見出し画像

【ADVPCG】バンギマイン(ピジョット無し構築)のデッキレシピ【RS-PK】

※2021年から投げ銭方式を採用させていただくことにしました。この記事は無料で全文読むことができますが、ご支援いただければ嬉しく思います。
各記事ごとに対応は異なりますが、基本的には購入額が多いテーマの記事の更新頻度を高めていく予定です。


はじめに


 今回はわるいバンギラスとマルマインexのデッキであるバンギマインのデッキを紹介したいと思います。今流行中のタイプはまだはっきりと構築が定まっていない部分もあるのですが、使用者の多いデッキなのに一度も記事にしていないのもどうかと思ったので今回掲載します。レシピ外の採用候補カードも併記するので構築の参考にしていただければと思います。

デッキレシピ

ポケモン:20枚
3:ヨーギラスδ(PCG6)
1:ヨーギラス(PCG3/なぐる)
4:わるいサナギラス(HP80)
4:わるいバンギラス(悪)
2:ビリリダマ(PCG5)
4:マルマインex
1:ジラーチ(PCG2)
1:ジラーチ(ADV4)

サポーター:11枚(トランシーバー込み・ハギ抜きで14枚)
2:ダイゴのアドバイス
4:ロケット団の幹部
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
1:ハギ老人の思いやり

トレーナー:13枚
4:ホロンのトランシーバー
4:逆転!マジックハンド
1:ポケモン回収装置
2:R団のモンスターボール
2:封印の結晶

エネルギー:16枚
3:炎エネルギー
4:悪エネルギー
4:スクランブルエネルギー
3:ヒーリングエネルギー
2:ホロンエネルギーFF

デッキ概要とこれまでのレシピとの違い

 バンギマインはマルマインexのエネエネボンバーを生かして高威力のおしつぶす・かみちぎるを使ったり、マジックハンド・スクランブル・幹部とスピンテールを組み合わせたコントロールをしたりするデッキです。過去にも何度か記事にしているのでそのうち3年前に載せたデッキと比べてみます。

 全体的な傾向として、相手の妨害をするデッキ・カードやバンギ対策を意識したカードの採用が増えていることが挙げられます。
 まず大きな違いですが、ピジョットが入っていないところです。ピジョットを育ててもマッハサーチが使えない場合や、ふしぎなアメの対策が厳しく安定性に欠けることが主な原因です。これと連動してふしぎなアメも全く入っていないか、少ししか入っていないのも特徴です。他のカードでは刺さる相手が少なくなって以前のように呪われたほこらが3-4枚入っていることがなくなったり、ホロンのポケモンを入れずに効果が強い特殊エネルギーを多く入れるようになっています。
 22年現在ではこのような構築が人気で勝率も高いですが、いいことずくめというわけでもありません。ピジョット対策をしていない相手との戦いでは今までのようにマッハサーチを前提にしたカードを入れられず、デッキの最大パワーは落ちてしまっています。
 サーナイトδやカメルギアなどのポケパワーを多用するデッキと、オドシシやライボルトexなど攻撃力こそ低いものの妨害が強力なデッキに対してはそれぞれバンギデッキに入れると有利に戦えるカードが異なります。うまくバランスをとるのは非常に難しいですが、その時の流行や傾向を見て採用カードを選ぶ必要があるでしょう。

採用カード解説

ポケモン

3:ヨーギラスδ(PCG6)
1:ヨーギラス(PCG3/なぐる)
4:わるいサナギラス(HP80)
4:わるいバンギラス(悪)

