介護福祉士からケアマネジャーになって気づいた「現場に伝わらない家族の気持ち」
介護福祉士として働いていた頃の私は、利用者さん本人のケアを中心に考えていました。
もちろんご家族の話も聞いていましたが、正直なところ「介護している家族の本当の気持ち」を深く理解できていたとは言えません。
しかし、ケアマネジャーになり、自宅を訪問し、ご家族とじっくり話をするようになって気づいたことがあります。
それは、
「家族の本音は、現場になかなか伝わっていない」
ということです。
家族は弱音を言わない
デイサービスやヘルパー、ショートステイの職員さんが来ると、ご家族は笑顔で対応されることが多いです。
「大丈夫ですよ」
「なんとかやっています」
「いつも助かっています」
そう話されます。
でも、ケアマネとして自宅で話を聞くと、
* 夜中に何度も起こされている
* 排泄介助で体が限界
* 認知症の対応に疲れている
* 自分の時間が全くない
そんな本音を打ち明けてくださることがあります。
利用者本人より家族が限界なこともある
介護サービスは利用者本人のためのものですが、在宅介護を続けるためには家族支援も同じくらい大切です。
利用者さんは元気そうに見えても、
「実は介護している奥様が腰痛で通院中」
「娘さんが仕事を辞めて介護している」
というケースは少なくありません。
私はケアマネになってから、
“利用者支援=家族支援”
だと実感するようになりました。
家族のSOSは小さなサインで現れる
家族は「もう無理です」とはなかなか言いません。
その代わりに、
* 表情が暗くなる
* ため息が増える
* 話が短くなる
* 「仕方ないです」が口癖になる
そんな小さな変化として現れます。
ケアマネジャーになってからは、利用者さんだけでなく家族の様子も意識して見るようになりました。
現場と家族をつなぐのがケアマネの役割
介護現場は利用者さんの様子をよく知っています。
一方で、家族は24時間の生活を知っています。
どちらも大切な情報ですが、お互いに伝わっていないこともあります。
だからこそケアマネジャーは、
* 家族の不安を聞く
* 現場に正しく伝える
* 必要なサービスを調整する
* 家族の介護負担を軽減する
そんな「橋渡し役」であることが求められます。
まとめ
介護福祉士からケアマネジャーになって一番驚いたのは、
利用者さん以上に、ご家族が頑張りすぎているケースが多いことでした。
在宅介護を支えるためには、利用者さんだけを見るのではなく、ご家族の気持ちにも目を向けることが大切です。
これからも私は、利用者さんとご家族、そしてサービス事業所をつなぐケアマネジャーでありたいと思っています。
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介護福祉士出身の私が学んだこと。
「家族が大丈夫と言う時ほど、本当に大丈夫か確認する。」
これがケアマネジャーになって身についた大切な視点です。
現場の介護士に、もっと家族の気持ちが伝われば
もっと良いケアが出来ると切に感じています。
ケアマネジャーが現場の介護士に伝える事は
かなり難しい。
介護士をしてた時の自分に、ケアマネジャーとしての視点があれば
もっと適切な介助、介護ができていたと思い、後悔が残ります。
