ADV・PCG個別カードランク PartB スタジアム
はじめに
このページではポケモンカードADVシリーズ・PCGシリーズのカードを1枚ずつ紹介・評価していくという企画のうちサポーターを載せていきます。
シリーズ全部のカードが使えるルールに対応した「RS-PK評価」と、色々な時期での活躍やハーフデッキも含めた「総合評価」の2つの基準で、SからFまでの記号で評価していきます。より詳しい説明や他のカードのページについてはこちらの概要をご覧ください。
無料部分のみで遊ぶのに十分な情報を載せますが、有料記事では
・発売された当時の無料部分よりも詳しい印象
・自分が使ったり使われたりしたときのより個人的な経験
・実際に試していない空想
・そのカードが集めるのにあたって珍しいかどうか
といったすべて載せようとすると無駄に長くなってしまうことを書いていきます。ほぼおまけという扱いで、投げ銭という認識をもっていただきたいですがよかったらよろしくお願いします。なおページ内で評価しているカードについてそれぞれの記事に追加していきます。
スタジアムを対象にする関連カードについて
今回の記事でスタジアムの評価をするにあたり、強く関連するカードについて紹介します。
・エニシダ

スタジアムをサーチすることができます。またエニシダのほうをサポーターをサーチする効果で引いてこれるので間接的にスタジアムをサーチする手段を含めるといくつかの手段があるといえるでしょう。
・暴風

スタジアムをトラッシュするカードです。暴風が出る前の環境は自分に有利なスタジアムを場に残す応酬がありましたが、暴風と封印の結晶がでるPCG8以降はこの2枚の出し合いにスタジアムが巻き込まれてしまっています。
RS-PK(ADV1-WCP)など暴風が使えるレギュレーションでは暴風を入れたほうが封印の結晶に対抗できる、多少スタジアムを入れたところで暴風で捨てられてしまうといったようにスタジアム全体の使い勝手が悪くなっており、スタジアムのRS-PK評価は全体的に低くなっています。
・ミステリーゾーン

ひとつ前のeシリーズのカードですが、高い性能をもっておりADVの発売後もよく使われています。ADV-PCGのリストを見ただけでは載っておらず盲点になっていますが、一見強そうなスタジアムもこのカードが使えるルールではミステリーゾーンを入れたほうが強いというケースが多いため総合評価に影響を及ぼしています。
評価の高いカード
各ページで紹介しているカードのうち、どちらかの評価でSやAにしているものは先にまとめておきます。枚数が多くて見るのが面倒な場合はまずこれらだけ覚えておきましょう!
アクア団のアジト RS-PK 総合
妖しい洞窟 総合
巨大な切りかぶ RS-PK 総合
クリスタルビーチ RS-PK 総合
砂漠の遺跡 RS-PK 総合
呪われたほこら RS-PK 総合
バトルフロンティア 総合
不思議な大樹 総合
流星の滝 総合
ロケット団のトリックジム 総合
アクア団のアジト

RS-PK評価:S 総合評価:S
お互いの逃げるエネルギーを増やします。このシリーズはポケボディーではない純粋な逃げる0のたねが基本的にいないため多くのポケモンの逃げるエネルギーが2以上になります。
バトル場に攻撃力の低いポケモンを呼びだしたりエネルギーをはがしたりしてベンチ攻撃を続ける戦法と相性がよく、さらにADV期は相手の逃げるエネルギーの数を参照するベトベトンexの火力増強にも役立つためシリーズを通して色々なデッキで使われています。
妖しい洞窟

RS-PK評価:B 総合評価:A
1進化カードである化石ポケモンを直接場に出すことができます。該当するカードは「よびさます」「しんかそくせい」など1エネで展開に役立つワザを持っているものが多く1ターンの差がでやすいです。化石ポケモンは進化前の化石カードがトレーナー扱いでサーチしにくい欠点がありますがこのカードによってカバーされています。
登場時は【ドルヘル】をはじめこのカードによって強化されたりあらたに作られるようになったデッキがありました。RS-PKレギュでは化石ポケモンのデッキは減っていますが、封印の結晶対策でプテラexを使う際にすぐに出せるようになり役立ちます。
宇宙センター

