#117 男はマッチングアプリで女性を選ぶとき、ここを見る
あなたのプロフィール、男に3秒で閉じられている。
理由は美人じゃないからではない。
男は女性を「選んで」いないからだ。「除外して」いる。
女性は加点法でプロフィールを作る。趣味を足す。仕事を足す。「真剣な出会い」を足す。
男は減点法で見ている。怪しい点、面倒な点、金がかかりそうな点。ひとつ見つけた瞬間、次へスワイプ。
つまり勝負は「どれだけ盛るか」ではなく、「どれだけ減点されないか」で決まっている。
辛口ペンギンから、男が減点ボタンを押す瞬間を4つ教える。
1位 男は写真を見ていない。「写真と実物の差」を見ている
アプリ歴の長い男ほど、あなたの一番盛れた写真を見て、こう考えている。
「で、実物は?」
肌が不自然にツルツル。顔のアップと斜め上の角度しかない。全身写真ゼロ。
この時点で男の頭の中は恋愛ではなく捜査に切り替わる。
女性は「最も盛れた一枚」で勝負する。男は「最も怪しい一枚」を探して判断する。ここが決定的なズレだ。
そして怖いのはここから。写真100点で会っても、実物が90点なら男は冷める。容姿の問題ではない。「騙された感」で冷める。デート中は笑顔で、帰宅後に男友達へ「加工強い子はもう無理」と送る。あなたが「楽しいデートだった」と思っている、その夜に。
勝つのは写真100点の女ではない。写真80点、実物85点の女だ。
会った瞬間の「写真よりいいじゃん」ほど、男を前のめりにさせる武器はない。
2位 美人すぎると「いいね」が減る理由
ハッとしてほしいのはここだ。
男は、魅力が高い女性を選ばない。「自分が歓迎されそうな女性」を選ぶ。
高級ホテル、海外旅行、ブランド品、完璧なメイク。女性にとっては「充実の証明」。男にとっては「俺の出る幕がない証明」だ。
年収500万円の男の脳内翻訳はこうだ。
「金かかりそう」「俺の店選びじゃ無理そう」「どうせハイスペ狙い」
だから、高級店の写真を並べた美人Aさんより、餃子を頬張る普通顔のBさんに「いいね」が集まる。男が想像できるからだ。「この子なら近所の焼き鳥屋でも笑ってくれそう」と。
男が押しているのは、あなたの顔ではない。あなたの隣にいる自分の姿だ。
その席が想像できないプロフィールは、どれだけ美しくてもスルーされる。
3位 自己紹介文が「利用規約」になっていないか
「遊び目的お断り」「返信遅い人無理」「会う気ないならいいねしないで」
真剣さを伝えたいのは分かる。だが男に届くメッセージはこれだ。
「過去に何かあったな。要求多そうだな。まだ何もしてないのに怒られてるな」
プロフィールは、過去の男への注意書きを貼る場所ではない。
そして最悪の皮肉がここにある。ヤリモクはそんな文章を読まない。読んで静かに離れるのは、誠実な男だけだ。
地雷除けの文章が、地雷ではなく良客を除けている。
4位 男が一番困るのは、ブスではない。「話しかける理由がない女」だ
「カフェ巡りが好き」「旅行が好き」「美味しいものが好き」
全員書いている。男は画面の前で固まる。「で、何て送れば?」
一方、こういう一文があると男は動ける。
「ラーメンは塩派です」「旅行先では必ずスーパーに寄ります」「最近ひとりサウナデビューしました」
男は会話上手な女を選んでいるのではない。自分を会話上手にしてくれる女を選んでいる。
最初のメッセージのハードルを下げてくれた女性に、男は勝手に好感を持つ。
結論:美人度を上げるな。男の不安を下げろ
いいねが来ないとき、加工を強くするのは真逆の行動だ。やることは3つ。
メイン写真は顔が分かる自然な笑顔。サブに全身。さらに食事や趣味など「生活が想像できる一枚」
自己紹介文から審査条件を削除し、ツッコめる具体性を一つ入れる
「会ったら楽しそう」を軸に全体を組み直す
男はスワイプしながら、未来を4つ査定している。
実物はどうか。俺でも相手にされるか。会話は続くか。一緒にいて疲れないか。
辛口ペンギンは言う。
選ばれる女性は、一番美しい女性ではない。男が安心して右に滑らせられる女性だ。
恋愛市場で強いのは、完璧な女ではない。
男の想像の中に、自分の席を一つ作れる女だ。
