信頼関係と裏切りと、植物のアナロジー
人間関係、特に深い信頼関係において、信頼、思いやり、お互いの変化を受け入れることは大切です。年齢を重ねてもお互いに肯定し続け、関係性を育て続けるからこそ、揺るぎない安心を保てます。
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みなさんは裏切られたことはありますか? 信じていた友達に秘密を漏らされたり、信用していた人にお金を持ち逃げされたり、恋人に二股をかけられたり、裏切りには様々な形があります。これらは単なる約束違反ではなく、味方から攻撃されるような痛みを伴います。
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植物の世話をイメージなさって下さい。小学生の頃、朝顔を育てませんでしたか? トマトやきゅうり、バラの方もいるでしょう。祖父は菊が好きでした。種を蒔く前に土壌を整え、水をやり、日をあてて、虫避けをする。言葉を話せないし、犬や猫のように感情表現出来なくても、世話をすると花や実でこたえてくれますね。その過程の、青く逞しく育つ姿も、みずみずしい。
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残念なことに、人間関係では、しばしばこの植物への配慮が欠けます。特に親密な関係で、相手への気遣いを行えないことがあります。何も言わないから、甘えてしまうのかもしれない。何も言わなくても植物は手間をかけるのに。これは一種の裏切りに見えます。不作為だから。
ことに、未成年や弱い立場の人々に対する裏切りが卑怯なのは、力の非対称性に加え、本来守られるべき存在を傷つけるからです。味方で当たり前の人が、攻撃するのだから、苦しい。
パートナー間の問題は、育った環境の違いから生じる「当たり前」の齟齬も一因です。意図せず相手を傷つけてしまうこともあるでしょう。おそらく、普遍的な解決策はないです。だから、それぞれの関係性に合わせて、自分たちの答えを出す必要があります。
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人間の体は年齢とともに変化します。18歳や25歳で時間を止められない。今のところこの変化を止めることはできません。けれど、受け止め方は選択できます。パートナーの変化をポジティブに捉え、どの段階も愛おしさを見つけて励まし続ける関係性は、安心できませんか? この観点で、森高千里の『私がオバさんになっても』は、知恵があります。若さだけを見ていないか、問われるのだから。
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これらの問題に、完璧な答えはないです。特効薬も無いはずです。みんな、本当に違う。だからこそ、確認し合う姿勢を保つことで、大きな矛盾や破綻を避けることができるでしょう。相手の変化を受け入れ、励まし合える関係性を築くことは、大切な人を裏切りで傷つけない確かなルートかもしれませんね。
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