RS-PK評価:C 総合評価:B
ポケボディーを消す効果があります。しかし登場時にあてはまるものは軽いダメージ軽減や逃げる軽減のものが多く、そこまで有効な相手は多くありません。「しんぴのまもり」などの対策にはある程度有効ですが、進化ポケモンやワザには対応しておらずこのカードだけではすべてはカバーできません。一見して相性のよさそうなマグマグラードンは対象外になっているのは残念なところです。
その後登場したキリンリキやルナソルには有効なので、これらで止まるポケパワーに依存するデッキでは対策として採用されることがあります。
DPシリーズに入るとアグノム(DP2)とそのLV.XやミュウツーLV.Xなど強力なポケボディーのたねポケモンが増え、自分のレジロックの「スロースタート」を消すのにも使えるためPCG時代よりも使われるようになります。
おつきみ山

RS-PK評価:D 総合評価:D
ポケパワーを止められます。このカードの登場前はエネコロロの「エナジードロー」とレアコイルの「じきコントロール」による展開が流行しておりそれを抑える目的で登場した感もあります。しかし同じ弾にピジョットが登場し次にマグカルゴが出ると展開ポケモンが多様化し刺さる相手が少なくなってしまいやや時期がずれてしまった印象があります。
他にもジラーチの「ほしのねがい」も対象になりますが、おつきみ山を引いて出す前に相手の展開が終わってしまうこともあり他のポケパワー対策と比べてあまり使われていません。有効なデッキが特に流行っている場合は使われる可能性はあります。
カゲツのスタジアム

RS-PK評価:B 総合評価:C
悪ポケモンの状態異常を防ぎます。毒状態は対象に含まれませんが、ノクタスの「ポイズンストラクチャー」を相手の悪ポケモンに使えるメリットもあります。このカードを後から出しても有効なことは使いやすいです。
当時日本では登場するのがDP以降と遅れてやや環境に合っていませんでしたが、現在のPCGレギュではノクタスを使うデッキの他にわるいポケモンやR団のポケモンなどがメインのデッキで妨害対策として使われています。
消えない炎

RS-PK評価:D 総合評価:C
やけどのダメージを増やします。40ダメージぶんはこのシリーズではかなり大きく十分なダメージソースにできます。
同じ弾のブビィはこのカードを指定する「いんか」をもっており、成功すればHP50や炎弱点のHP60を1手で倒せるためハーフで採用されることがありました。他にはブースターexを使う【アリアドスブースター】でも採用されることがあります。
巨大な切りかぶ

RS-PK評価:A 総合評価:A
ベンチが3匹制限になります。ADV-PCGレギュはベンチのポケモンを整理する手段が貴重で、別のポケモンを出したりダメージがたまってサイドを取られそうなものやバトル場に縛られそうなものを先に取り除いたりできます。
またベンチを5体すべて埋めることでベストのパフォーマンスを出せるデッキも多く、相手の場を弱める使い方ができる場合もあります。このカードが必須である有力デッキこそあまり存在しませんが色々なデッキに選択肢のひとつとして幅広く採用されています。
クリスタルビーチ

RS-PK評価:A 総合評価:S
特殊エネルギーが弱体化します。Wレインボーやスクラン、エネルギーとして使えるホロンのポケモンは効果が強く多用されるので有効な相手は多いです。これ単体だと返しのターンに暴風や別のスタジアムをサーチして捨てられやすいので、他の妨害手段と併用したり大ダメージを与えたりして負担をかけたいです。
【カメルギア】が特に活躍していた時期にバランス調整として登場した印象もあるカードで、自分のデッキと相性が良ければ様々なデッキで選択肢になります。DPに入ってもexがいなくなるぶんWレインボーなどが使われやすくなっており変わらず使われます。
ゲンジのスタジアム

