魅力は、対比でできている

絵に関わるもの、あるいは音楽も多分、人が反応するポイント、美しいとか気持ちいいとかかっこいいとか、何かを感じやすいポイントは、シンプルに、
「対比」
かなと。
対比って
なにかとなにかの
「差」のこと
それだけ。
絵について言うと
明るいと暗い
寒色と暖色
大きいと小さい
手前と奥
荒廃した都市と小さな生命
とか
キャラクターデザインでも
柔らかいと硬い
有機と無機
見た目可愛い → 性格残酷
見た目怖い → 性格優しい
とか
たとえば、明るさを表現したい場合、側に暗い色を置かないといけません。そうしないと明るさを感じないから。
なにかとなにかが、対になる。
絵を一枚、完成させるには、
どんなことを伝えるために、
なにを組み合わせるか、
それだけ。
まずは単純な一つの組みわせから始めればいいし、実はそれで必要十分なのかもしれません。

この私のドローイングについて、具体的に、この絵の中にどんな対比があるか見てみましょうか。
・上部真ん中あたりのピンク系の色と、その他多くを占めている青色、暖色と寒色の対比
・はっきりした絵の具の濃い色と、水分を多く含んだ淡い色の対比
・大きな色の面と細いラインの対比
・大きな色の面と細かい色の飛沫の対比
・複雑に色や形が乗っているところと、何も描いていない余白の対比
書いてみると、色々ありました。
これらは、全て描く前に意識してやっている訳ではありません。
瞬間ごとに、気持ちよい対比を自然に選びながら、描いています。
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