抽象画 制作ログ ~緑のダンス〜

この絵を描いたのは、もう完全に春、植物達も柔らかく芽吹き、もうすぐ花が咲く、という頃です。
とにかく緑、新緑のイメージだと思いますが、動いている緑の形を作りたかったです。
この制作ログを書きながら気づいたのですが、私はどうやら「動いている形」が好きみたいです。
リズムを意識して描きました。
正確に言えば、意識したというより、無意識のうちにやっていたのが、以下のようなことです。
絵の中でのリズムというのは、
緑といっても一色にはせずに、何色かの緑を使ってみたり。
ただ塗っていくときにも、筆跡を意識したり。(乾いた時に残っている筆跡って、おもいのほか感情を動かす要素なんです。)
描くところと描かないところを作ったり、
すごく細い、太い、薄い、濃い、を例えば交互に、適当なバランスで配置したり、
線は、とてもリズムを出しやすいです、鋭い線や、丸い線など。

この絵の後半で、厚めの絵の具で、多分葉っぱのような形をいくつか入れたことと、
最後に水分がほしい、と思って、薄い青で水のイメージを少し入れたところで、絵の全体がまとまり、
気に入って終わることができました。

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