見出し画像

思い出の本屋語り / 二俣団地内ショッピングセンター2Fにあった書店(千葉県市川市)編

閉店時期不明です(二俣団地自体の解体時期は2017年)。


名もなき書店がくれたもの

かつての住まいだった二俣団地内には2階建てのショッピングセンターと呼ばれる商業施設がありました。1階は食料品を扱ういわゆるスーパー、2階にはクリーニング店、理容室、美容院、歯医者等の施設と、薬や化粧品と工具等を扱うドラッグストアーとホームセンターが一まとめになったようなスペース、駄菓子や玩具を扱うスペース、そして今記事のメインの文房具兼書店がある建物でした。こう書くと物凄い広い建物みたいな印象を持たれるかもですが、それぞれがほどほどな品揃えや規模だったので、そこまで広大な施設ではなかったですよ。
ちなみに「名もなき」とか言ってますが、単に自分が覚えてないだけで、ちゃんとした店名はあったのかもです(^^;

ファミコン雑誌との出会い

時系列に沿って書くつもりではいたけれど、色々記憶が怪しいよ、とは前回書いた通りですが、団地内にある事から前回のすばる書店よりも利用したのは先だったんじゃないかな?と言う気もしています。
明確に記憶に残っているこの書店での購入物はファミコン通信の創刊号。歯医者に行く為に親から貰ったバス代を使って買って歯医者に行けなくなって親に怒られた、と言う理由で記憶に残っていますw
ただ、それ以前にもファミコン雑誌だとファミマガを読んでいたのは確かなので、ここの利用自体はやっぱりもっと以前からですね。しかし、歯医者をすっぽかしてまで当時の自分に買おうと思わせるだけの何かがファミ通の創刊号にあったのかは、近年復刻されたものを読み返してみたけれど謎なままでした…。

ファミコン雑誌は色々買いましたけど、ここで確実に買ったと言う記憶があるのはハイスコアですかね。ゾンビハンターとか出してた。確かグラディウスIIの記事が載ってた号です。
それ以外にもマル勝ファミコンとかその他色々なファミコン雑誌は当然買っていたけれど、もう見かければ(そしてお小遣いが許せば)あちこちで買っていたので、ここで買ったかどうかは忘却の彼方。

PC雑誌への興味

マル勝と言えば、PC遍歴の記事で「PCを持つ前からPC雑誌は読んでいた」と書きましたが、そのPC雑誌と言うのがコンプティーク(マル勝ファミコンは元々同誌の1コーナーだったそう。ちなみにファミ通も同様にログイン誌の1コーナーとのこと)です。今の表紙を見た限りでは当時の面影全然無いですが、まだ健在な雑誌な事に驚きですね。健在でも健全かは知らんですが。
ファミコンと言うものの存在を自分に教えてくれた小学校の同級生のマツケン(松平にあらず)のお兄さんがファミコン版ゼビウスの無敵になる裏技が載っている本として持っていたのが知った切っ掛けだったかな?
それで、自分でも買うようになってPCゲームのファミコンにはない雰囲気に妄想を膨らませていた訳ですね。ファミコン版以前の国内PC版ウィザードリィのモンスターや、青と黄色だけで描かれたザナドゥの背景なんかでも、小僧の目には不思議と雰囲気ある画に映ってたなぁ。当時は当然PCのスペックなんか知らなかったので、あれらがまさかたったの8色で描かれてる画だったとは思いもしてませんでしたよ。
イース1の別冊付録のモンスターイラストが格好良くて、後から見たチャレアベ3のイラストがしょぼく見えたりした記憶も(ただ、近年になってその付録の中身をヤフオク等で見たら、そこまで格好良いイラストでもなかったと言う。思い出補正って怖いですね(^^;)。
ちなみに最初に買った号は、確かロードス島のリプレイ第一部がいきなり最終回だったような記憶。

奇妙な買い方

そして怪しい記憶が信用できない事実がこの記事を書くにあたって色々調べてみたら発覚(^^;
『ジョジョの奇妙な冒険』の4巻を買ったのがこの書店で、それ自体は間違いないんですが、買った時期がもう全然記憶と違ってまして(記憶の中の購入時期だとまだジョジョは連載すら開始されてなくて、多分『バオー来訪者』と混じって覚えてましたね)。
そのジョジョの4巻が自分の初ジョジョ単行本でした(あの「おとなはウソつきではないのです」の巻w)。なんで1巻から買わなかったのかは謎ですけど。売ってる一番若い巻が4巻だったんですかねぇ…?
第3部が読みたくて、表紙からこの辺りだろうと判断していきなり第2部のラストも載ってる12巻を買ったりもしてたんで、なんかその頃の自分は、前から順番に読んでいく、って考え方はしてなかったみたいですね…。
ちなみに自分は第4部が肌に合わなくてその時点で一度ジョジョから脱落してます。その後、「5部はきっと気に入るよ」と友人に勧められて、性懲りもなく4部のラストが載ってる47巻から買い直し始めたんですが、これはこの書店と関係ない話なので割愛(…と言いつつ少しだけ話すと、脱落前も44巻までは確実、45巻ももしかしたら買っていたかも?と言う所までは読んでたので、もうちょい頑張れば途切れる事なくジョジョを読み続けられてたのにね)。

