🎙️ 「我が子」のように、目の前の一人を慈しむ。
おはようございます。
元理科室の実習助手、くうあいです。
新しい1週間の始まり、いかがお過ごしですか?
【代筆投稿しています。】
1枚0.5円のタオルたたみの仕事。
それが、58歳の彼が今、社会とつながる唯一の接点です。
しかし、彼の手から生み出される言葉は、驚くほど深く
知性に満ちています。
通信手段を持たない彼に代わり
彼がUSBに託した魂の記録を連載いたします。
統合失調症と共に歩んだ40年。
その静かな、しかし熱い闘いの記録を読んでいただければ幸いです。
20年くらい前に勤めていた学校に
あるベテランの社会の先生がいらっしゃいました。
とても穏やかで包容力があり
生徒たちから絶大な人気を誇る先生。
その立ち振る舞いは
まるで4、5人の子育てを経験してきた
ベテランパパのように見えました。
でも、実はその先生
ご夫婦で切実に願っていたけれど
お子さんを授かることができなかったのだそうです。
私はそのことを知った時、思いました。
自分の子を持つことが叶わなかったからこそ
その先生は
担任するクラスの生徒たち一人ひとりを
本当の我が子のように
全身全霊で慈しんでいたのではないか、と。
アドラー心理学では
「共同体感覚」を大切にします。
自分の家族という枠を超えて
目の前の他者を仲間だと感じ
貢献すること。
その社会の先生にとって、教室は
「仕事場」ではなく
かけがえのない
「家族」が集まる場所だったのかもしれません。
月曜日の朝
教室へ向かう足取りが
少し重いこともあるかもしれません。
でも、今日
あなたの目の前に座る生徒たちは
誰かにとっての「宝物」であり
そして、あなたにとっても
「共に今を生きる大切な仲間」です。
特別な教育理論よりも
一人の人間として
彼ら一人ひとりの存在を丸ごと受け入れること。
その「眼差し」こそが
生徒たちの心を一番強く勇気づけます。
今日は、クラスという大きな集団を「指導」する前に
一人ひとりの顔を
「我が子」を見るような
優しい気持ちで眺めてみませんか。
そこから始まる1週間は
きっと昨日までとは違う
温かい景色になるはずです。
それでは、いってらっしゃい!
元理科室の実習助手、くうあいでした。
いいなと思ったら応援しよう!
応援いただけるとありがたいです。研究、活動費として使わせていただきます。