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#123 男は皆、マザコンなのか

「男はみんなマザコンって本当?」 「彼がお母さんと仲良すぎて不安」

辛口ペンギンから先に結論を言う。

男は皆マザコンではない。 ただし多くの男は、自分が思っている以上に「母親に作られた"普通"」を持ち込んでくる。

毎日母親と電話する男だけがマザコンではない。

「女の人って普通、料理するでしょ」 「実家ではこれが普通だった」

この「普通」の製造元が母親だったりする。

つまり警戒すべきは、母親を好きな男ではない。母親から精神的に卒業できていない男だ。

旅行に連れていく。誕生日を祝う。それだけでマザコン認定するのは早い。本当に危ない男は、別のところに出る。3つ教える。

第1位 母親が「相談相手」ではなく「最終決定者」になっている男

同棲する家を決める。「母さんがその地域はやめた方がいいって」 結婚式の話。「母さんはこういう式がいいらしい」 子どもの名前。「一応、母さんにも聞いてみよう」

アウトだ。

母親の意見を聞くこと自体は問題ない。問題は、二人の問題に母親が議決権を持っていること。

そしてこの男は、自分をマザコンだと思っていない。「人生経験があるから」「参考にしてるだけ」と本気で思っている。

正体は別にある。

自分で決めて、失敗して、責任を取るのが怖い。

うまくいけば自分の判断。失敗したら「母さんもそう言ってた」。母親の意見は、彼の保険なのだ。

この男と結婚すると、あなたは夫婦喧嘩をしているつもりで、気づけば対戦相手が二人になる。

第2位 「世話されること」を愛情だと学習した男

母親が料理し、洗濯し、片づけ、体調を気遣う。それ自体は家庭の形だ。

問題は、その環境で「愛される=自分の面倒を見てもらうこと」と学習した男。

付き合いたては優しい。同棲すると急に出る。

脱いだ服を置く。皿を放置する。彼女が体調を崩しても「俺の飯どうする?」。怒られると「嫌なら言ってくれればやるのに」。

言われるまで見えない時点で、かなり重症だ。

この男が探しているのは彼女ではない。

母親が提供していた無償サービスの、次期担当者だ。

母親を大切にする男より、母親に何でもやってもらってきた男を警戒しろ。

第3位 母親と彼女を比較する男

「母さんの味噌汁はもっと薄い」 「うちの母親は仕事しながら家事もしてた」 「母さんはそんなことで怒らない」

即注意でいい。

彼の中で母親が「一人の女性」ではなく、女性の標準規格になっているからだ。

しかもズルいことに、彼は母親の苦労を見ていない。毎日料理が出て、家が片づいていた裏で、母親が何を我慢し、何度キレていたかを知らない。

完成品だけ見て育った息子が「うちの母親はできてたよ」と言う。

それは高級レストランの客が「料理って皿に乗せるだけでしょ」と言うくらい雑だ。

生々しい実例:「母さんを仲間外れにする必要ある?」

結婚前、彼は母親思いの優しい男だった。週末は実家へ。母の日にはプレゼント。彼女も「家族を大切にする人って素敵」と思っていた。

爆発したのは結婚式の準備だ。

会場を決めるたび母親に報告。ドレスの写真も送る。新婚旅行先にも母親が意見する。

「二人で決めたい」と言う彼女に、彼は返した。

「母さんを仲間外れにする必要ある?」

違う。夫婦の中心に母親を入れないことは、仲間外れではない。

だが彼には分からない。生まれてからずっと、重要なことは母親と決めてきたからだ。

ハッとしてほしいのはここだ。

婚姻届を出しても、男は自動では精神的に独立しない。「結婚したら妻が最優先になるはず」は、あなたの願望であって彼の仕様ではない。

マザコン度は「頻度」ではなく「決定権」で測れ

問題ないケース

  • 毎日母親と連絡している。でも二人の決断は二人でする。母親が彼女を批判したら止める。彼女との約束を優先する → ただの良好な家族関係

危険なケース

  • 月1回しか連絡しない。でも母親が反対すると何も決められない。母親に彼女の愚痴を全部話す。母親と彼女が揉めると黙る → 連絡は少なくても、精神的には未卒業

そして最悪なのが、「母親には悪気がないから我慢して」と言う男。

悪気の有無は関係ない。境界線を越えたなら、息子である彼が止める。それができない男は、結婚後もずっとあなたに我慢を外注する。

女性側の最適解

「お母さんと仲良い?」と聞くな。答えに意味がない。見るのは3つ。

  • 自分のことを自分で決められるか

  • 母親と彼女の境界線を作れるか

  • 生活能力を女性に丸投げしないか

特に見るべきは、母親と意見が違った時の彼だ。

母親の言う通りにするのか。不機嫌が怖くて逃げるのか。それとも、

「心配してくれてありがとう。でもこれは自分で決める」

と言えるのか。この一言が言える男なら、母親と仲良しでも問題ない。

辛口ペンギンの最終判定。

男は皆マザコンではない。だが、母親から受けた愛情を「女なら当然してくれるサービス」だと思っている男は、想像以上に多い。

結婚するなら、母親を捨てる男ではなく、母親から卒業している男を選べ。

結婚後に一番苦しいのは「お母さん大好きな夫」ではない。

妻と母親の間に立つ覚悟がないくせに、両方から好かれようとする夫だからだ。

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