ヨーギラスは以前は冒険家で捨てて4枚引けるδ種がかなり優位でしたが、現在は闘タイプの方も評価されています。これは序盤のオドシシ、マイナン、ラクライといったカードに対して弱点で攻めるのに適しているためです。続けて悪エネルギーを組み合わせたサナギラスのくろいひかりを使っていくのを考えると10の差が響くことがあります。ヨーギラスにつけられるエネルギーが増えたことやサナギラスの枚数が多くなったのも関係しています。配分は闘4枚から炎4枚まですべてのパターンが考えられます。
サナギラスはワザを使うことをかなりあてにしているのでこちらになります。HPの差が響くカイオーガexがオドシシバクーダに有効で、入れるか迷うデッキなら入れる方向になりそうなことも大きいです。
サナギラスとバンギラスは他のトレーナーの採用状況によってそれぞれ3枚にする選択肢は十分ありますが、この構築はトレーナーロックや安定性を意識して4枚ずつにしています。

2:ビリリダマ(PCG5)
4:マルマインex
ピジョットなどマルマインをサーチできるカードが入っていないため4枚入れてサポーターの素引きで引いていきます。

1:ジラーチ(PCG2)
1:ジラーチ(ADV4)
基本的にはほしのねがいの方で展開していきますが、ポケパワーを封じてくる相手にはねがいごとの方も使っていきます。サナギラスが多く入っているため空振りになりにくいのも好相性です。

トレーナー

2:ダイゴのアドバイス
4:ロケット団の幹部
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
総数が増えたエネルギーをトラッシュしてエネエネボンバーで加速できるためホロンサポーターの相性はさらによくなっています。妨害系デッキ相手をさらに意識してダイゴが入っていないレシピも珍しくありません。

1:ハギ老人の思いやり
バンギラスを2~3回で倒す相手が増え、有効な場面が増えています。サナギラスが多いため使った後に立てやすくなっており、ジラーチを回収するのにも使えます。

4:ホロンのトランシーバー
4:逆転!マジックハンド
もともと優先度が高かったうえにマッハサーチができなくなったため4枚入れたいです。

1:ポケモン回収装置
メインポケモンが増えたため必須カードではありませんが、中盤からはサナギラスとバンギラスの両方を拾えるカードになります。不意にビリリダマが倒されたときにも使えます。

2:R団のモンスターボール
サポーターとは別に進化カードをサーチできるためかなり優秀です。これまではピジョットをサーチできないため優先度が落ちていましたがこの構築ではぜひ入れたいカードです。

2:封印の結晶
ポケパワーを多用する相手やダメージを回復・軽減する相手に対して多少は対策をしようと思い入れています。従来のようにゲームを通して使える枚数ではないので幹部と併用して事故を狙っていく形になります。

エネルギー

3:炎エネルギー
2:ホロンエネルギーFF
レジロックexやナッシーδなど闘弱点をついてバンギ対策をしてくる相手が増えているため採用しています。半端な枚数ですが2枚ずつよりは優先して入れようとしたが3枚ずつにするスペースは作れなかったという理由なのでこの配分を推奨しているわけではなく、2枚ずつからFFが4枚入っているものまで様々なタイプが考えられます。

4:悪エネルギー
PCGがレギュ落ちする近辺では少ない枚数が強いとされたこともありますが、おしつぶす・かみちぎるもよく使っていくため4枚必須と思えます。

4:スクランブルエネルギー
以前は最初に4枚入れるカードでしたが、クリスタルビーチを壊せずサイドを先行することになる相手も増えたため場合によっては3枚になることもあります。

3:ヒーリングエネルギー
オドシシの混乱やミラーでのマヒ、このどちらの相手もベンチ攻撃をしてくるのでその対策にも使えます。ジラーチも起こせます。

他の採用候補カード

種類ごとにあげていきたいと思います。カスタマイズ性の高いデッキなのでぜひいろいろ試していただければと思います。

ポケモン

ルナトーン・ソルロック
ポケパワーで展開してくる相手への対策をしつつルナトーンでトランシーバーやボールをサーチして自分の展開もできます。バンギラスのワザが使えないものの、中終盤でマジハンなどコンボを狙うときに役立つこともあるでしょう。
少ない枚数で堅実な活躍が期待できますが、つきのみちびきがでんじしょうがいやつきおどす相手には有効でないことなど、あまり役に立たない相手もいます。トレーナーサーチを重視するならルリリを入れる手もあります。

