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韓国ドラマ『刑務所のルールブック』こんな刑務所あり?

⚖️あらすじ

ある日突然「塀の中」に放り込まれた一人の男を中心に描かれるヒューマンドラマ。

主人公は、将来を嘱望されたプロ野球選手。

順風満帆だった人生は、ある出来事をきっかけに一転し、刑務所での生活を余儀なくされる。
そこは、罪を犯した人間たちが集められた場所。けれど同時に、不器用な優しさや、どうしようもない現実、そして人間らしい滑稽さが混ざり合うもう一つの社会でもある。

個性豊かな囚人たち、そして彼らを見守る刑務官たちとの関係の中で、主人公は少しずつ「生きること」の意味と向き合っていく。

笑いと切なさが同居する、静かに胸を打つ物語。
とにかく登場人物が多いので相関図お借りした。
もぅ錚々たるキャストがクセ強な役を演じてます。人物みんな濃ゆい。

kntvより


📝感想

『刑務所のルールブック』というタイトル、やっぱり少し損をしている気がする。
実際の中身は、想像していたような冷たさや厳しさとはだいぶ違う。

むしろ驚くほど優しくて、どこか“おとぎ話”みたいな世界。
正直、こんな刑務所は現実にはないと思う。
みんなあまりにも人が良すぎる。
だから最初はかなり引っかかる。
「さすがにこれは甘すぎないかなぁ?」と。

ただ、見ていくうちに登場人物それぞれの事情が見えてくると、その違和感が少しずつ揺らいでくる。
みんな何かしら抱えていて、「そうする(犯罪犯す)しかなかったのかもしれない」と思わせる背景があったりしてね。

ミンチョルさんに関しては、そもそもやくざという立場の時点で「普通の善悪」では測れない。
犯罪を犯すこと自体が彼の世界では日常で、ある意味では必然だったとも思う。
ただ、弟分が自分をかばって人を殺め、死刑になったことで、彼の中で何かが変わる。
その後の在り方には、確かに「改心」の重みがあった。

それでもやっぱり、この作品は全体的に人を良く描きすぎているな…とは思う。
現実はもっと不条理で、もっとどうしようもないはずだから。

だけど不思議なことに、その甘さを最後まで突っぱねることができなかった。
たぶんこれは、「人は少しくらい善を持っていてほしい」という気持ちに寄り添ってくるドラマだからかな。観ていて心地良い甘さ。

その中で、はにゃん(ヘロリン)のエピソードだけは明確に異質(涙目)
他が比較的救いのある流れの中で、彼だけが取り残されたような結末。
あそこは正直かなりきついし、もっと先を…見たかったと思ってしまう。

主人公の不屈さや、受刑者のみんなの団結力、刑務官であり幼馴染のジュノやパン部長の不器用な支えも含めて、ヒューマンドラマとしてめちゃくちゃ面白い。

そして何より大きいのは俳優陣の力。
この「甘すぎる世界観」を成立させてしまっているのは、間違いなく彼らの演技だと思う。
違和感を感じる余地ごと、押し切られる。

16話と長いのに、見終わったあと「まだ続いてほしい」と思ってしまった。
その時点で、もうこの作品に負けたな(笑)
もっとみんなの未来が観たかった。

ラブストーリーが苦手で韓国ドラマを避けていた人にも、これはおすすめ。

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