ここまでくるのに時間掛かりましたが。
近隣の小学校中学校は始業式だったのであろう朝
登校していく子供たちを横目に見ながら、私は通勤していた。
元気に登校する子供たちを見るたびに、以前は心がチクチクしていたな。
今はそこまで感じない。
麻痺したと言われればそれまでだが、たぶんそれだけじゃない。
◇◇◇
次男が家で安心して笑い、近所の親友と週に何回も散歩している。
長男も風邪は相変わらずよく引くが、充実した毎日を送っている。
そして、みんなそれぞれ個々人の時間を持ちながらも、時には家族全員で「ゲーム」「仕事」など様々な会話ができるような “空気” が生まれてきた。
それが今の私の支えだ。

もちろん、不安が100%なくなったわけではない。
心の奥では元気に楽しく登校している子供たちが羨ましい気持ちもある。
それはきっと消えない。
◇◇◇
どこの世界に、まさか自分の子が学校に行けなくなって苦しむなんて最初から想像できている親がいるのか。
絶対いない。
長男も次男も数年単位で「楽しい学校生活」を送れなかったことは事実であり、その期間に「楽しい学校生活」を送っていた子供たちが他にたくさんいたことも事実だから。
子供たちが不憫で、何十回何百回と泣いてきた。
「不憫で」と言いながら、そんな自分自身のこともかわいそうだったんだ。

でも、今はもう他の子供たちや親御さんを妬んだりはしない。
だってさ
今、結構幸せなんだよね、私。
私は私のできることをして、私にしかできないことをしていく。
自分が満たされることで、周囲も満たされていくんだよね。
それをちゃんと知った私は、
きっと無敵だ。
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