RS-PK評価:C 総合評価:C
無色ポケモンのダメージを軽減します。国内で登場したころはハピナス(DP2)のデッキが環境の上位にいて耐久力を持ち味にしていたため相性がよく、このカードが選ばれることもありました。
やや効果が地味であるものの、PCGレギュでも無色ポケモンがメインのデッキでは選択肢になるでしょう。
高気圧

RS-PK評価:D 総合評価:D
2タイプの逃げるエネルギーを減らします。ADV期のハーフデッキは特定の相手に強いキュウコンやオニゴーリの使用率が高く、頻繁に入れ替えたい場面もあったため併用されることがありました。スタンではバシャーモとも相性がいいですが使うデッキではたいていミステリーゾーンも入れたいためスペースを争います。シリーズが進んでスタジアムが増えてくるとタイプが限られることや減らせるエネルギーが1個と効果が小さいことから使われなくなっていきます。
小島の横穴

RS-PK評価:C 総合評価:B
状態異常を回復させることができます。対象は3タイプと広く、色以外の条件がないため多くのポケモンに適用できます。どの程度役立つかは基本的には相手次第であるものの、ジラーチの「ほしのねがい」を回復させて能動的に使っていくこともできます。
相手のスタジアムを捨てるか状態異常を治すかのどちらかには使える場面が多く、シリーズを通して少しずつ使われ続けています。
古代塚

RS-PK評価:D 総合評価:C
弱点を消すことができます。exや~のポケモンは対象外なのでいわゆる普通のポケモンのみが対象です。タイプの指定がないので色々なデッキに採用できますが、相手のターンに捨てられやすく役に立つかどうかはマッチング次第という懸念点もあります。
登場してしばらくは砂漠の遺跡対策でなんらかのスタジアムを入れたい場合の候補になります。【カメレアコロロ】や【マンダピジョット】はexを使いつつ非exも攻撃に使いやすいので使われることがありました。シリーズが進んでいくと弱点対策もスタジアムの種類も増えてくるためあまり使われなくなっていきます。
砂漠の遺跡

RS-PK評価:A 総合評価:S
ポケモンexが毒状態のようにダメージを受けていきます。exはこのシリーズの中心的存在でベンチに居続けるものもおり、ワザで攻撃せずにサイドを引ければ大きなアドバンテージになりますが、1体にしか載せられないとダメージを受けつつも押し切られる場合もあります。
HP100以上が対象で、このカードが多用される環境ではかえってHP90の方が耐久性があるという逆転現象も起きます。このカード存在によって対象になるポケモンが中心のデッキはスタジアムの採用が前提になるなどデッキ構築全体に影響を及ぼしています。
1体のきぜつがより大きく響くハーフデッキの方が多用されます。スタンデッキではより影響力のある呪われたほこらが出て以降は少し採用率が落ちていますが、流行によっては十分採用されます。
磁気嵐

RS-PK評価:B 総合評価:B
抵抗力を無視することができます。対象の2タイプの抵抗力をもつポケモンは人気カードでも多く、数値も30と大きいので超か闘のメインアタッカーを使うデッキでは採用していると役立ちます。
抵抗力対策としては水晶のかけらもあるため相手のスタジアム対策も兼ねて採用されることが多いです。
チャンピオンズリーグ

RS-PK評価:F(B) 総合評価:F(B)
ルールがはっきりしていないのでその場ごとに確認してください!
原則としては自分の手札を相手に見せるというハンデをあえてつけて対戦する大会入賞のプロモーションカードで実戦向けではありません。
一方対戦の場によっては相手もこの条件にあてはまるとしてお互いの手札を公開するカードとして扱うこともあります。この場合はオドシシや幹部など相手の手札によって対応が変わるカードにとってメリットが大きく、積極的にデッキに入れたいカードとして候補にあがるようになります。
低気圧

