「節電命」のトップを、データで黙らせた私の逆襲
看護師歴34年
高齢者施設での勤務3ヶ月
今日は、熱中症予防を巡る「戦い」についてお話します
■ 「電気使いすぎ!」
ある夏の日、外気温は30℃
熱中症を予防するため、全館でエアコンを稼働させていたのですが…
トップから、こんな指示が飛びました
「電気使いすぎ!」
「エアコンの設定温度は28℃の自動運転にすること!」
■ 室温33℃超えの地獄
現場の職員は真面目です
きっちり「28℃設定」を守ります
しかしエアコンは「廊下」だけで、各部屋にはありません
廊下が28℃になったところで、各部屋の温度はみるみる上昇し、33℃を突破!
利用者さんは汗だくです…💧
私たちはアイスノンを配るなど、灼熱地獄とバタバタのパニックに陥りました
■ 水面下で調査開始
冗談じゃない!
私は、その日から極秘調査を開始しました
・全部屋の温湿度を「1日5回」測定し、徹底的に記録
・部屋の方角による温度差、時間による変化をグラフ化
・「暑さ指数(WBGT)」がどれほど危険な数値を叩き出しているかを可視化
職員の皆さんが、快く協力してくれました
そして…
■ トドメ
準備が整ったところで、私はデータをトップに提出しました
「この設定では、利用者の健康を保障できません。この施設に看護師が在籍している意味はありますか?」
「何かあったら誰が責任を負いますか?私には出来ませんが」
と、言いました
■ 完全勝利へ
それ以降、トップの口から「電気使用量」の話は一切出なくなりました(笑)
「エアコンは、温湿度を確認して適正運用をしましょう」と、方針も転換!
せっかくなので、得られたデータを活用し
「エアコンの適正運用」「熱中症予防」のマニュアルを更新しました
■ 現場を守るための「戦い方」
上の人は「現場」を見ずに、数字だけで指示を出すことがあります
それに対し、愚痴を言うだけなら簡単です
理不尽な指示には、感情ではなく「データと根拠」、そして相手の急所を突く言葉が必要な時があります
この様に私は、時と場合によって厳しく出ることもあるのです
※現在の職場ではありません
今年の夏も、暑くなりそうですね💧
全国の医療・介護現場で働く皆様、どうかご自身の身を守りながら、無事にこの夏を乗り切りましょう✨
最後までご覧頂きありがとうございました
