見出し画像

🎙️ 「全員で勝つ」——能力の差を超えて、みんなが輝くチームの作り方

おはようございます。
元理科室の実習助手、くうあいです。

【代筆投稿しています。】
1枚0.5円のタオルたたみの仕事。
それが、58歳の彼が今、社会とつながる唯一の接点です。

しかし、彼の手から生み出される言葉は、驚くほど深く
知性に満ちています。
通信手段を持たない彼に代わり
彼がUSBに託した魂の記録を連載いたします。
統合失調症と共に歩んだ40年。
その静かな、しかし熱い闘いの記録を読んでいただければ幸いです。


先生や先生を目指す皆さんへ贈るシリーズ。


今朝は、私がかつて
チアダンス部の顧問をしていた頃の
忘れられないお話をさせていただきます。


その学校のチアダンス部はとても強く
全国大会の常連でした。

でも、どうしても勝てない
「絶対王者」のライバル校があったんです。


ライバル校は、大人数の部員の中から
トップクラスの精鋭だけを選抜して
最強のチームを作っていました。


一方、私たちがいたチームの生徒たちは
ある強いこだわりを持っていました。


それは、「部員全員で大会に出る」ということ。

正直に言えば、私たち顧問やコーチは
心のどこかで迷いがありました。

中には初心者もいて
難しい技ができない子も混ざっています。

その子たちを外して
上手な子だけで選抜チームを作れば

きっと優勝に手が届くのに……。


でも、生徒たちの
「全員で踊りたい!」という意志は
最後まで揺るぎませんでした。



その思いを受け止めたコーチが
魔法のような振り付けを作ってくださったんです。

フェッテが何回も回れなくても
足が高く上がらなくても

すべての子が最も美しく見える瞬間を散りばめた
愛の詰まった構成でした。

結果は、全国大会で準優勝。

惜しくも1位には届きませんでした。


でも、その大会でコーチは
最も優れた振り付けに贈られる
「コレオグラフィー賞」を受賞されたんです。

審査員の先生方は
技術を超えたところにある

「全員を輝かせようとする愛」を
しっかり見てくださっていたのだと思います。


アドラー心理学では

「誰かを排除して勝つ」ことよりも

「みんなが仲間として貢献し合える居場所があること」を
大切にします。


教室でも同じかもしれません。

勉強ができる子
スポーツができる子だけを
特別視するのではなく

できない子も
苦手なことがある子も

そこにいるだけでチームの一員として輝ける。

そんな「全員が主役」の学級経営こそが
結果として
一人ひとりの可能性を
最大に引き出すのだと

私は生徒たちから教わりました。


もしあなたが今

「クラスをまとめなきゃ」
「結果を出さなきゃ」と焦っているなら。


一度立ち止まって
一番後ろにいる子の顔を見てみてください。

その子が輝ける場所を一つ作るだけで
チーム全体の景色は
驚くほど鮮やかで温かいものに変わります。


今日は、あなたの周りにいる
「みんな」が
ほんの少しずつ輝ける一日にしてみませんか?


それでは、今日もいってらっしゃい!

元理科室の実習助手、くうあいでした。

いいなと思ったら応援しよう!

くうあい 応援いただけるとありがたいです。研究、活動費として使わせていただきます。