RS-PK評価:D 総合評価:D
2タイプのHPを上げる効果があります。HP10の差が大きいヌケニン(ADV3)、追加ダメージの範囲も広がるマルノーム(ADV4)、「おきみやげ」を使っても耐えられるマタドガスなどとは相性がよく併用されることもありました。しかしPCG中盤からはほかのスタジアムと比べて効果が小さくほとんど使われていません。
なおエレキッド(PCG4)は低気圧を参照する効果をもっていますが、PCGでこれが再録されていないためADVのレギュ落ち後のPCG-DPレギュでは書かれている効果を満たせないワザをもつことになります。
呪われたほこら

RS-PK評価:S 総合評価:S
ポケパワーを使う相手への対策となるカードです。
砂漠の遺跡と同様に毒状態に近いダメージを載せる効果で、こちらの対象になるカードの方がHPが低いポケモンが多いためこの効果だけできぜつを狙うことができます。このシリーズのスタジアムの中でもかなり強い効果をもっているといえるでしょう。
多くはポケパワーを一切使わないデッキが封印の結晶などとともに妨害を強めるために採用しますが、これに近いデッキでもあえて自分のポケモンをきぜつさせてマジハンやスクランを有効化させたり、自分もポケパワーを多用するデッキでも相手への負担の方が強いと考えて採用するケースもあります。DPシリーズになってもポケパワーを使うデッキへの対策に加え、ほぼ能力を使う機会がないハピナスにも有効なため変わらず多用されています。
バトルフロンティア

RS-PK評価:B 総合評価:S
3タイプの進化ポケモンという2つの範囲指定があるかわりにポケパワーとポケボディーの両方を止められるのが特徴的です。すべてのタイプのうち3つというと一見狭そうですが、無色はピジョットをはじめ多くのサポートポケモンがいて、悪はわるいポケモン、鋼はδ種のカードが多く含まれるため実際は広範囲の相手の妨害が可能です。
このカードの登場前は展開用ポケパワーに加えて「なまけがお」のケッキングや【デンバンギ】の「すなおこし」「ダークインパルス」といった強力なポケボディーのデッキがトップクラスの位置に存在しており、そのバランス調整として登場した感じもするカードです。WCS05レギュはこれを入れる側と対策される側との戦いになりやすく特に存在感があります。
RS-PKレギュなどPCG後半の環境での妨害系スタジアムはほこらやビーチ、アクアアジトなどの方が人気ですが、併用されたり流行によってはこちらが優先されたりすることはあります。DPに入ってもネンドールが主流になるDP4より前までは比較的使われていました。
バトルロードスタジアム

RS-PK評価:D 総合評価:D
手札を捨てる効果が発生します。ダイゴや幹部など頻出するカードに合わせて戦うと8枚以上という条件は発生しづらくそこまで実用的なカードではないものの、化石デッキやコントロールデッキなど攻めるスピードが遅いデッキでは手札が溜まりやすく相手のリソースを削るカードとして選択肢になる可能性があります。またエネコロロexのポケパワーを止められていても本来の動きに近い動きをさせる使い方もあります。
不思議な大樹

RS-PK評価:B 総合評価:A
基本エネルギーを回収できます。他の種類では循環装置やツワブキがあるほかエネルギーの枚数自体を増やす方法もあり、相手のスタジアムを捨てる役割をもたせつつ実質的にエネルギーになるカードといえるかもしれません。
特殊エネがあると使えないため、ほとんどの場合基本エネのみのデッキか基本エネとホロンのポケモンで構成されたデッキで使われます。【カメルギア】はワザで水エネをトラッシュすることが多いため無駄になりにくく非常に相性がいい組み合わせで、大樹を見かけるうちの半分以上はこのケースと思います。
このカードの存在によって自分では大樹を入れないデッキでも、使用頻度の少ないワザのためにマルチエネを入れるか相手の大樹のときに便乗するために基本エネのみにするかという選択肢が生まれます。
フヨウのスタジアム