ラプラス
ホロンの導師で持ってきて展開力を高めることができます。主にウツギをサーチしてマルマインを確実に立てることが狙いになります。初手に来るリスクやポケパワーロック・バトル場に呼び出す効果に弱いのが欠点です。

1進化のポケパワー持ちポケモン
マグカルゴやポリゴン2などをホロンの導師でたねをサーチし、ねがいごとジラーチやラプラスで進化させて揃えます。1-1でも機能しアメを使わずにすみますが、やはりポケパワーロックや縛りに弱くピジョットほど効果に信用が持てない部分もあります。

展開ポケモンは入れない
妨害デッキ相手を重視しヨーギラスとビリリダマ以外のたねポケモンを入れないことも十分考えられます。この場合はすぐに50ダメージを出してくる相手に弱いため、封印の結晶を多く入れてきぜつのリスクを減らしたり回収装置を増やしてたね切れにならないようにするのもよさそうです。

トレーナー

ルナトーンなどトレーナーサーチをするポケモンを入れる場合は採用しやすくなります。

ウツギはかせの育てかた
ラプラスと合わせて使います。素引きに頼らない点は安定しますが、ピジョットが入っていない分ますますRボールと比べてパワーが落ちるように感じます。マルマイン自体を増やすのとどちらがいいか検討したほうがいいでしょう。

暴風
クリスタルビーチ対策や、封印の結晶を使ってくる相手向けに使います。エネエネボンバーを使う1ターンだけロックが解ければいいという場合が多いため4枚入れる必要がありませんが、サーチできないため欲しい場面で持っている場面が少なく使わない場面でオドシシに捨てられたり幹部で流されしまうことも多いです。

ふしぎなアメ
環境の変化によって抜くことになったカードですが、素早くバンギラスを立てたりビリリダマがいないところから急にエネエネボンバーを使う動きができるので少し入れる手はあります。

バトルサーチャー
幹部やハギを欲しい場面で使いやすくなり、ルナトーンで山札から持ってくることができます。初手とトレーナーロックを考えなければぜひ入れたいカードです。

そっくり!テレポーター
初手を安定させつつ、中盤以降は展開用カードをヨーギラスと換えることでバトル場に縛られるのを防げます。ラプラスを入れる場合はぜひ入れたいカードですが、以前のバンギデッキと比べてポケモンの種類が少ないため入れ替えが大きなメリットになりづらく、サポーターを増やしたいと思うかもしれません。

まもりのたま
ホロンFFと同様に弱点を消せますが、暴風が入っているデッキにレジロックがタッチされているケースが増えているのが少し気になります。

超古代のワザマシン「岩」
従来のバンギには必ず入っている基本的なパーツでしたが、この構築ではサーチできないため入っていないことが多いです。たね主体で刺さらない相手が増えていたりつきおどすで捨てられることもあります。一方で本来あまり意識していない相手であるもののアメを多用するデッキには相変わらず刺さるので選択肢にはなります。

呪われたほこら
砂漠の遺跡
カゲツのスタジアム

クリスタルビーチを対策しつつスタジアムの恩恵を得られますが、ほこらや砂漠があまり刺さらない環境から今回のような構築になっているためやや優先度が落ちるかもしれません。役割が近くて封印の結晶も壊せる暴風の方を入れたいというのもあります。

エネルギー

ダークメタルエネルギー
バンギのワザが安定し、おまけとしてメタルブローを使うこともできるようになります。デメリットも特にないのですがこれを入れる場合は他のエネルギーを抜くことになるためどちらが強いかという比較になるでしょう。

戦い方

初手や相手によってどちらかの戦法を取ります。
1:ジラーチに変えて展開する
初手やそっテレ、逃げるでジラーチなどの展開ポケモンに入れ替えてほしのねがいやねがいごとでカードを揃えます。従来のデッキと同じような動きで、逃げるのにエネルギーを使うため基本的にエネエネボンバー後に戦うことになります。
2:初手ヨーギラスのまま戦う
1ターン目にヨーギラスのワザ、2ターン目に進化してくろいひかり、3ターン目にスピンテールを狙っていきます。今までの構築ではたまたま初手にバンギとアメが揃っているときだけ狙えた動きでしたが、今回の構築ではサナギラスとエネルギーがかなり多く入っているので十分実現可能性はあります。

