人として幼くて、高学歴で仕事もできるけど、教育の失敗だと思う昭和時代の父から得た教訓、つまり育児への尊敬の話

当時としては晩婚だったので、存命なら80歳の世代の、父のことを話します。デリケートな話題を含むから、「君の家の話なんだね」とご覧くださると嬉しいです。

アポローンに愛され、アポローンの恋人になる代わりに予言能力を授かった。しかし予言の力を授かった瞬間、アポローンの愛が冷めて自分を捨て去ってゆく未来が見えてしまったため、アポローンの愛を拒絶してしまう。憤慨したアポローンは、「カッサンドラーの予言を誰も信じないように」という呪いをかけてしまった。カッサンドラーは、パリスがヘレネーをさらってきたときも、トロイアの木馬をイリオス市民が市内に運び込もうとしたときも、これらが破滅につながることを予言して抗議したが、誰も信じなかった

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC

おそらく神話の成立過程で自分達の祖先の物語を持ち寄ったから、アポロンやゼウスはパートナーたくさんいますね。それにしてもアポロン、愛した人を呪うな、そういうとこだぞ。

信じてもらえないことは、苦しいです。

うちの母じゃんと思っていたら、正式な病名ではないけど、カッサンドラ症候群という概念を知り、これだよと1人納得しました。

亡き父が、話が通じなくなる傾向があるので。
例えば、妻は知性と教養のある大人の男性だと思い込んでいます。

僕の年下のきょうだいが幼稚園児くらいの時に、生協のキャラメルポップコーンを一緒に食べて、ご飯を食べたがらないのを見ていたから、小学生の私にとって、父がアンバランスで幼いことは理解していました。

土曜日も小学校がまだあった時代だから、学校から帰って野菜炒めを作って焼きそばにして、父と年下のきょうだいとお昼にすることもありました。父よ、出てくるのを待たず、保護者のあなたが作っていいんですよ……。80年代の昭和のお父さんです。

母が傷ついたり話し合うのを諦めることは、息子視点だと父の言葉が足らなくて、照れ隠しなどの感情表現を含み、深い意味はないことも見えるのですが、本人たちはすれ違います。

大体、男尊女卑な家父長制度は男性も歪めていて、「男は喋るな、女がすることだ」みたいな教育も受けており、話し合う基礎が壊れています。女性がジェンダーバイアスで今も不利益を受けています。人間を不幸にすると、私は考えています。

発達障害に関する断片的な知識で、誰かにレッテルを貼って理解したつもりはダメです。そうではなくて、例えば私が愛する父が、愚かな行動をするのは、高学歴でも教育の失敗とか、本人がおそらく生まれ持った個性や特性が関係する、悪意や怠慢以外の、複雑で多面的な問題に思うのです。

パートナーにしか抜けない棘があるのに、棘を抜く役割の代わりに、棘を与えてどうするのかと膝から崩れ落ちます。今も苦労される方はいるだろうけれど、昭和の女性達、もっと遡った祖先達、大人になりきれない伴侶の問題でお疲れ様でした。


中年になってから、遡って復習することは、とても困難です。育児って、そのお子さんの人生の始まりの元手だと思うから、様々な受験と同じかそれ以上に大切だと思うのです。

人は疲れるし感情もあるから、育児なさってしんどい日や報われない日もあると推察します。けど、うちの父みたいに、息子から「高学歴でも教育の失敗」と理解されるような悲喜劇を回避する、とても大切なことだと尊敬しています。

教育の成果は長い目で見る必要もあるから、全ての保護者と教育者の方々、毎日お疲れ様です🍻

#育児日記

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三澤直己 | カラストラガラ / Trgr | フォロバ100% ここまでお読み下さり感謝。各種SNSでのシェアも励みになります。非営利の取り組みが多いため、チップのご検討、助かります。

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