RS-PK評価:C 総合評価:D
超タイプの逃げるエネルギーを減らします。バトル場でのみ有効なポケパワー・ポケボディーをもっているポケモンのデッキでより有効です。
日本国内ではDP3のころに登場したカードで、効果の近い月光のスタジアムが次の弾に登場しました。悪タイプや逃げる3以上にも対応しているので月光の方が使われますが、PCGレギュではこちらも採用の機会はあります。
プリムのスタジアム

RS-PK評価:D 総合評価:E
弱点がなくなる効果で、非exの水タイプと対象がかなり狭いです。合うデッキに採用すれば相手に逆用されることは少ないものの、どちらかというと弱点の有無で耐えられるかどうかはexの方が重要です。
水タイプ向けのスタジアムは高気圧や小島の横穴など他にもあり、弱点が消えるカードも多数あるためあえて採用されるケースはほとんどありません。
ポケモンカード研究所

RS-PK評価:E 総合評価:E
クイズを出して成功すればカードを引ける効果です。スタジアムでドロー効果のあるものは少なく、進化前のカードを調整すれば比較的デッキごとの本来の動きを曲げずにすみます。
これでカードを引くために普段は使われないカードをデッキに入れれば高い確率で成功しますが、基本的にはもっとも強いとされるカードが採用されているため盤面での勝敗が不利になってしまう恐れがあります。自分だけ得をする可能性の高いカードではあるもののメリットも小さくあまり実戦的なカードではないと思います。
ポケモンパーク

RS-PK評価:D 総合評価:E
HPを回復する効果はこのシリーズでは珍しいです。しかし回復量は1ターンに1個が限度でエネルギーをつけられないターンはできず、バトル場に対しては使えないなど物足りない面があります。
ばら撒き系デッキの対策として採用する手も考えられますが、現在のところは巨大な切りかぶでサイドを取られそうなポケモンをトラッシュする方がよく採用されています。
ホロンサークル

RS-PK評価:B 総合評価:B
ワザが無効化されます。細かい条件がなくどのような攻撃でも防げるところが強みです。
ほとんどの場合は山札切れやポケパワーなどによるダメージのみでの勝利を狙う【無限サークル】などの超長期戦デッキで採用されます。ピジョットの「おおきくはばたく」とセレビィexの「タイムリバース」で毎ターン場に出し続けることを狙います。
ホロンの研究塔

RS-PK評価:C 総合評価:C
ワザの鋼エネ指定を満たしやすくなります。δ種は鋼ポケモンが多いですが、δレインボーやホロンのポケモンもいるためこのカードも欲しいほど色事故の恐れがあるデッキは限られます。
【グロスカイリュー】は「クラッシュバーン」に鋼エネ指定があり、構成上雷エネだけでワザを使いたいことも多いためこれを使うこともあります。
ホロンの聖跡

RS-PK評価:C 総合評価:E
δ種の弱点とポケパワーを消す2つの効果があります。ポケパワーについてはこれ以外ではあまり対象にならない相手がいるためロックデッキで妨害用にタッチされることがあります。弱点については相手ターンに壊されやすく、逆用されることもあるため自分の弱点対策ではあまり使われていません。
このカードの登場した弾以降はδ種のカードが増えないためRS-PKレギュに近いルール以外ではほとんど目にしません。
ホロンの廃墟

RS-PK評価:C 総合評価:C
スタジアムでカードを引ける効果を持っているものは少なく、自分のデッキの安定性を上げられます。条件もδ種のポケモンが中心のデッキであれば容易に満たすことができます。一方で相手も簡単に使うことができ、自分がスタジアムをデッキに入れて出すぶん損をすることがある懸念もあります。
相手に利用されても先に押し切れる速攻デッキの方が相性がよく、フライゴンex(PCG5)やラティアスexδなど手札を捨てることも活かせるデッキで採用されやすいです。
このカードの存在により、相手に廃墟を出されたときに便乗して使うために自分のデッキ内でシナジーがなくてもδ種のポケモンを優先して採用することがあります。
ホロンの湖

