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【リラクゼーション】「癒し」どうでしょう?①|「上手なマッサージセラピスト」とは?

はじめまして!マッサージセラピストの熊猫ジィジ🐼です。

この度「癒し」どうでしょう?というタイトルで、現在働いているリラクゼーション業界についての疑問を深堀りしたり、裏事情をコソッと教えたいと思います。


「上手な人でお願いします」の意図は?

リラクゼーションサロンでセラピストとして働いていると、電話予約の際にしばしば耳にする言葉がある。

「上手な人でお願いします」——。

この一言の裏には、お客様それぞれの体験や期待が詰まっている。過去に満足できなかった施術の記憶、あるいは「折角お金と時間を使うのだから失敗したくない」という切実な思い。そうした背景を想像すると、このシンプルな要望の重みを感じずにはいられない。

「上手な人」の定義は?

しかし、いざ「上手な人」とはどんな人かを問われると、その答えは実に曖昧だ。
経験年数の長さだろうか。確かに熟練の技術は安心感につながる。
指名件数の多さだろうか。それも一つの信頼の指標にはなる。
あるいは強い圧でしっかりほぐせることや、会話が弾むコミュニケーション力だろうか。

どれも間違いではないが、どれも決定打にはならない。

現場に立っていると、「上手な人」の定義がいかに人それぞれかを痛感する。
たとえば「強め希望」と言われても、実際に少し圧を上げただけで「もう少し弱めで」となる方もいれば、こちらが全力で押してもなお物足りなさそうな方もいる。前者にとっての「強め」と後者にとってのそれは、まったく別物だ。

また、経験豊富なベテランであっても、技術が固定化してしまい伸びしろを失っている場合もある。一方で、デビュー間もないスタッフでも、吸収力と向上心によって驚くほど高い満足度を生み出すこともある。

指名件数についても同様だ。多くの支持を集めるスタッフが、必ずしも全てのお客様にとって「最適」とは限らない。「期待していたほどではなかった」という声がある一方で、会話を楽しめることが魅力のスタッフに対し、「静かに受けたかった」という理由でミスマッチが起こることもある。

有資格者なら上手なのか?

自分自身この業界で働き始めて14年になり、店内で唯一リラクゼーションセラピスト1級の資格も持っているが、指名獲得率は2位である。

結局のところ、「上手さ」とは単一の尺度で測れるものではなく、「そのお客様に合っているかどうか」という極めて個別的な相性の問題に行き着く。

だからこそ、私たちはあえて「上手な人」という曖昧な基準で一方的に担当を決めるのではなく、「ご要望があれば直接担当者にお伝えください」とお客様に委ねる。強さ、会話の有無、重点的にほぐしてほしい部位——そうした具体的なリクエストこそが、満足度を高める最も確かな手がかりになるからだ。

「上手な人をお願いします」という言葉に、明確な答えはない。
けれど、その曖昧さの中にこそ、この仕事の奥深さと向き合う価値があるのだと思う。

つまり「上手」とは…

ゆえに、「つうと言えばかあ」と通じ合い、言葉にせずとも辛い箇所を察することは、初回の施術で容易に実現できるものではない。

つまり上手か否かは、セラピストとお客様が、互いに信頼し合い、安心して心を開いて、深いラポールを築けるか否か次第である。

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