#131 男は彼女の「店員への態度」を意外と忘れない
デート中、料理が少し遅い。彼女が店員を呼ぶ。
「まだですか?」「普通こんなに待たせます?」
彼氏は「まあまあ、忙しいんじゃない?」と流す。その場では何も言わない。
だが男の中では、その瞬間に一つの記録が残る。
「この子、立場が弱い相手にはこうなるんだ」
辛口ペンギンから言わせてもらう。男は、彼女が思っている以上に店員への態度を見ている。
理由は単純だ。店員への態度は、自分に向けられた優しさより信用できるから。
彼氏への優しさは、証拠にならない
付き合いたての彼氏には、誰でも優しくできる。可愛く笑う。「ありがとう」と言う。体調を気遣う。
当たり前だ。好きな男には好かれたいから。
だが、二度と会わない店員には好かれる必要がない。だから素が出る。そこを男は見ている。
店員に偉そうな女は、性格が強いのではない。相手を選んで態度を変えているだけだ。
男が冷めるのは「クレーム」ではなく「言い方」
注文と違う料理が来た時。
「すみません、これ頼んだものと違うみたいです」→ 何も思わない。
「え、これ違うんだけど」「ちゃんと確認しました?」「どうしてくれるんですか?」
→ この瞬間、男は料理ではなく彼女を見ている。そして頭の中で、静かに未来予測を始める。
「俺がミスした時も、こうなるのかな」
これが男しか口にしない心理だ。男は店員への態度を、将来自分が失敗した時の予告編として見る。
今は彼氏だから優しい。だが結婚して、慣れて、こちらが弱った時。仕事で失敗した時。収入が落ちた時。体調を崩した時。
店員に向けた冷たい声が、そのまま未来の自分に向く気がする。だから忘れない。
「そうだね」と合わせた彼氏を、信じるな
会計後によくあるやつだ。
「さっきの店員、使えなくない?」「絶対バイトでしょ」
彼氏は「そうだね」と合わせることがある。ここでハッとしてほしい。
同意は同感ではない。男はデート中に揉めたくないだけだ。
心の中では「人のミスを、ここまで楽しそうに悪く言うんだ」と引いている。
さらに男が地味に覚えているのが、「ありがとう」を言わない女。
水を置かれて無言。料理が来ても無言。なのに彼氏には「ありがとう♡」。
この差が怖い。男はこう感じる。
「俺への優しさは、人柄じゃなくて恋愛営業かもしれない」
逆に、男が一生覚えている場面
料理が遅れた時、「忙しそうだね。全然大丈夫だよ」と普通に言った。
店員が飲み物をこぼした時、「服にはかかってないので大丈夫です」と先に相手を安心させた。
会計後に自然に「ごちそうさまでした」と言った。
男はその場で褒めない。「君って店員さんに優しいね」とは言わない。でも覚えている。
その瞬間、男はこう感じているからだ。
「この子となら、トラブルが起きても一緒にいられそう」
恋愛で本当に見られているのは、何も起きていない時の可愛さではない。何かが予定通りにいかなかった時の態度だ。予約ミス、料理の遅れ、電車の遅延。小さな不機嫌の場面で、人間性は一気に出る。
我慢しろ、という話ではない
勘違いするな。店員に優しくすることと、我慢することは違う。
明らかなミスは伝えていい。失礼な対応には責任者を呼んでいい。不当な請求は確認すべきだ。
問題は、正当な主張に、相手への侮辱まで乗せること。
「確認していただけますか」で済むところを「普通わかりますよね?」まで言う。この一言で男は冷める。
覚えておいてほしい。
人は、自分が正しいと確信した瞬間に、本性が出る。
正しいことを言っていても、性格が良いとは限らない。
女性側の最適解
「優しい人だと思われよう」と演技することではない。やることは一つだけ。
イラッとした時ほど、言葉を一段だけ丁寧にする。
料理が遅い →「あとどれくらいかかりそうですか?」
注文が違う →「こちら、確認していただけますか?」
対応に問題 →「責任者の方とお話しできますか?」
大人の品は、我慢ではない。感情をそのまま他人にぶつけないことだ。
最後に
男は彼女の店員への態度を、意外と忘れない。
マナー採点をしているからではない。
いつか自分が、この店員側になるかもしれないと思っているからだ。
恋人に優しくできるのは当然。本当に見られているのは、自分に何も返してくれない人への態度。
店員に向けたその一言。彼氏は忘れた顔をしている。
でも、将来を考える男ほど、ちゃんと覚えている。
辛口ペンギンでした。
