企業のハイブリッドワーク導入はワーカーの自由裁量権を担保する:今日のアウトテイク#390(2024-12-12)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"外を見つめる者は夢想し、内を見つめる者は目覚める。"
(カール・ユング)
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Posted by Love Videos on Friday, December 6, 2024
#受講者募集中〜<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」

経済産業省の認可法人であるコワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。
今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回。さらにマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。
理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。
単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください(↓)。

#早朝のフトンの中でのスマホいじりの効用について
フトンの中でいつまでもスマホをいじってないでサッサと寝ろ、という意見をよく聞く。睡眠不足は翌日に響くから確かに良くない。
逆に、朝、寝起きにいつまでもスマホをいじるのはどうなのか?ガバっと起きてモードを切り替えて早めに一日をはじめて時間を有意義に使うべき、という人もいるかもしれないが、そっちには少々、異論がある。
ぼくの場合、昔から(仕事で必要なときも、単に個人的興味があるときも)海外から流れてくる情報をチェックする習慣があって、そうすると時差があるので、ガンガン流れてくるのが早朝であることが多い。
で、長年そうしてるうちに、オモシロイことに自然にその時間に目が覚めるようになってる。あー、もちろん、歳のせいも若干加味されてると思うが。
なので、4時とかにふと目が覚めて、おもむろにスマホを手繰り寄せて、画面をスクロールするという一連の動きが、フトンの中で横になったまま自動的に発動する。怠惰に見えるかもしれないが(見えると思う)、それなりにアタマは働いている。
そうして知り得た向こうの情報から大きなヒントをもらったり、新しいアイデアを思いついたりすることがあるから、フトンの中のスマホいじりもあながち悪い習慣だとは思っていない。それをメモしたり、他のソースをあたったりするうちに1時間以上経ってたりする。
ただ、一通り見て、必要な記事を保存し終わったら、そのまま起きればいいのだが、ひと区切りついたせいか、また寝てしまう。いわゆる二度寝ってやつ。あれは普通に寝てるときより気持ちいい。
ま、しかし、人間の脳というのはインプットした膨大な情報を寝ている間に整理して、不要なものをどんどん忘れさせてくれてるらしい。だから、そうしてチェックした情報の中からホントに重要なものだけ、翌朝、思い出させてくれてるはず、と都合よく考えることにしている。
そのうち、昼と夜が逆転して、夜の23時から仕事しだして、朝方の3〜4時頃にピークに達し、7時に朝ご飯食べて寝る、ということになるかもしれない。まあ、今でもそれに近い日もあるけれど。
それで思い出したが、以前も書いたが広島の尾道に、深夜23時に開店して3時まで営業する、その名も「弐拾db」という古本屋さんがある。

