#137 美容室「S」美容師人生で忘れられない一通の手紙 .11
美容師をしていると
嬉しい言葉をかけていただくこともあれば
どう受け取っていいのかわからない出来事にも遭遇する。
私が受け取ったのは
今でも忘れられない一通の手紙だった。
(実話✂️)
スタイリストの加納さんが
ポストに入っていた手紙を
ニヤニヤしながら私のところへ持ってきた。
この頃の私は懸賞にハマっていて
なぜかよく当たっていた。
“また何か当たったのかな?”
そんな軽い気持ちでいると
加納さんが言った。
「これって、令和さんのことですよねぇ〜」
手紙を受け取り
表に書かれていた文字を見た瞬間
顔がカッと熱くなる。
住所はなく
書かれていたのは宛名だけ
「大好きな舞♡姫へ」
それを見た瞬間
嫌な予感しかしなかった。
思考が止まった。
恐る恐る中を開けると、
そこには、こう書かれていた。
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大好きな舞♡姫へ
大好きな舞ちゃん
僕たちが出会ってから
こんなにも長いのに
ずっと変わらない気持ちで思ってるよ。
相思相愛って、
こういうことを言うんだね!
今日も仕事姿を見て
頑張ってるなと思って
応援してたよ。
舞ちゃんが大好きなヤベッチこと矢部より
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ヤベッチこと矢部…
矢部さん…
ヤベッチなて呼んだこともない…
矢部様は
美容室「U」時代から担当している
男性のお客様だった。
私が美容室「U」を辞めたあとも
変わらず、ずっとついてきてくださっていた。
研究所勤務で
趣味は筋トレと登山
一見すると、爽やかで礼儀正しい人
そんな印象しかなかったからこそ
この手紙を読んだ瞬間
背中にゾッとするものが走った。
これは好意なのか。
それとも
踏み込んではいけない一線を
もう越えてしまっているのか。
美容師という仕事は
お客様との距離が近い。
その分、こちらの何気ない言動が
好意や愛情だと
勘違いされてしまうこともある。
手紙を読み終えた、その時だった。
加納さんが、ひそひそ声で言った。
「ねぇ……あの男の人。
ずっと、こっち見てますよ……」
視線の先にいたのは
矢部様だった。
矢部様の行動について
あなたはどう思いますか?
感じたことやご意見を
ぜひコメントで教えてください🙇♀️
同じような経験がある方がいたら、
それもぜひ教えてもらえると嬉しいです。
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こちらの記事は
美容室「S」のお客様です✂️
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2011年東日本大震災で美容室の壁にヒビが入り、応急処置で営業を続けてきましたが限界です。修繕費用が厳しいため、無理のない範囲でお気持ちだけでもご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします🙇♀️