以下主要なデッキ相手への簡単な想定を書いていきます。

・オドシシ系デッキ
相手はオドシシやマイナンで妨害してくることが多いため、ヨーギラスを進化させながら闘弱点で戦っていくのが有効です。サイドを先行することになってしまいますが、スピンテールから入っても相手はベンチだけを攻撃できるのでそのうちこちらからサイドを引くことになりがちです。リムーブやドンメルのメラメラでエネルギーを捨てられるので、サポーターで捨てずに毎ターン出張りできるようにした方がいいでしょう。封印の結晶が4枚入っているデッキなのでロックが解けたターンが出たらすぐにエネエネボンバーを使いたいです。

・ミラー
以前と同様になるべく早くスピンテールを使いたいです。岩マシンが入っていませんが、すべてHP80のサナギラスを経由しヒーリングエネルギーも入っているためピジョット型にも極端には不利になっていません。先にスピンテールを使わせないため自分がワザを使えなくてもエネエネボンバーを使ったほうがいい場面も多いです。

・ライボルトex
今までの構築ではサナギラス経由の1体がやられるとトレーナーロックが響き復帰できなかったこともありましたが、アメに頼らないため有利に立ち回れるでしょう。ヨーギラス初手で先攻ならラクライを倒せることや、サナギラスのくろいひかりででんじしょうがいを解除できる点も有利です。

・ナッシーライチュウ
ホロンFFで弱点を消してスピンテールを使っていきます。サナギラスがライチュウを弱点で一撃で倒せ、またFFをつけなくてもナッシーの攻撃を1回耐えられるのであえて進化させない方がいいときもあります。

・2進化デッキ
岩マシンとほこらがないためスピンテールでまとめて倒すパターンが取りづらく、以前よりも勝ちづらくなってしまっています。カメックスやサーナイトはかみちぎるを使って相手に強いワザを使われないように立ち回るほうがいいことも多そうです。


参考リンク

オガワさんの記事

よく調整されているのでぜひ参考にしましょう!


TCGONEの大会結果

 私も数回参加したオンライン大会の結果やレシピをまとめてあります。この大会ではバンギマインが最も使われているといえる環境なので色々な人のレシピを比較して参考にできるでしょう。英語のサイトですがポケモンのアイコンも載っているため簡単に探せます。特にFrostyさんはバンギマインで何度も上位入賞しているためおすすめです。

 

おわりに

 今回記事にしたバンギに近いピジョットなしでホロンFFが入っている構築は数年前から海外でよく使われていました。これに対して国内のカメやサナは回復・軽減できる特性や切り株などのトレーナーを多用することで有効に戦えていたためあまり脅威に感じず研究は進んでいませんでした。
 ところがオドシシなど別タイプのデッキが新しく流行し、バンギはそのままでも比較的戦える一方で特性やトレーナーを多用するデッキは相性が悪く、色々なデッキタイプに勝とうとすると別の構築が求められるようになりました。私はずっとピジョット入りのデッキを使っていたのでデッキもプレイングも調整するのが難しいですが、メタゲームの面白いところではないでしょうか。
 バンギは2005年当時から今年まで構築を変えてずっと環境上位にいるためカードを集めたりデッキを研究しても無駄になることはないでしょう。私も大会で使ったり構築が固まったらまた記事を投稿するつもりですが、ぜひ使ってみてください!

PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

※質問や感想などがありましたらTwitterのリプやDMか、質問箱(https://marshmallow-qa.com/kantenmagichand?utm_medium=url_text&utm_source=promotion)
までご連絡ください。なるべく対応します。

※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


ここから先は

18字

¥ 100

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

サポートいただいた分野により力を入れて記事を書きたいと思いますので、もしよろしければお願いいたします!