まさに深夜古書店だが、人それぞれ、カツドウに適した時間は違ってていいわけで、そういうのもあっていい。
あ、そういえば、深夜コワーキング、しばらくやってないなと思って調べたら、1月に2回目をやったっきりになってた。あちゃ〜。
来年は、月一回はやろうかな。
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コワーキングスペースのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリ「cosac」が、ただいま、「アカウント取得後3ヶ月無料お試しキャンペーン」を実施中です。
コワーカーの小さな行動がコワーキングスペースを、そしてコワーカーのカツドウを支援するアプリ「cosac」。ぜひ、コワーキングスペースの運営者の皆さんに、ご利用いただきたいと思います。
まずは、上記のページからアカウント登録をお申し込みください。
よろしくお願いします!
#企業のハイブリッドワーク導入はワーカーの自由裁量権を担保する
また、アメリカの話で恐縮だが、ここへ来てアマゾン、デル、ワシントンポストなどの大手企業が、オフィスへの完全復帰の計画を発表した。いわゆる「RTO(オフィスへもどれ)」だ。
同時に、バイデン氏からトランプ氏への政権交代にも絡んで、公共部門の労働者にもフルタイムのオフィス勤務が適用される可能性があることが示唆されている。
ただその一方で、フルタイムでオフィスにいる必要はないが、毎週決まった時間をオフィスで過ごすハイブリッドワークが一定の人気を得てきているのも事実。
つまり、より多くの企業が、リモートワークとオフィス内勤務が混在する「中間の仕事」を受け入れている。
数字を見ておこう。
・今四半期現在、米国企業の43%がハイブリッドモデルに従っており、2023年第1四半期の20%、2024年第3四半期の38%から増加している。
・これとは対照的に、従業員がオフィスを必要としない完全なフレキシブル・ワークモデルの普及率は低下しており、2023年第1四半期には企業の31%であったものが、現在ではわずか25%にまで落ち込んでいる。
・従業員がオフィスで働くことを求められる平均日数は、この四半期で増加している。平均的なオフィス勤務日数は、前四半期の2.63日に対し、現在は2.78日となっている。
・現在、約38%の企業が週2~3日のオフィス勤務を要求しており、32%の企業がフルタイムオフィス方針を採用し、25%の企業が完全リモートワークを引き続き採用している。
・興味深いことに、週に1~4日だけの出社を義務付けている企業は非常に少なく、このような取り決めをしている企業はわずか5%しかない。
ただし、大企業と中小企業では対象的な動きがある。
・中小企業(従業員数500人未満)は、完全に柔軟なワークポリシーを受け入れる傾向にあり、これらの企業の70%は、従業員がオフィスでの仕事を決めずにリモートで働くことを認めている。
・対照的に、大企業、特に従業員数25,000人以上の企業は、ハイブリッドモデルを採用する傾向がはるかに高い。現在、大企業の73%がハイブリッドワークモデルを必要としているのに対し、中小企業ではこのような構造を導入しているのはわずか15%にすぎません。
ここ、オモシロイですね。大企業はハイブリッド志向で、中小企業はフルリモート志向ということ。中小はオフィスコストの低減、もしくは削減が大きな魅力だからではないかしらね。コストという意味では大企業も同じなのだが。
これが日本だと、中小企業は従来の対面での勤務形態を継続する傾向にあるように見える。デジタル化が進んでいないことの裏返しかもしれないが、ビジネスするのに必ずしも従業業員全員が毎日集合するオフィスが必要かというと、もはやそういう時代でもなくなっている。
あって当たり前に思うかもしれないが(今まではそう思われていた)、オフィスってやつはただそこにあるだけでものすごいコストを食う。起業した経験のある人なら絶対全員が強く頷くはず。もうひとつは人件費ですね。この2つをいかにローコストに抑えるかが、場合によっては勝負を分けることにもなる。
できるだけ固定された(不動産賃貸契約を結ぶ)オフィスを使わずにビジネスする方法、それがコワーキングスペースであり、リモートワークやハイブリッドワークは、もちろん自宅勤務もあるにせよ、コワーキングが背景にあることが大きい。
というか、どこで仕事をするか、働くかは、個人の自由裁量で決めていい。個人が選択肢を持つということ、それこそが自由であることだ。コワーキングはその選択肢のひとつに過ぎない。
そういえば、思い出したことがある。(またか)
カフーツをはじめて2年目だったか、はじめて月極め契約をした利用者さんが、一通り手続きが済んでホッとしたのか、「これで、ぼくは毎日、ここへ来ればいいんですね?」と真顔でぼくに訊いたことがある。
「え?」質問の意味がすぐに判らなかった。「あー、いや、それはあなたが自分で決めればいいのよ。来たいときは来ればいいし、来なくていいときは来なくていい。そういうことです、コワーキングってのは」と言ったら、キョトーンとしてた。
雇用されてデスクが充てがわれたら毎日オフィスに出勤するのは当たり前、と考えるだろう。でも、コワーキングはあなたを雇用しているわけではない。あなたのしたいことをサポートしてるだけで、あなたの行動を規定する立場にはない。あくまで、あなた次第。自分で考えて自分でカツドウする人のためにコワーキングはある。
とかなんとか話したと思う。すると、「なるほど、わかりました!」と、パッと顔が明るくなった。たぶん、彼はその時、自分で決めるということに今までになかった解放感を感じたのではないかしら。たぶんだけど。
それからしばらく経って、カフーツは月極め契約は取らないことにした。一応、サイトには月極めの利用料金を載せているが、基本的には取らない。もちろん、月極めがあれば経営上安定感は増す、そのことは百も承知だ。
けれども、もしぼくがこの人と月極め契約したら、この人は毎日カフーツに来るだろう。それより、もっと他のコワーキングにも顔を出して、ここでは出会うことのない人と出会ったほうがいいのではないか。カフーツと契約することで、そういうせっかくの機会を奪うことになってしまうのではないか、そう危惧した。
だから、それ以来、月極め契約は断っている。「いくつかのコワーキングを、時と場合に応じて使い分けたほうが人間関係も広がるし、いろんな機会も増える。そうしたらどうだろうね?」と言って。
当然、みんな、怪訝な顔をする。そりゃそうだろう、こっちが毎月の料金を喜んで払うと言ってるのに、なんだこのヒゲ親父は、と思ったことだろう。いや、ハゲ親父と思ったかもしれない。どっちも正しい。でも、そのほうがその人にとって絶対にいいと思って疑っていない。
ぼくはコワーキングにはドロップインがあって当然と思ってる。もっとはっきり言うと、ドロップインがないスペースはコワーキングとは言わない。それはシェアオフィス。
ドロップインがあればいつもと違う人が交じることで、いろんな化学変化が起きて、新しいコトが動き出す。そうして、例の5大価値が動き出す。

毎日、同じ顔ぶれだと、安心感はあるかもしれないが、次第にお互いの距離感に慣れきってしまって、鮮度を失いがちだ。たまには違う空気を呼び込みたい。いわゆる新陳代謝も必要。
ちなみに、ぼくがイベント開催を推奨するのは、ただ売上のためだけではなく、その意味もある。そこで新しいつながりができるからだ。
企業がリモートワークやハイブリッドワークを導入するのは、ワーカーの自由裁量権を担保するということと同義だ。このことの意味するところはとても大きい。雇用されていても自分という人間は自分のものだから。
自宅勤務にしようが、近隣のコワーキングを使おうが、それを自分なりに組み合わせて仕事環境を自分で作る。そうすることで、かつての彼のように、たとえ企業人であっても解放感を感じて仕事する、そういう時代に、やっとなってきた。
で、日本も早くそうなればいいのに、と思って見てるけど、なんとなく歩みは鈍そうね。ま、ぼちぼち行きますか。
#コワーキングプレスの「ペンクラブ」メンバー募集中
コワーキング協同組合が運営するウェブメディア「コワーキングプレス」では、「コワーキングプレス・ペンクラブ」がスタート、記事を書いていただける方を募集しています。
あなたの町のコワーキングのこと、行ったことのあるコワーキングのこと、そのコワーキングにまつわるいろんな出来ごと。コワーキングでこんなことをした、こんなことがあった、こんな人がいてこんな話をした。何でもOKです。
「あ、そんなら、ぼくも、わたしも書きたい」という方。ぜひ、上記ページから参加申し込みください。
ということで、今日はこのへんで。
(トップ画像:Alex Kotliarskyi)
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