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呉を考えるイタリア旅#2|ミラノからラ・スペツィアへ、港町へ向かう列車の旅

ミラノに着いて2日目。
今日は港町ラ・スペツィアに向けて、1泊2日の旅に出ました。
ミラノ中央駅6時発の電車に乗るのに、ここちゃんの部屋を4時30分に出発。

チケットの手配も、ラ・スペツィアまでの道のりもここちゃんにおまかせです。
地下鉄はまだ動いていない時間なので、路面電車とバスを乗り継いで駅へ向かいます。
「いいよ、ここちゃんについていくから」
僕と奥さんは、彼女の後ろを歩きます。
ここちゃんの背中を見ながら、去年まで高校生だったのに自分で選んだ道を歩む彼女を見て、将来も楽しみだなとしみじみ感じました。

まだ眠るミラノの街を歩き、運河を渡って駅へ向かう。  ミラノは「運河の街」とも呼ばれ、かつてはドゥオーモの大理石や物資を運ぶ重要な水路だったそうな。

まずは路面電車に乗ります。

午前5時前、こんな時間でも路面電車は走り、車内はほぼ満席。
こんなに朝早くから動いている人が多いのは少々驚いた。

ミラノでは、路面電車が街の日常に溶け込んでいる。
「ウォーカブルな街」とは、歩くだけではなく、公共交通を気持ちよく使える街なのかもしれない。


そして、バスに乗り換えてミラノ中央駅へ向かいます。

前日、空港に迎えに来てくれる時ストライキでバスが来なかったから、バスが時間通りに来るか心配なここちゃん。
この後無事に来ました😊

そして5時32分、ミラノ中央駅に無事到着♪
駅舎がとにかく美しい!
「都市の顔」として造られた建築であることを肌で感じました。

そして、6時発の電車に乗るのに改札を抜けると、日本の駅とはまったく違う空気を感じる。巨大な鉄とガラスの屋根の下には24本ものホームが並び、全てが行き止まり式ホーム。
そこは単なる「列車に乗る場所」ではなく、旅立ちそのものを演出する空間でした。

電光掲示板も絵になる。
しっかり見てないと乗り遅れる(笑)

何番ホームに入ってくるかは電光掲示板に表示されるのだが、6時になってもホーム番号は表示されません。

「あれ?」

すると電光掲示板に
Rit. 20’(20分遅れ)

しばらくすると
Rit. 40’(40分遅れ)

「まだ伸びるの!?」
「まあ、いいや」と、
改札に入る前に買ったパニーニやドーナツとコーヒーをゆっくり頂きながら、ミラノ中央駅を散策できたのでこれも良かった。

そして、6時45分にホーム番号が表示され、みんながホームに駆け足で集まり6時54分に出発。
54分遅れも誰も気にしてない感じ。
そんなネットや動画では感じられない現地の空気を体験できるのもリアルの楽しみの一つですよね。

ホームが長いので先頭車両だと結構歩く事になる

いよいよ出発!
ラ・スペツィアまでの約3時間半の旅は、景色が少しずつ変わっていくのが楽しめました。
ミラノ市街地を抜けると工場や住宅街が続き、その後は農地や小さな町が点在する平野が広がります。
そして、トンネルが一気に増えて山岳地帯へ。山あいの渓谷や川が見えたり、また長いトンネルに入ったりを繰り返します。
この感覚は、去年乗った名古屋駅から松本駅に向かう「特急しなの」に似ていました。イタリアの鉄道旅も良いですが、松本へ向かう鉄道旅も世界から訪れる価値のある日本の風景だと再確認しました。

山を下り始め、ジェノヴァの手前になると「港町に向かっている」という実感が湧いてきます。
ジェノヴァ駅周辺からはカラフルな家並みが増え、地中海に来たという実感が一気に高まります。そこからは山が海のすぐ近くまで迫る地形になり、再びトンネルが増えますが、時折パッと地中海が見えるたびに車内に歓声が上がります!
おしゃべり好きなイタリアの人たちが、その瞬間だけ一斉に声を上げるのが面白かったです。
今回は山側の指定席しか取れませんでしたが、次はぜひ海側の景色を楽しみたいな。

ほとんどがトンネルの区間を抜けると、気づけばラ・スペツィア中央駅に到着していました。

イタリアはトイレが少ないので、まずはホームのトイレへ。
入口でおばちゃんが待っていて、1ユーロ払って入るシステムでした。

トイレ入る時には人が少なかったけど、出る時に団体さんがやってきて行列に。


駅前では赤いモニュメントがお出迎え。
イタリア海軍の街ラ・スペツィアがどんな街か見る事ができるのでワクワクです。
今のところ海軍の気配はなく、港も見えませんが、カラフルな街並みには港町らしさがあふれています。
ひとまずホテルがある街中へ歩いて向かうとしよう。

続きは#3で。

この駅前のモニュメントについてはまた今度書きますね

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