RS-PK評価:D 総合評価:E
δ種が展開ワザを使えるようになります。初手向けでないポケモンを引いてしまってもスムーズな立ち上がりができるところは強みですが、そういったデッキでもホロンのポワルンやジラーチなど自然に展開ポケモンが入り「デルタコール」を使う機会がないことも多いです。
同じδ種サポートのホロンの廃墟の存在が大きく、あちらはゲームを通して効果を得られるのに対してこちらは順調に回っていれば中盤以降はあまり使う機会のない効果になりがちです。このカードの存在を考えるとδ種かそれ以外かを迷ったら相手に使われるのを考えてδ種にするのがいいですが使用率の低さから気にされることはありません。
現在はほとんど使われていませんが、メインポケモンやその進化前の初手のまま速いペースで攻撃を仕掛けたいデッキを組めれば採用されることはあるかもしれません。
マグマ団のアジト

RS-PK評価:D 総合評価:D
ポケモンを出すときにダメージを受けるようになります。マグマ団以外が対象と広いところはメリットですが、1個と少なく相手ターンに捨てさせてからベンチに出せばダメージを受けずダメージソースとしてはあまり信用できません。出した自分側が意図的にダメージを受ける使い方も可能ですが、現在はこの1個で強力なコンボになるデッキは考えられていません。
カード名の通りすでにダメージがのっているポケモンに追加効果をもつワザが多いマグマ団のシナジーがあるカードですが、その中でもっとも使われるマグマグラードンの「すりつぶす」は2個以上が条件でこのカードの1個では足りないところも残念です。
流星の滝

RS-PK評価:C 総合評価:A
進化前のワザを使えるようになります。このシリーズでは2進化の高いHPで「じたばた」「いかり」といった受けたダメージの数に応じたワザを活かす使い方がメインです。この動き自体は強力ですが、スタジアムがこのカードに固定されてたねが序盤に使いにくいカードになるため総合的な強さが落ちやすいので使う際には注意を要します。
登場時からしばらくは「なまけがお」をもつケッキングが強力な立ち位置で、リスクのない軽いワザを使えるようになるためデッキ強化に貢献していました。PCG後半になると以前ほどは活躍しなくなりますが、リザードンδやオーダイルδがメインのデッキでは採用されることも多いです。
ロケット団のアジト

RS-PK評価:D 総合評価:D
HPが20あがるのはこのシリーズでは影響が大きく、攻撃を一度耐えられる可能性があがります。しかし同じく専用のスタジアムであるトリックジムも存在し、場に出したターンにすぐ効果を得られるあちらと比べると相手のターンに捨てられてしまうこちらはあまり優先されません。
シリーズを通して使われる相手のわるいカイリュー・わるいバンギラスが強化されてしまう懸念点もあります。
ロケット団のトリックジム

RS-PK評価:C 総合評価:A
対象のポケモンが「だましうち」を使うことができます。1エネワザとしては効率がよく、1ターン目から使えれば序盤のリードが期待できます。一方で他の1エネワザが使える序盤や、2エネ以上の主力ワザが使える中盤以降は場に出ていても使いどころがないことが多く場面を選びます。
サイド1枚の差が大きいハーフデッキでよく使われます。登場時はRファイヤーやRエビワラーなどの攻撃手段になり、砂漠の遺跡と「しんぴのまもり」対策としても役立ちました。スタンデッキではそこまで多用されませんが、わるいバンギラスが「すなおこし」のためにすぐに進化した際にエネルギーがつく前から攻撃するために使う場合があります。
おわりに
スタジアムは勝敗を競うトーナメントでは人気の数種類に偏っていて目にしないカードも多いですが、書かれていることは強いものも多いので前例にとらわれずに使ってみたいと思います!
・1つ前のリスト
・PCGデッキのまとめ
※カードとテキストの画像は
「ポケモンカード 旧シリーズ検索」さま
のものを使用させていただいております。
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※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
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