🎙️ 「先生」という看板を脱いで、見えてきた景色。
こんばんは。
元理科室の実習助手、くうあいです。
木曜日の夜、いかがお過ごしですか?
【代筆投稿しています。】
1枚0.5円のタオルたたみの仕事。
それが、58歳の彼が今、社会とつながる唯一の接点です。
しかし、彼の手から生み出される言葉は、驚くほど深く
知性に満ちています。
通信手段を持たない彼に代わり
彼がUSBに託した魂の記録を連載いたします。
統合失調症と共に歩んだ40年。
その静かな、しかし熱い闘いの記録を読んでいただければ幸いです。
私は38年間、公務員の世界で生きてきました。
退職したとき、ふと思ったんです。
「私は、学校以外の世間を何も知らないのではないか」と。
そこで、新しい一歩を踏み出す前に
あえていくつかの場所で
アルバイトをしてみることにしました。
アルバイト先で「以前は何を?」と聞かれ
「学校に勤めていました」と答えると
決まって返ってくる言葉がありました。
「あぁ、先生だったんですね!」
厳密に言えば、私は実習助手であって
『先生』ではないのですが…。
こう言われた時に流れる
なんとも言えない「特別視」された空気。
尊敬の裏側にある
どこか遠い存在を見るような視線。
その時、私は改めて感じたんです。
「先生」という看板が
いかに重く
そしていかに自分を
「一人の人間」から遠ざけているのか…
ということに。
アドラー心理学では
「役割」は
あくまで「機能」にすぎないと考えます。
教師であることも
親であることも
アルバイトであることも
その人の「人格」そのものではありません。
看板を下ろせば
私たちはみんな等身大の
不完全で、でも愛おしい一人の人間です。
もしあなたが今
「先生らしくいなきゃ」というプレッシャーで
息苦しくなっているなら。
夜のこの時間だけは
その重たい看板をそっと横に置いてみませんか。
「先生」だから立派なのではなく
一人の人間として一生懸命に生きているから
あなたは素晴らしいんです。
看板を脱いだあとに残る
「素顔のあなた」を
まずはあなた自身が
一番に愛してあげてくださいね。
明日は、少しだけ肩の力を抜いて
看板の奥にある
「あなたらしい笑顔」で過ごせますように。
それでは、ゆっくりおやすみなさい。
元理科室の実習助手、くうあいでした。
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