ベーマガとモデグラ

ジョジョ4巻の購入時期が全然記憶と違ってたので前後関係の信ぴょう性がもう全く無いんですが、ここでようやく冒頭画像にあるベーマガとモデルグラフィックスの出番です。
ベーマガは当時のCG(今で言えばドット絵?)の表紙が印象深くて存在自体は以前から知っていたはずなんですが、PC本体を持っていない自分からすると、プログラムリスト中心のベーマガはまだ買っても役に立たないと思ったのか、画像の1988年8月号まで実際に買う事はありませんでした。

この号の折込付録がゲームサントラの総カタログと言うもの

ファミコン版魂斗羅のサウンドテストを録音して自前サントラを作って聴くくらいにはゲームミュージックに興味はあったので、PC本体はまだ持ってなかったけど、この付録は実際にレコード屋さんに行く前に予習しておくのに良さそうと思ってお金を出した記憶です(ちなみにこの年の夏休み中に88買ってもらってます)。
モデルグラフィックスは烈神大戦録と本誌をどっちを先に買ったのか前後関係があやふやだったんですけれど、近年買い直した初めて買ったモデグラの裏表紙に烈神大戦録の発売予告の広告が載っていたので、本誌の方が先の購入だったみたいですね。ゼンゼンオボエテナカッタ…(^^;

この予価から変更なく発売されました

当時まだFSSなんて全く知らなかったんですけど、エルガイムが好きだったので、立ち読みで見たジュノーンに対して、「なんだこのエルガイムみたいなロボットのプラモデルは?」となったのがまず一点。
次に、この頃のモデグラは折りしもガンダムセンチネル連載真っ最中だったと言う点。エルガイムみたいなロボットが載ってるかと思えば、ZZみたいに分離変形してるけどZZじゃない知らないガンダムも載ってるしで、最初は、載ってる模型が知ってる作品に似てるけど見た事ない、って言う状態だったんですよね。だからなのか、これは買って読んでちゃんと正体を確かめないとって、きっと思ったんでしょうね。あとは単純にコミックボンボン以降のちゃんとしたプラモデルの情報が載ってる本が欲しいってのもあったのかも(当時は、もうボンボン読者を卒業してたので)。

あなたのお陰

そして、PC遍歴の記事で書いた通り、本体持ってないのに付録ディスクが付いたOh!Xを買って、それ(と中古のドラスピ)をダシにしてX68000を親の金で手に入れる、と(^^; この書店がOh!Xを置いている書店だったから自分はX68000が手に入れられたとも言えるのではw

実際は↑のファミ通の記事のせいでX68000熱に火を点けられるも鎮火させられ、それでもこの年まで燻り続けてた訳ですが、このOh!Xが燻ったままの火種の再点火材の一つになったのは確かだったかと。

こんな私に誰がした

そして、その年の春には自分がその後に傾倒する音楽の方向性を決められてしまったと言って過言ではない雑誌、ロッキンfとの出会いがあった訳です。
当時すでにバンドのかまいたちとXを好きで聴いていたので、そのかまいたちが表紙でXの次のアルバムについての情報が載っていると言うので買ったのでした(冒頭画像の右下)。もしかしたらそれ以前の号からこの書店には置いてあったのかもしれないんですが、存在を意識したのは完全にその号からでしたね。
ただ、それで翌月号もXの特集だと言うので買ったら、かまいたち解散が報じられていたと言う(^^;

いやー、初めて音楽雑誌を買って自分から能動的に音楽の情報を集め始めたらいきなり好きなバンドの解散に出くわしてしまうと言うのは、中々にハードな体験ですよねー(^^;
そんな悲劇にもめげずに以降の号も買い、こう言うXみたいなルックスをしてる人たちはやっている音楽もきっとXみたいに速くて激しいんだろう、と言う大いなる勘違いをしていく自分なのでしたw 実際の音に触れる機会が今みたいにお手軽なものじゃなかったですからねぇ…。

最後に

本以外でも、冒頭に書いた通り文房具店も兼ねていたので、学校で使うノートや鉛筆に消しゴムだったり絵の具だったり習字の墨汁や半紙だったり、それにプラモ用の接着剤なんかも買っていて、品揃えと言う意味では決して豊富ではなかったんですが、自分の趣味・興味を突いてくれる品揃えのお店でもあったんだな、と。

と言う訳で、二俣団地内にかつて存在していた名前も知らぬ本屋さんの思い出でした。

いいなと思ったら応援しよう!