部下から見た上司の資質<中間管理職>
私は今まで何人かの上司の下で働いてきました。一般的にいうと中間管理職ですね。どの人も信頼できる人で、とても働きやすかったです。どうしてかというと、一緒に働く人のことを考えてくれていたから、というシンプルな答えが出ました。
部下が働きやすいか、考える
リーダーには自分が引っ張るタイプの人と、周りを支えるタイプの人の2つがあると思いますが、私が出会ったのは後者の方でした。長期的に考えると、周りを支えるタイプのリーダーがいるチームの方が会社にとってはいいのではないかと思います。なぜかというと、その人がいなくなってもチームが力を発揮できるからです。
今年の例を出すと、私は今年異動して新しいチームに加入したわけですが、その際上司直々に丁寧すぎるくらい色々と教えてくれました。キャリアとしては新人ではなく、もうそこそこ(になってしまった)の人間にも関わらずです。教員という仕事上、1年の仕事の流れはある程度決まっているのですが、前の仕事を引き継いで行う際は、必ず前年度の情報を資料から読み取れない部分まで伝えてくれました。
仕事環境もよくしようとしていました。会議の時間はある程度短くなるように組まれており、仕事の効率化を図っていました。おかげで職場の中では比較的早く退勤できるチームだったと思います。非常に多い物の管理も分かりやすく整理整頓されていて、しかも写真表示付きだったので、物を探す時間がだいぶ省けました。
上司が会議の議事録をとっていたことも驚きでしたし、備品購入やら細かい掃除やら、周りがあまりやりたがらないであろう仕事を一手に引き受けていました。
「え?この人ここまで仕事していたんだ。」そう分かったのは、現在その人が一時的にいないからです。前述の言葉は膨大な仕事がメンバーに丁寧な引継ぎ付であった時、私より長くいる人が言ったことでした。その時はどうなるかと思いましたが、その人が欠けた状態でも今もチームは廻っています。理由として、今まで作ってきた仕事の仕組み+上司への信頼があるからだと思います。
上司も部下も全員替えがきく存在だからこそ
私は限られたクリエイティブな職業以外は、全員替えがきく存在だと思っています。それって別に悪いことではなくて。だから、リーダーも別に「自分がこのチームを引っ張る!」とか、考えなくていいのではないかと思います。今回私の職場で起きたことはイレギュラーでしたが、そうでなくても人事異動・退職・転職などでメンバーの入れ替わりは常に起こりえます。大切なのは、自分がいなくなっても、メンバーが替わっても、各自が力を発揮できるような仕事の仕組みを作ること。大きく変えることは難しいでしょうが、平社員に近い立場で少し権限も持っている、中間管理職ができることです。
そして矛盾していますが、替えがきくからこそ一緒に働く人を大事にしてほしい。何より信頼している上司だからこそ部下は力を発揮しようとします。
「早くまた○○さんの下で働きたい」
「○○さんに任された仕事だから、ちゃんとやらないと」
こんな言葉を上司がいない間に何度か聞きました。チームメンバーからとても信頼されているから、みんなでこの状況を乗り切ろうと思えます。私がこのチームに入る前も、前評判で「あのチームはよくまとまっている」と聞いていました。チーム外の人からの意見でしたね。
まとめ
部下が求める上司の資質とは、
・一緒に働く人とチームのことを考えてくれる人
・仕事の仕組みを作れる人
・そしてそれらを行動に移せる人
当たり前のことかもしれませんが、その当たり前が何より大事です。部下の立場からそういう人には本当に感謝しかありません。
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