フィリピンの教育現場のリアル
マアヨン・ハポン(こんにちは!)
フィリピンのセブ島で海外青年協力隊として
特別支援センターに派遣されているカネチです。
訪問していただき、ありがとうございます。
セブ島の任地の学校では先週の木曜日も
金曜日も台風の影響で休校です。
現在2月末に開催される SNED Olympic
(障がいのある子どもたちのための
スポーツ・文化・料理イベント)
の準備に追われています。
去年はアート&クラフト部門のコーチとして
参加。今年はさらにベーカリー部門にも
加わることになりました。
イベント準備を行う中で直面した
フィリピンならではの問題を
書き記しておきます。
ただの日記です。
※個性が輝くSNEDオリンピック
去年の記事はこちら↓↓
課題① 屋根の修理問題

日本だとこんな環境で調理の授業を
行うなんて考えられない。
先週に同僚とベーカリー部門について
話し合いをした。
作るものは「抹茶バナナケーキ」に決定。
しかし心の片隅には不安が残る。
調理室の屋根は台風被害でボロボロ。
雨漏りもひどく、蜘蛛の巣も張っている。
「衛生的に大丈夫なのか…(日本ならアウト)」
と悩むが、修理の資金はなく、
JICAに提案書を出す期限も過ぎてしまった。
フィリピンではプロジェクトが進むのは
とてもゆっくり。
日本人が求めるスピード感とは違い、
何をするにも時間がかかる。
さらに、フィリピン人は基本的にネガティブな
意見を言わないため、表面上は賛成していても
本音は違うこともある。
その結果、提案が形になるまでに
大きな時間差が生じるのだ。
ほんま
ヒナイヒナイ (ゆっくり)
課題② 校長先生からのプレッシャー

汚い床...
半年以上前に注文されていたステンレスの
テーブルや調理器具が、ようやく届いた。
正直、遅すぎて存在を忘れていた。
ピカピカの器具に感謝しつつも、
屋根は直らないまま…。

でも何がほしいか聞かれなかったんだけども。なぜ。
同僚は沢山の調理器具を見て
「校長先生からのプレッシャーを感じる」と言う。
料理が得意ではない彼女を巻き込んでしまった
ことに少し申し訳なさを覚える。
パセンシャナ〜(ごめんよ〜)
課題③ コンテスト要項の変更
さらに驚いたのは、ベーカリー部門の要項。
自由制作ではなく「シフォンケーキ+クリームデコレーション」と決まっていた。
事前に何を作るか同僚と会議した時には
彼女は要項をみて、話してくれていると
思っていた。
失敗した。
自分でも要項をちゃんと確認しておくんだった。
授業で扱ったことのない課題に挑戦することに
なり、練習も新しい器具の準備も必要。
返答の遅い大会側に確認したいことも
山ほどあるが、もうエントリーしてしまった
以上、やるしかない。
よしっ!出来る事から
パスパス (はやく)
フィリピンで学んだこと
ここで暮らしていると、想定外のことが
次々に起こる。
プロジェクトの進みは遅く、
何をするにも時間がかかる。
本音と建て前の違いもあり、
表面的には賛成していても実際には
動かないこともある。
最初は戸惑ったが、
最近は「こんなものだろう」
「まあフィリピンやしなあ」
と慣れてきた。
これが
現地に適応していくということ
なのかもしれない。
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