🎙️ 「明日できることは今日やらない」という、最高の守備。
こんばんは。
元理科室の実習助手、くうあいです。
【代筆投稿しています。】
1枚0.5円のタオルたたみの仕事。
それが、58歳の彼が今、社会とつながる唯一の接点です。
しかし、彼の手から生み出される言葉は、驚くほど深く
知性に満ちています。
通信手段を持たない彼に代わり
彼がUSBに託した魂の記録を連載いたします。
統合失調症と共に歩んだ40年。
その静かな、しかし熱い闘いの記録を読んでいただければ幸いです。
新卒の頃
最初に赴任した学校で、一緒に働いていた
大人気の国語の先生がいました。
その先生の口癖は、ちょっと意外なものでした。
「明日できることは、今日やらない」
最初に聞いたとき、私は
「えっ、先延ばしにするの?」と驚きました。
特に子どもを持ってからは、急な発熱に備えて
「明日できることも、今日のうちに!」と
必死に先手を打って仕事をこなしていたからです。
でも、必死に先取りをして
「余裕」を作ったはずの場所に現れたのは
「さらに新しい仕事」でした。
「時間があるならこれもお願い」……。
気づけば、私のカレンダーは
いつもパンパンに埋まっていたんです。
アドラー心理学には
「今、ここ」を生きるという考え方があります。
かつての私は
未来の「もしも」という不安に備えて
明日の分まで、今日片付けようとしていました。
でも、そうやって未来を先取りして作った「余白」には
皮肉にもまた新しい
「未来の仕事」が舞い込んできたんです。
あの国語の先生が言いたかったのは
「未来の不安のために、今の自分を犠牲にしない」
ということだったのかもしれません。
明日できることは今日やらない。
それは、サボることではなく
「今、この瞬間の自分の時間」を
何よりも大切に扱うという決意です。
未来の心配をして
今の自分を削り続けるのではなく
「今、ここ」の精神で
あなたが心穏やかに眠りにつくこと。
その「今」の積み重ねが、結果として
一番良い状態で明日を迎える準備になるのです。
あなたはただ
「今」の心地よさだけを感じて
ゆっくり休んでくださいね。
それでは、おやすみなさい。
元理科室の実習助手、くうあいでした。
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