
今より巨大



③沖に出る

沖に出て、自分達でイベントに出るとなった時、
何を知ってもらいたいかと考えました。

イベントに出るということは販売をするということなのですが、ただ売るのではなく、糸のことや編み物についても知ってほしい、編み物をする人がこのまま減ってしまわないように少しでも糸を使う側になりたいとも考えたからでした。
糸を検索して、探して購入して、編んで…ということをしていなければ、感じなかったことかもしれません。

(ほんの少しでも、自分達が購入することで良質な糸を製造する工場が、廃業に追い込まれることのないようにと常々願っています)

また、編み物というと、だいたいが帽子や手袋、マフラーやスヌードなど、基本的に「冬」の「装いの装飾」をイメージする人が多いこと。
(自分達はそんな風に感じませんでしたが、編み物は冬だけだよね?夏は何してるのか?や作家として活動するのは冬だけ?とか)
あの時はそういったことも払拭したいと考えていました。

冬だけでなく、年中編み物をする。
ウール以外にも夏の糸はあるのでそれらを使って夏の帽子やバッグを編むことは出来るというのももう少し広まれば良いなーと考えていました。

なので去年や今年の編み物ブーム到来は、私たちにとって、とても喜ばしいことです。(何回も書くけど過去にもブームはあったようです。でもそれ以上のブームが来ている気がします)
糸を使う人が増えれば、廃番になる糸も少なくなるだろうし、どんどん良い糸が増えると思うから。

最初は百均の糸で手軽に練習して、色々な技法を知ってトライしてみたり、自分で考えたパターンで編んでみたり。
お気に入りの一着を作るために清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、一玉1000円以上する糸を購入したり。
(セーターを編むのに(体型にもよるけど)10玉以上は必要だから、既製品より高い高級なセーターになります)

ただ、だいぶ残念なのは日本では編み物というと、お母さんやおばあちゃんが趣味で作っている手作り作品というイメージが強くて、とても軽く扱われることが多いこと。
お母さんやおばあちゃんが作っているのだから趣味程度で出来ること、と?
でもね?
編み物してみてください。
とんでもないです!
技法は沢山、覚えることも沢山、ちょっと動画見たくらいでは出来ません。
編んで解いてラーメン作って(編み物している方でしたら意味はわかるかな)だけど最高の魅力は自分なりに応用も可能なこと。
技法は編み方の一つなので、〇〇編みを作りたいと思ったらその技法を使って編むのです。
その為、組み合わせによっては同じような作品になることもあるでしょう。
ただ、糸も沢山あるし、糸の色も素材も様々です。
それらを組み合わせることで無限のデザインが生まれる。
技法はパクリではありません。
あくまでもその模様を編むための技法です。
縄編みを編むには縄編みの編み方をしないとその模様にはなりません。
ただしその縄編みなどの装飾編みをどこにどのように配置するか、他の装飾編みとどう組み合わせるか、は編み主の好みやセンスです(あまりセンスと描きたくないのですが)

ま、ここの話をすると長くなるので…

上記のようなことを、色々考えた時に、シンプルに単純に作りたいものを作り、知ってほしいもの、見てもらいたいものを販売したい、と考えました。
(〇〇が売れるからとか、流行りだからとか、需要があるから、とかではなく)

立体で(何せ立体が編みたいから)、小さくて持ち運びしやすい、ある程度の量産、絶対に必要なものじゃないけどつい欲しくなるもの(かも)、お土産、ちょっとしたプレゼント、に…といったことから、「あみぐるみ」をキーホルダーにすることになりました。

※なお、ちなみにこの後もごとうさんとのコラボものはまだまだ続きます。
(なぜならそれだけ惚れ込んだから)


④出展の日々


沖に出てみたその後、自分達で販売できる場所を探して初めて出展したのが、
「みやぎフリマ」でした。

フリマとあるので、フリーマーケットと思われるかもしれませんが、こちらのフリマは「マルシェ」というエリアがあり、そちらで初出展をしました。

名もなき、自分達。
ディスプレイのデの字もままならず、お恥ずかしい限り。
(今でも毎回試行錯誤)
ですが、そんな私たちの怪しさ満載のブースに足を止めてくださる方がいらしたときは感動もひとしお。

あみぐるみをなにこれ〜と手にっとていただけるのが嬉しく、こんな訳のわからないブースに足を止めてくれるだけで有難い、と毎回思いながら帰宅していたのです。


また、その後、ごとうさんに第二弾のイラストを依頼。
相変わらず独特の世界観で、
新しいキャラクターとキノコをデザインしてくださいました。

この時も生地の発注を行い、ただTシャツは前回作りすぎて在庫を抱えてしまった為(笑)外注はせずに、もしやりたくなったら自分達でシルクスクリーンで手刷りしようということになりました。


キノコの生地


お弁当入れにもなりそうな巾着バッグ


キノコ3種のポーチ
容量があるので色々入れられる


羊いっぱいポーチ
飴玉とか目薬とか入れてるのに良い


ウズ
毒キノコを研究している三番目のキャラクター
シルクスクリーンで手刷り、バッグは縫製


キノコ巾着 シルクスクリーンで印刷して縫製


自分達でイベントを探し、どんなイベントか検索し、申し込みをして、出展をする。(ちなみに、販売をするので「出店」のほうとは思うのですが、気持ち的には作品を見てもらう、知ってもらう、ことに重きを置きます。)

制作をする。

この時から作り始めたあみぐるみですが、これらはこの頃から現在まで「編み図」(レシピ)はありません。
編み主の頭の中だけで展開しています。


このことは対面販売をしているとよくご質問いただくことなのですが、制作しながら試行錯誤しながら作っております。
ですので一度以上作っているものでもサイズ感がちょっと違ったり、微妙に角度が違ったりします。

しかもUzumakiのキモかわあみぐるみは、目まで編んでいるので、
目の色、目を入れる角度、瞼があるかないかなどで一つとして同じものは出来ません。

同じにはならないのです。
ほんのちょっと足の角度やお腹の張りが違う。
それだけでその子の個性が出ます。

うおぐるみ

眠そうだったり、ちょっと怒ってたり。中毒性高め(笑)


とりあえず、もうここまでで6000文字超えてしまったので…
今回はここまでにします。
読んでくださる方がいるのか分かりませんが…
次も何かしら書いてみようと思います。

今後は、noteにそれぞれの編みぐるみキャラクターも紹介していきたいと思います。
あと、アクセサリーについても。
そしてイベント出展の話なども。
色々書きたいと思います(ペースは未定です)


長文で乱文、お読みくださった貴方様に感謝します💐👏










いいなと思ったら応援しよう!