プライドと偏見の間で
ふと学生時代の記憶がよみがえった。英文学の授業で耳にした小説のタイトル――『高慢と偏見』。
原題は Pride and Prejudice。
ちゃんと読んだわけでもなく、内容を詳しく知っているわけでもないのに、その響きだけが妙に印象に残っている。
「プライド」と「プレジュディス」。
考えるうちに、これらは人間関係や表現において常に顔を出すものだと気づいた。
誇りは自分を支える柱でありながら、ときに高慢に転じ、人との共鳴を妨げる。
判断力は洞察につながる一方、過去に縛られれば偏見へと堕ちてしまう。
過去に縛られると偏見に陥る。
今に目と心と耳を見開けば、洞察が得られる。
そんな風に自分に言い聞かせながら、今日もまた「プライド」と「偏見」の間で揺れ動く自分を見つめている。
あとがき(追記)
この投稿を自分で読み直してみて、ふっと気持ちが軽くなった。
プライドは時に人との間に壁を作ってしまうけれど、そういう自分を「いい悪い」で裁かずに、そのまま受け止めてあげられたからかもしれない。
書いて外に出すことで、心の声を可視化する。そして自分自身に返してあげる。
そんなことが、自分を支える力になるのかもしれない。
