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第324夜 女子は「異世界の住人」だ。9万8千回カラ回った皇子が、天性のジゴロに教わった、絶望的にシンプルな真実。

今宵は、デュークという男について語らねばならない。

通称、囲いのデューク。
皇子12神の一角を担うジゴロだ。

女性たちから圧倒的評価を集める12神の中においても、デュークはその甘い語り口と、隠そうとしても溢れ出る色気においてはナンバーワンと言っても過言ではない。

以下は、デュークについて書いた過去の日記だ。

デュークは女子と対峙する上で、皇子のように焦ったり、先走ったりもしない。

つねに余裕の陣構えで女子と接する。
2人で会っているときも、女子にその気がないと固執せずに爽やかに解散する。
その日に対局という結果を出すことも多いが、そこに縛られてもいない。

飲み会などでは、自分はギラつかず、他のメンバーのアシストに徹することも多い。

彼は言う。
「皇子、女子は男とは全く違う生き物だよ。同じと思うから期待もするし、傷つくこともある」
「異世界の住人と思ったらめちゃくちゃ気が楽」

皇子がカラ回りの話をするたびに彼はこうやって皇子をたしなめる。

これは、けっしてデュークが女子を下に見ているわけでも、バカにしているわけでもない。
脳の構造がそもそも違うので、男の理屈で女子を捉えるなと言っているのだ。

確かに、こちらの都合で女子と会話を紡いでも、こちらの立場で良かれと思って行動を起こしてもそれが向こうにとって良かれとなることばかりではないからな。


彼は、これはと思った女子に対しては畳み掛けるようなアプローチを仕掛ける。
ただそれは一般的に言われる「追っかけている」とは違う。

頻繁に会ってくれるし、一緒にいる間楽しいし、この人、私に好意があるんだろうなと思わせたと思ったら、急にそっけなかったりする。


デュークから女子に対して「付き合ってほしい」という言葉は発したことはない。
でも、普段の言動や行動から
「この人は本当に私のこと必要としていて、私のことを理解してくれてる」
と思い込み、「じゃあ私たちもう付き合ってるみたいなものだ」と、曲解してくれるのだ。

自分が常に主導権を握りながらも、会うと優しいし、楽しませてくれる。
お金や時間で、男子のセコさを感じさせる瞬間はない。
だから、彼は女子に取っては、滅多にいない男の位置に陣取ることができる。


デュークは続ける。
「女子の体ではなく、心を抱きすぎてしまうんだよね、俺」

なんだそれ。

でも確かに、デュークと関係を持った女子は、何をされてもずっとデュークのそばを離れない。

あとは、彼は女子に執着しないという。

「俺と会ってる間、他の男と付き合ったりするのも許してる」
「でも、不思議とその男と別れた後、戻ってくる。やっぱりデュークがいい、って」

最終的にこの人なら包み込んでくれるという絶対的な安心感。

だから女子は沼にハマる。
彼は女子たちから敬意を込めて「デューク様」と呼ばれる。

ただ、デュークの裏の顔も皇子は知っている。
心まで抱いてしまった女子に対しては、長文LINE、メンヘラな振る舞い、ときに辛く当たる。

どうでもいい男にこんなことされたらほぼすべての女子は冷める。
でも、一旦入り込んでしまったらその一見、ヤバめの行為すら、更に深入りする要素になったりする。

彼は、駆け引きをしているつもりはない。
天性のジゴロなのだ。


女子も馬鹿ではない。
デュークがそういう男だというのは少し一緒の時間を過ごせば直感でわかる。
女子によっては
「わたしは、ああいうタイプの人のこと絶対好きにならないと思う」
と言う。

でも翌週話すとその女子がデュークにハマっていることもある。


女子の求める男とは、そして女子が求める幸せとは一体何かを、再度考えさせてくれる男である。


総評
ただ、一切再現性はない。



本日の対局
結果     カラ回り
エロス    ★★★★★
難易度    ★★★★★
なごみ度   ★★★★☆
モテ度    ★★★★★



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カラ回り皇子 いつもありがとうございます。頂戴したチップはもうカラ回りしなくていいように自分磨きに利用させていただきます。 今日の良き日にカラ回り皇子から愛を込めて