🌱嬉しいのは誰?苦しみの要因《ギフテッド》1
ギフテッドという言葉
日本でも時折耳にする「ギフテッド」
言葉は聞いたことがあっても
イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
研究や対応が進んでいる海外において「ギフテッド」は
特定分野で高い能力を持つ子どもたちのことを指します。
アメリカでは彼らのための特別な教育プログラムが整備されており
通常よりも高度な学習カリキュラムが提供されることが多いそうです。
またイギリスやオーストラリアでもギフテッド教育が進んでおり、
特別なプログラムやサポートが提供されているそうです。
いずれの場合も、知能指数(IQ)や学力テスト、創造性の評価などを基に
対象者が選抜されます。
これらの国々では、ギフテッドの子どもたちがその才能を最大限に発揮できるよう、個別の教育計画が立てられることが一般的です。
日本においてもギフテッド教育の重要性が認識されつつありますが、
まだまだ公的な支援は少ない現状です。
そういう背景もあり「ギフテッド」に対する正しい評価は
立ち遅れているような印象を受けます。
◇◇◇
かたや「発達凸凹」という言葉も近年よく聞かれるかと思います。
これは、人がもともと持っている能力(認知)に
バラツキがあることを意味します。
さまざまな能力において得意と不得意が極端に差がある、
という方がわかりやすいかもしれません。
発達凸凹と発達障害は似ていますが、厳密には違います。
能力(認知)にバラツキがあることに加え、
日常生活を送るのに支障が出ている状態(適応障害)を
「発達障害」と言うのだそうです。
今回は「発達凸凹」とも大きく関係する「ギフテッド」のお話です。
発達凸凹での生きづらさ
しばらく前の記事にはなりますが
共育LIBRALY りょーやんさんが書かれたこちらの記事👇
有料記事なのですが、無料部分に
私がずっと心に引っ掛かっていたことが書かれていました。
本当に学びになる記事ですので
気になる方は是非りょーやんさんの記事に飛んでいって
ご覧くださいね!!
一部引用(IQ(知能指数)による分類の総論)させていただきます。
IQが70以下の場合は、この正規分布で言えば2.2%ですね。
これが知的発達症のパーセンテージになります。
IQが高い場合も、パーセンテージは左右対称となっています。
よって、IQ130以上のパーセンテージは、同じく2.2%です。
よく世間では、
IQが高いことを「天才」ともてはやしますが、
IQが高いということは、非常に生きづらいのが一般的です。
精神疾患になる可能性も格段に上がりますし、
ましてや、IQを構成する分野ごとの能力に、かなりのばらつきがあれば、
頭の中と現実世界が解離しすぎて、悩み苦しむことになるでしょう。
りょーやんさん、すみません。
いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれている人、
「発達障害」の域と判断されている人、
発達障害とは言われないけれどIQに凸凹がある人。
世の中には本当にいろんな人がいて当たり前。
「多様性」って近年いろいろなところで耳にしますが
そもそもヒトはそれぞれ別人格。
たくさんいれば多様であるのはごく当たり前のことなんですよね。
今は様々な分類の仕方があります。
診断のためのテスト自体も研究が進み、
子供も大人も学術的に細分化されてきているとも言えます。
昔なら
「ちょっと個性的な子」
「ユーモアのある子」
「不思議な感性の子」
というように形容されていた人に
なんらかの形容詞がついてきているのが現在なのでしょう。
◇◇◇
特性を分類することで大枠となる対策は確かに取りやすくなるし
ある程度特性に合った方法の研究も進めやすくなると思います。
もちろん個々人の特性もあるので
全てがそれで解決!とはなりませんが
少しずつでも参考になることは出てくることでしょう。
とはいえ、本人もそれを支える親御さんも
なぜ自分はこんなに大変なんだろう?と苦しまれる場合も多数。
周囲の理解が得られないだけではなく
子ども本人も「なぜ自分がこうなってしまうのか」わからないのです。
とかく日本は保守的な国と言われます。
「みんな仲良く」
「みんな一緒に」
と言われ続け、抑圧されてきている場合も多いでしょう。
コントロールできない感情と、それを良しとしない周囲。
自分と周囲との距離を嫌というほど感じていることに
さらに感情が溢れてしまいます。
生きづらさを抱える…
それがたとえ高IQ、いわゆる「ギフテッド」だとしてもです。
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